ビーフンの戻し方は?くっつかない方法はある?かかる時間・コツをそれぞれ紹介!
ビーフンの戻し方を知っていますか?くっつかない方法はあるのでしょうか?今回は、ビーフンの戻し方を<お湯・水・レンジ>の方法別に紹介し、その戻し時間を<汁ビーフン・焼きビーフン>など料理別に紹介します。<タイ・台湾>などビーフンのレシピも紹介するので参考にしてみてくださいね。
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ビーフンがうまく戻せない…くっつかない方法はある?
中華料理の食材の1つであるビーフンは乾麺なので、調理するにあたって麺を戻す必要があります。しかしビーフンを戻す過程で麺がくっつくことに、辟易とする人も少なくありません。ここでは、ビーフンを乾麺から上手に戻す方法はあるのかを説明します。
ビーフンなど乾麺の戻し率を知ろう
ビーフンに限らず乾麺を戻す際にはお湯で茹でるのが基本ですが、麺に適した戻し率を知っておくことも大切です。戻し率とは、乾麺の状態とお湯で茹でることで増えた重量との差を意味します。ビーフンの戻し率は約3倍なので、乾麺50gをお湯で茹でると150gになる計算です。
ちなみにうどんの戻し率は3倍、スパゲッティの戻し率は2.5倍、マカロニは2倍とそれぞれに差があります。
ビーフンの戻し方やその時間は?
ビーフンはお湯で茹でて戻すのが基本ですが、それ以外にも方法があります。またどんな料理に使うのかによって、適した硬さが異なるものです。ここではビーフンの戻し方やその時間について、焼きビーフンや汁ビーフン、サラダ、和え物などの場合も含めて説明します。
①お湯で茹でる戻し方
お湯で茹でる戻し方は、以下の通りです。
①大きな鍋に水を入れて沸騰させる
②①にビーフンを入れて茹でる
③サルにあげてから冷水で冷やす
④③の水を切る
ビーフンを茹でる時にはグラグラになるまで加熱せず、ふつふつとする程度の火加減にするのがポイントです。焼きビーフンや汁ビーフンに使う時には4分程度、サラダや和え物に使う時には6~7分程度茹でると美味しく仕上がります。加熱調理する場合の方が戻し時間が少ないのは、麺を硬めにしておかないと料理が仕上がったときに柔らかくなりすぎるからです。
また水切りしてすぐに使わない場合は、少量の油をまぶしておくと調理の際にくっつくことがないので便利です。サラダに使う際には、ドレッシングを和えておきましょう。
②茹でずに水を使う戻し方
ビーフンは茹でるとくっつくので、水を使って戻す方法もおすすめです。
①ボウルに水をはる
②ビーフンを入れる
③好みの固さになるまで置く
ビーフンを水に浸ける時間は30分ほどが目安です。この場合も、焼きビーフンや汁ビーフンにする際には、少し固めの状態で調理を始めると美味しく仕上がります。サラダや和え物にする時には、自分好みの硬さになるまで水に浸けておきましょう。
③電子レンジを使う戻し方
ビーフンの電子レンジを使う戻し方は以下の通りです。
①耐熱容器にビーフン30gと、2カップ程度の水を入れる
②電子レンジ600ワットで3分加熱する
③ザルにあげて、冷水にさらす
④しっかり水切りしたら出来上がり
国産のビーフンは原料がばれいしょでん粉のものが多く、電子レンジで戻すと食感が柔らかくなりすぎるのでおすすめできません。緑豆が原料の場合は電子レンジで戻しても程よい硬さになるので、活用してみてください。
ビーフンの活用レシピのおすすめ!
ビーフンは、実は様々な料理に活用できる食材です。ここでは、自宅でも簡単に作れて美味しい、ビーフンを活用できるレシピを3つ紹介します。
①台湾焼ビーフン
台湾の屋台でよく見られる焼きビーフンのレシピで、麺が海老殻のスープや干しシイタケの戻し汁を吸収し、奥行きのある美味しさです。海老や豚肉とともに野菜も豊富に使われているので、バランスのよい一品となっています。