インカルージュの特徴は?皮が赤いじゃがいも?味や食べ方・レシピのおすすめも紹介!
じゃがいもの品種「インカルージュ」を知っていますか?皮が赤いのが特徴の品種です。今回は、「インカルージュ」の〈味わい・食感・見た目〉など特徴や、旬・収穫時期や産地に加えて、保存して甘くする方法も紹介します。「インカルージュ」の食べ方・レシピや通販商品のおすすめも紹介するので参考にしてみてくださいね。
目次
インカルージュの旬は10月から4月にかけてになります。旬の期間が半年と長く、普通のじゃがいもよりも旬が遅いのが特徴です。これは収穫後に貯蔵して、越冬させることでインカルージュの甘みを引き出し、より商品の価値を高めてから出荷するからです。
収穫したてのインカルージュはよりホクホクとしていますが、越冬させたものは甘みが強いものになっているので、好みに合わせて購入するとよいでしょう。
インカルージュを保存して甘くする方法は?
インカルージュは低温で保存することで、甘みがより一層強くなるので、甘さを際立たせたい場合は以下のどちらかの方法で保存しましょう。
・そのまま冷蔵庫で保存する
・風通しの良い涼しい場所で光が当たらないようにして保存する
他のじゃがいもは野菜室の乾燥から、冷蔵保存には向いていません。しかし、インカルージュは他のじゃがいもよりも発芽が早く、できるだけ涼しい場所での保管が推奨されています。水でぬらすと腐る原因となるので、購入した時に濡れていた場合は拭き取って乾かしてから保存しましょう。
冷蔵庫に入り切らない場合は、変色を防ぐためにもできるだけ光が当たらないように段ボールに入れるなどして保存してください。
(*じゃがいもの保存について詳しく知りたい方はこちらの記事を読んでみてください。)
インカルージュの美味しい食べ方・レシピは?
煮崩れしにくいインカルージュは煮物にもおすすめの品種です。ホクホクとした食感と栗のような甘さを持つインカルージュを使って料理を作ってみましょう。
①ふかしじゃがいも
インカルージュのホクホクとした食感をそのまま楽しみたいなら、ふかしじゃがいもがおすすめです。まずは何もつけずに食べて素材の美味しさを味わい、そのあとでバターをつけて食べるなど、じっくりと味わいを楽しんでみてください。
②ポテトコロッケ
インカルージュは男爵よりもホクホクとした食感を生かして、コロッケにするのもおすすめです。インカルージュの甘みや食感がしっかり感じられるコロッケになるでしょう。
③おでん
じゃがいもは、品種によっては煮崩れしやすく煮物などには避けられることが多いです。しかし、インカルージュは煮崩れしにくいので、おでんに入れても出汁が濁りにくいのがメリットでしょう。