豆腐の湯通しのやり方は?なぜするの?くっつく理由・防ぐ方法やレシピも紹介!
豆腐を湯通しする方法や意味を知っていますか?なぜするのでしょうか?今回は、豆腐の湯通しをする意味や湯通しをする方法を豆腐がくっつくのを防ぐポイントとともに紹介します。湯通し以外の水切りの仕方や<麻婆豆腐>など湯通しを活用する料理レシピも紹介するので参考にしてみてくださいね。
目次
①レンジを使う
豆腐の水切りを電子レンジを使って行う方法は、以下の通りです。
①2~3枚重ねたキッチンペーパーで豆腐を包む
②600Wで2分ほど加熱する
③②を冷まして粗熱をとる
キッチンペーパーで包んで加熱する理由は、豆腐から出る余分な水分をしっかり吸収してくれるうえ、豆腐表面の乾燥を防ぐことにも役立つからです。電子レンジを使って豆腐を水切りすると時短できるメリットがある一方で、急激な加熱により豆腐にすが入りやすいデメリットもあります。
しかしハンバーグやグラタンのホワイトソース代わりに使うなど、豆腐をそぼろ状にしてもよい料理のための水切りであれば問題ありません。また粗熱がとれるまでキッチンペーパーを外さないことは、豆腐がくっつかないためのコツにもなっています。なお、水切りした豆腐を使う際には乾いたキッチンペーパーで余分な水気を拭くと、より調味料がなじみやすいです。
②塩をかける
豆腐の水切り方法として一般的な、塩を使う方法は以下の手順で行います。
①豆腐1丁に対し小さじ1/3程度の塩を少しかける
②①をキッチンペーパーで包んで30分ほど置く
この方法であれば、重しをしなくても豆腐から水分が十分に出ます。豆腐に塩をかけすぎると料理の味付けの妨げになるので、注意が必要です。また塩をかけて一晩置くことで、チーズのような食感が楽しめる塩豆腐に仕上げられるので、使わない分はそのまま寝かせてもよいかもしれません。塩をして置く時間が長いと豆腐が硬めになるので、好みで調整しましょう。
③重しを乗せる
日本で古くから用いられている豆腐の水切り方法は重しを乗せることで、以下の手順で行うのが基本です。
①2~3枚のキッチンペーパーを重ね、豆腐を包む
②バットに①に置き、底が平らの皿を豆腐の重しとして乗せる
豆腐の水切りに使える重しは、豆腐と同じもしくは1.5倍程度にするのが基本です。また平らな皿以外にも、水をいれたタッパーやまな板などは豆腐の重しとして使えるので、豆腐の大きさに合わせて適宜使い分けるのがコツです。
また、麻婆豆腐などの加熱調理をする際には1丁に重しを乗せるのではなく、使う大きさに切り分けて水切りする方が美味しく仕上がります。またバットの上に網を置いてから豆腐に重しを乗せるのもコツで、このコツを守ると余計な水分をしっかり切れます。
豆腐の湯通し・水切りをすべき料理は?
豆腐を湯通しまたは水切りするのがおすすめの料理として、以下のものがあげられます。
・麻婆豆腐
・豆腐チャンプルー
・豆腐グラタン
・豆腐ハンバーグ
・豆腐サラダ
麻婆豆腐などの煮込み料理に使う際に水切りをしておくと、味がしみ込みやすくなるのでおすすめです。またグラタンやハンバーグなど豆腐を食材として使う時にもしっかり水切りしておくと、まとまりやすくなります。ほか、チャンプルーやサラダなど箸で豆腐をつまむ必要のある料理に使う時も、水切りしておくと取り分けしやすいです。
(*湯通しについて詳しく知りたい方はこちらの記事を読んでみてください。)
豆腐を湯通しする料理レシピを紹介!
麻婆豆腐は湯通ししたほうが美味しく仕上がると紹介しましたが、それ以外にも試してほしいメニューがあります。ここでは麻婆豆腐以外の、豆腐を湯通しすることで美味しさがアップするメニューを3つ紹介します。
①湯通し豆腐とチンゲン菜の炒め物
豆腐を湯通ししておくことで味がしみ込みやすくなる、時短レシピです。チンゲン菜の茎だけをあらかじめ電子レンジで加熱しておくと、調理時間がさらに短くなります。同じ量の醤油とみりんと酒に、オイスターソースを加えるのがコツです。
②塩タラと豆腐の湯通し
豆腐だけでなく塩タラも湯通しし、シンプルにポン酢で食べるメニューです。湯通しする際に白だしを加えておくことで、素材に風味がつきます。豆腐と白身魚はともに低カロリーなので、ダイエット中の人にもおすすめです。