タパスとは?ピンチョスとの違いは?スペイン名物の特徴を比較して紹介!
タパス・ピンチョスとは何かそれぞれ知っていますか?お酒のおつまみとして日本でも定着しつつありますが、今回は、タパスとピンチョスの違いを〈発祥・名前の由来・定義〉など比較して紹介します。タパスとピンチョスのおしゃれなレシピも紹介するので参考にしてみてくださいね。
目次
一番わかりやすい違いは「大きさ・サイズ」
タパスとピンチョスはどちらもバルと呼ばれるスペインの酒場で楽しまれている料理ですが、盛り付け方法などに違いがあるのがわかりました。その中でも一番簡単な見分け方は、料理の大きさとサイズです。
タパスは語源の蓋が意味するように、ワイングラスの飲み口と同じくらいのサイズの小皿に盛られた料理のことを指します。フォークやスプーンが添えられていることが多く、日本だとお惣菜や一品料理のイメージが近いかもしれません。
一方のピンチョスは名前の由来の通り串に刺された料理で、その大きさは一口サイズのものがほとんどです。小皿に乗せられただけのオリーブやハムはタパスですが、それらの具材を組み合わせ串に刺して盛り付けられるとピンチョスと呼ばれます。
タパス・ピンチョスのおしゃれレシピを紹介!
タパスもピンチョスも気軽に作ることができ、色とりどりの具材を使えば見た目も華やかでおもてなし料理にもおすすめです。身近な食材で作れるタパスとピンチョスのレシピを2つずつ紹介します。
①にんじんサラダ
タパスとしてはもちろん、常備菜にもぴったりなにんじんサラダのレシピです。にんにくの香りと甘酸っぱい味付けが食欲をそそりお酒も進みます。好みの食感になるように加熱時間を調整しましょう。
②マッシュルームのタパス
マッシュルームと生ハムを使った温菜のタパスを紹介します。使用するのはシンプルな具材ながら、コク深い味わいとマッシュルームの旨みが存分に楽しめる一品です。オリーブオイルをたっぷりと使い、回しかけながら作るのが美味しさのコツです。
③スパニッシュオムレツのピンチョス
じゃがいもと玉ねぎが入ったスパニッシュオムレツも、小さく切って串に刺せば立派なピンチョスになります。オムレツの間にこんがりと焼いた厚切りのベーコンをはさむと食べ応えも十分です。子供から大人まで楽しめるピンチョスをぜひお試しください。
④タコとアボカドのピンチョス
スペインでもよく食べられているタコを使ったピンチョスです。アボカドとも相性の良いわさび醤油を合わせて、バスク名物のピンチョスに和の要素も取り入れられています。それぞれの具材を切って串に刺すだけのお手軽な一品です。