インカルージュの特徴は?皮が赤いじゃがいも?味や食べ方・レシピのおすすめも紹介!
じゃがいもの品種「インカルージュ」を知っていますか?皮が赤いのが特徴の品種です。今回は、「インカルージュ」の〈味わい・食感・見た目〉など特徴や、旬・収穫時期や産地に加えて、保存して甘くする方法も紹介します。「インカルージュ」の食べ方・レシピや通販商品のおすすめも紹介するので参考にしてみてくださいね。
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インカルージュの特徴は?どんなじゃがいもの品種?
最近はじゃがいもの品種の中で、名前にインカとつくものが多くなってきました。インカルージュもその一つですが、あまり見かけない品種なので初めて聞く場合も多いかもしれません。まずはインカルージュの基本的な特徴などについて紹介します。
インカルージュは赤い皮が特徴のじゃがいも
インカルージュは正式名称は北海98号で、2009年に品種登録された新しい品種のじゃがいもです。2001年にインカのめざめを増殖させる育種圃場内で、偶然皮の赤い種類が発見されたことがインカルージュの始まりです。
一般的なじゃがいもの皮は茶色ですが、インカルージュの皮はさつまいものような赤い色をしており、一見するとさつまいもとそっくりな見た目をしています。そこでその特徴的な赤色から、赤を意味する「ルージュ」を名前に取り入れたインカルージュの名前で流通されることになりました。なお、カットしてみると、身はオレンジがかった濃い黄色をしています。
(*赤いじゃがいもの種類について詳しく知りたい方はこちらを読んでみてください。)
インカルージュの味わい・食感
インカルージュの味わいは甘さが強く、食感はホクホクとしているのが特徴です。コクの強さからも、インカのめざめの特徴をよく引き継いだじゃがいもと言えるでしょう。甘さに関しては低温で貯蔵することでさらに甘さが増すと言われているので、のちに紹介する保存方法で保存してみてください。
じゃがいもがホクホクしている理由はでんぷん質の含有量によりますが、インカルージュのでんぷん質の量は、一般的なじゃがいもである男爵を越えています。また、インカルージュは食感はホクホクしているものの、煮崩れしにくく加熱すると鮮やかな黄色になるので、煮物に使うのもおすすめです。
Twitterの口コミ
晩ご飯はジャガイモの食べ比べ!😋
味の濃さは右上のインカルージュが一番!
右下のノーザンルビーは少し味が薄くて水っぽい。
真ん中の白いのが男爵、スタンダードなお味です。
真ん中で黄色がとうや、少し甘味が強くてお芋感がある。
左側のキタアカリはねっとりしてて味が濃い。
#ジャガイモ
インカルージュの値段・価格
インカルージュは出始めたばかりの品種であるため、あまりスーパーなどで見かけることはありません。生産地の地域では購入しやすいようで、スーパーでは100gあたり100円で購入できるようです。ネット通販ではおおよそ5kg3600円となっており、男爵が5kg2600円前後と言うことを考えると、小ぶりなじゃがいもながら高額であることがわかります。
(*じゃがいもの種類について詳しく知りたい方はこちらの記事を読んでみてください。)
インカルージュの旬・収穫時期や産地は?
あまり出回ることのないインカルージュですが、産地はどこでしょうか。ここでは、インカルージュの旬や産地について紹介します。
インカルージュの産地
インカルージュの主産地は北海道で、産地に近い場所の道の駅や物産館で購入できることがあります。また、その甘さが人気であることから東京でも生産している農家があります。自宅でも栽培できるので、種いもを購入して栽培すればインカルージュが安く食べられるでしょう。