タワラヨーデルの特徴とは?皮が赤いじゃがいも?味わいや食べ方・レシピのおすすめも紹介!
じゃがいもの品種「タワラヨーデル」を知っていますか?赤い皮が特徴の品種です。今回は、「タワラヨーデル」の〈味わい・食感・見た目〉など特徴や、旬・収穫時期や産地なども紹介します。「タワラヨーデル」の食べ方・レシピや通販商品のおすすめも紹介するので参考にしてみてくださいね。
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タワラヨーデルの特徴は?どんなじゃがいもの品種?
国内の一部の地域では、さつまいものような皮の色をしたタワラヨーデルと呼ばれるじゃがいもが売られています。タワラヨーデルとはどのような特徴をもつ品種のじゃがいもなのでしょうか。タワラヨーデルの見た目の特徴や味および食感、値段について解説します。
タワラヨーデルは赤い皮が特徴のじゃがいも
一般的なじゃがいもは表皮がベージュに近い色をしていますが、タワラヨーデルの皮はさつまいものような赤い色をしているのが特徴です。タワラヨーデルは1992年に長崎県で栽培されていたアンデスレッドから見つかった変異株で、それを育成して2000年に品種登録されたことで誕生しました。
タワラヨーデルの名前は、じゃがいも育成家である俵正彦が運営する農園で育成されたことに由来しています。タワラヨーデルは1個あたり50gほどの小ぶりの大きさのじゃがいもで、形は細長く勾玉に似た楕円形をしています。赤い色をした表皮はなめらかで芽が浅いため、皮が剥きやすいのが特徴です。
タワラヨーデルは成長する速度が速いため収穫量が多く、その量はメークインの1.8倍にも及びます。また、タワラヨーデルは日照りの時に水分を補給したり、葉裏に寄生した害虫を夜露で洗い流したりするなどといった自己防衛能力も備えています。
(*赤いじゃがいもの種類について詳しく知りたい方はこちらを読んでみてください。)
タワラヨーデルの味わい・食感
タワラヨーデルの果肉は黄色い色をしており、一般的なじゃがいものようなほくほくとした食感があります。タワラヨーデルはでんぷんの含有量が低い粘質のじゃがいもで、加熱調理しても煮崩れしにくいのが特徴です。タワラヨーデルはほくほくとした食感を活かしてマッシュポテトやポテトサラダなどに調理して食べるほか、皮ごと食べても美味しいです。
タワラヨーデルは熟成させるとねっとりとした口当たりに変わり、でんぷんの糖化が進むことで甘みが増して美味しくなります。熟成させたタワラヨーデルは栗やさつまいもと同じくらいの甘さになるため、普通のじゃがいもでは味わえない風味が楽しめます。
Twitterの口コミ
タワラヨーデルは栗芋とか言われるぐらいあって黄色でねっとりもっちりした食感とほんのり甘み。蒸かし芋にイカの塩辛とバターを乗っけてバーナーで炙るだけで香ばしいふっくらジューシーな塩辛バター芋の出来上がり!酒あわせ🍶
タワラヨーデルの値段・価格
タワラヨーデルの産地にあるスーパーでは、一袋に6個入ったものが120円前後の値段で売られています。一般的なじゃがいもは一袋あたり200円から250円ほどの価格が相場なので、タワラヨーデルの生産が盛んな地域では、タワラヨーデルは普通のじゃがいもよりも安く購入できるようです。
一方で通販で取り扱われているタワラヨーデルは、500gの容量でおよそ400円から600円の値段で売られています。通販での一般的なじゃがいもの値段は1kgあたり約300円から500円なので、通販で売られているタワラヨーデルは普通のじゃがいもよりも高値となっています。
(*じゃがいもの種類について詳しく知りたい方はこちらの記事を読んでみてください。)
タワラヨーデルの旬・収穫時期や産地は?
一般的なじゃがいもは春と秋に収穫されますが、タワラヨーデルの収穫時期や旬の季節はいつごろなのでしょうか。タワラヨーデルの収穫時期や旬の季節のほか、主な産地について解説します。
タワラヨーデルの産地
タワラヨーデルの生産が盛んな地域は、原産地である長崎県です。そのほかには、九州地方の一部の地域や兵庫県、徳島県、京都府、静岡県などでもタワラヨーデルが生産されています。また、じゃがいもの名産地である北海道でもタワラヨーデルの栽培が行われています。