ピーターコーンとは?スイートコーンと違いある?味わいや食べ方のおすすめも紹介!
とうもろこしの品種「ピーターコーン」を知っていますか?バイカラーの粒をもつのが特徴の品種です。今回は、「ピーターコーン」の〈味わい・食感・見た目〉など特徴・選び方や、旬・収穫時期や産地なども紹介します。「ピーターコーン」のゆで方・食べ方や人気レシピのおすすめも紹介するので参考にしてみてくださいね。
(このページにはPRリンクが含まれています)目次
ピーターコーンの特徴は?どんな品種?
とうもろこしといえば、家庭料理や夏祭りの屋台などで子供から大人まで人気の食べ物です。ここでは、とうもろこしの品種の一つであるピーターコーンの特徴を紹介します。
ピーターコーンは粒の色がバラバラなのが特徴
とうもろこしは粒の色がすべて黄色のイメージがあるかもしれませんが、実際に販売されている多くのとうもろこしは、黄色い粒を中心に白い粒が少量混じった色合いです。ピーターコーンも同様で、黄色と白色の粒が3:1の割合で混ざっており、色味に規則性はなくバラバラなのが特徴です。
ピーターコーンの糖度や味わい・食感
ピーターコーンは黄色と白の粒が混ざっていると紹介しましたが、このようなコーンはバイカラーコーンと呼ばれます。バイカラーコーンはアメリカで開発されたとても甘みが強いとうもろこしの品種です。昭和60年から日本でも本格的に栽培されており、現在では日本で栽培されているとうもろこしの品種の中でも代表的な存在になっています。
ピーターコーンは数あるとうもろこしの品種の中でも、特に皮が柔らかく甘みが強いので、収穫してから半日以内であれば生で食べても美味しいと言われる程です。一般的なとうもろこしの糖度は16度前後と言われていますが、旬のピーターコーンは更に糖度が高く18度前後と言われており、甘みに定評のある品種のとうもろこしです。
Twitterの口コミ
初物、採れたてのピーターコーンは
ふっくらツヤツヤ、そしてとにかく甘い。
だから家族全員で無言で食べました。
🌽🌽🌽
「はあー〜美味しかった〜」
「カニだな」「カニね」「あはははー」
ピーターコーンの旬・収穫時期
とうもろこしは、茹でたり焼いたりと様々な調理法でおいしく食べられる夏野菜の一つです。たっぷりと甘みを蓄えたピーターコーンの旬は夏から初秋にかけてですが、日本の主な生産地である北海道では少し遅く7月から10月ころまでです。多くのとうもろこしは、収穫してすぐ鮮度が落ち始めるため、なるべく新鮮なものを選んで早めに食べる方が良いでしょう。
(*とうもろこしの種類について詳しく知りたい方はこちらの記事を読んでみてください。)
ピーターコーンとスイートコーンの違いは?
とうもろこしの中でも、甘みが強く皮が柔らかいことで人気が高いピーターコーンと、同じく甘みの強いことで知られているスイートコーンはどんな違いがあるのでしょうか。ここでは、ピーターコーンとスイートコーンの違いについて詳しく解説します。
ピーターコーンはスイートコーンの一種
実はピーターコーンはスイートコーンの一種で、以下のとうもろこしをスイートコーンと呼びます。
・イエローコーン
・シルバーコーン
・バイカラーコーン
スイートコーンは、一つのとうもろこしの品種を表す言葉ではなく、糖度の高い食用とうもろこしの総称です。実の色が黄色一色のスイートコーンをイエローコーンと言い、実の色が白色一色のものをシルバーコーンと言います。ほか、実の色が黄色と白の二色が混ざっているスイートコーンを、バイカラーコーンと呼びます。
ピーターコーンはバイカラーコーンに分類される
ピーターコーンはバイカラーコーンに分類されるとうもろこしです。日本で栽培されているバイカラーコーンは一代雑種で、その一代に限り収穫が安定するという特徴を持っています。日本のとうもろこしの代表品種とも言われるバイカラーコーンには、ピーターコーン以外にゆめのコーンや甘々娘という品種があります。
甘々娘は生で美味しく食べられるとうもろこしとして知られていますが、栽培の難易度が高くほとんど市場に出ないため、幻のとうもろこしと呼ばれる程です。一方のゆめのコーンは甘々娘と同様に生食ができますが、収穫率が高く育てやすいのが特徴です。