豆腐の湯通しのやり方は?なぜするの?くっつく理由・防ぐ方法やレシピも紹介!
豆腐を湯通しする方法や意味を知っていますか?なぜするのでしょうか?今回は、豆腐の湯通しをする意味や湯通しをする方法を豆腐がくっつくのを防ぐポイントとともに紹介します。湯通し以外の水切りの仕方や<麻婆豆腐>など湯通しを活用する料理レシピも紹介するので参考にしてみてくださいね。
(このページにはPRリンクが含まれています)目次
豆腐を湯通しする意味とは?なぜするの?
豆腐料理のレシピを見ていると、プロセスに湯通しがあるものが多いです。しかし豆腐の湯通しは行っていても、その意味を理解している人は少数派かもしれません。ここでは、豆腐を湯通しする意味を説明します。
豆腐の中の水分を抜くため
豆腐の湯通しは、中に含まれている水分を抜く水切りを目的に行います。豆腐を湯通しして水切りすることで食感が柔らかくなるほか、煮崩れしにくくなったり調味料の味が染み込みやすくなったりするメリットがあります。いつも作っている料理も、しっかり豆腐を湯通して余計な水分を抜くことで美味しくなる可能性が高いのです。
豆腐の湯通しでくっつく理由は?上手なやり方はある?
豆腐の水分を抜く目的で湯通しするにあたり、沸騰したお湯にくぐらせる人が多いことでしょう。しかし沸騰したお湯で湯通しした後で、豆腐がくっついて困ることも多いものです。ここでは、豆腐を湯通した後でくっついてしまう理由と対処法を紹介します。
豆腐が湯通しでくっつく理由と防ぐポイント
沸騰したお湯で湯通した豆腐がその後にくっついてしまう理由とそれを防ぐポイントは、以下の通りです。
【湯通しした豆腐がくっつく理由】
・熱が加わって水分が放出される
・不足した水分を隣の豆腐から取り込もうとする
【湯通しした豆腐をくっつくのを防ぐためのポイント】
・豆腐の間隔をあけて置く
・バットに豆腐を置く時は少量の水を入れる
・調理のタイミングに合わせて湯通しする
湯通しした豆腐は表面が濡れており、お湯から引き上げるとそこから水分が放出されます。すると豆腐は不足した水分を補うために、隣の豆腐の水分を取り込もうとすることで互いにくっつくのです。そのため湯通しした豆腐は置き方を工夫したり、少量の水を加えて水分を吸収できる状態にしたりすることで、くっつきにくくなります。
なお、湯通しから調理までの時間があくことでも豆腐の水分の蒸発が進んでくっつきやすくなるので、調理のタイミングに合わせて豆腐を湯通しするのも方法の1つです。その際は、豆腐の風味が飛んでしまうのを防ぐために、鍋のお湯を沸騰させないよう弱火に維持しましょう。
なお、調理用の鍋に湯通しした豆腐を入れる時は、ザルに入れて2~3回振って水切りすると美味しく仕上がります。
豆腐の湯通し方法や時間の目安
豆腐を湯通しする方法は、以下の通りです。
①鍋にお湯を沸騰させる
②①に豆腐を入れて茹でる
③豆腐をふきんまたはキッチンペーパーで包みザルにあげる
④③に皿などで重しをする
⑤10分ほど置く
沸騰したお湯で豆腐を湯通しする時間の目安は、2~3分程度です。人によっては湯通しした豆腐に重しをしないようですが、時短したい時にはおすすめします。また重しをすることで水切り後の豆腐が硬めに仕上がるので、特に麻婆豆腐などの豆腐料理を作る際には重しをしたほうが美味しく仕上がります。
豆腐の木綿・絹で湯通しにおける違いは?
料理によって使う豆腐も、木綿や絹ごしなど様々でしょう。硬さの異なる木綿豆腐と絹ごし豆腐は、同じ要領で湯通しして問題がないのかも気になるところです。ここでは、木綿豆腐と絹ごし豆腐を湯通しする際の違いについて説明します。
絹ごし豆腐は木綿豆腐より形崩れに注意すべき
絹ごし豆腐は、木綿豆腐と比較すると水分量が多くなっていることから、湯通しする際にも形崩れしやすいのが特徴です。加熱調理で豆腐を使う際には水分が少ない木綿であるのが一般的ですが、絹ごし豆腐を用いることもあるでしょう。
その際には、木綿豆腐より絹ごし豆腐の方が形崩れしやすいことを理解した上で、慎重に湯通しを行う必要があります。形崩れしやすいことから、料理によっては、絹ごし豆腐は水切りせずに使うのもコツの1つです。
豆腐の湯通し以外での水切りするやり方は?
豆腐の水切り方法は湯通しだけではないので、取り入れやすいものを行うのがおすすめです。特に麻婆豆腐を作る際に豆腐を水切りすると格段に美味しくなるので、試してみるとよいでしょう。ここでは、湯通し以外に豆腐を水切りする方法やコツを紹介します。