チコリはどんな野菜？味や栄養価・効能は？食べ方のおすすめも紹介！

チコリにはどのような調理方法が向いているのでしょうか。チコリを美味しく食べるためのおすすめの食べ方や調理方法について紹介します。

チコリは生食することができる野菜で、サラダとして食べるほか、剥いた葉に魚介のマリネや生ハムなどを乗せて食べる方法が主流です。チコリは加熱しても美味しい野菜で、茹でて温野菜にしたりフライパンでソテーしたりする食べ方も人気です。

そのほかにもチコリをグラタンやリゾットの具材に使うレシピや、半分に切ったチコリをオーブンで焼いて肉料理に添える使い方もあります。

チコリの根を焙煎したものはコーヒーに似た味わいのチコリコーヒーやお茶に使われており、岐阜県ではチコリの根を使った焼酎の製造が行われています。また、ヨーロッパではチコリの根をハーブの材料にも活用しています。

チコリの根には食物繊維やイヌリンが多く含まれているため、チコリの根で作ったコーヒーやお茶を飲むとチコリの栄養素をより効率よく摂取することができるでしょう。

チコリの花はエディブルフラワーと呼ばれる食用の花に分類されており、生食することができます。日本ではチコリの内側の葉の部分を食べるのが主流ですが、原産地のフランスでは日常的にチコリの花も食べているようです。

チコリの花は午前中にしか咲かないため、花を食べたい場合は家庭菜園でチコリを育てるのがおすすめです。チコリは春の温かい時期に種をまくと初夏が近づく頃に水色の花を咲かせます。摘み取ったチコリの花は、彩としてサラダに添えるのがおすすめです。

チコリは生でサラダとして食べるだけでなく、フライパンやオーブンで焼いても美味しくいただけます。ここからは、チコリを使ったおすすめのレシピを3品紹介します。

チコリの形状を生かしたサラダのレシピで、チコリにアボカドやサーモンを盛り付けるだけで、豪華な一皿が完成します。具材を乗せたチコリが不安定になる場合は、底の部分を薄く削ぐと安定して自立しやすくなります。

チコリをバターや砂糖で焼き付けたソテーのレシピです。チコリをソテーすると、生とは違った柔らかい食感が楽しめます。弱火で加熱するとチコリから水分が出るため、材料をフライパンに入れたら強火の火加減で加熱してください。