タルトとは?発祥の歴史や名前の意味は?パイ・ケーキとの違いも比較して紹介!
タルトとはどんなお菓子か知っていますか?発祥の地はどこの国なのでしょうか?今回は、タルトの歴史・発祥の地や名前の意味・語源に加えて、タルトの種類についても紹介します。タルトとパイ・ケーキなどとの違いも紹介するので参考にしてみてくださいね。
目次
ケーキ店にはタルトだけでなく、パイやケーキなど様々な種類が並んでいますが、見た目にはその違いがわからない場合もあるでしょう。ここでは、タルトとパイとケーキの違いを説明します。
①パイの特徴とタルトとの違い
パイの特徴は以下の通りです。
・バターと小麦粉を合わせたパイ生地を使う
・肉や魚、煮込んだフルーツをパイ生地で包んでからオーブンで焼く
タルトとは使用している生地が違うだけでなく、具材として使用するものも異なります。そのためパイはお菓子ではなく、食事として提供されることも珍しくありません。また具材全体をパイ生地全体で包み込むことも、タルトには見られない特徴です。
②キッシュの特徴とタルトとの違い
キッシュには以下のような特徴があります。
・タルト生地もパイ生地も使用する
・卵と生クリームを使用する
・肉と野菜などを具材とする
・生地に具材をのせてオーブンで焼き上げる
キッシュは見た目はタルトに似ていますが、卵と生クリームを合わせたものに具材をのせて焼く料理です。タルトはお菓子ですがキッシュは食事であることから甘くなく塩気があるのも、大きな違いといえるでしょう。
(*キッシュについて詳しく知りたい方はこちらを読んでみてください。)
タルトはケーキの1種
ケーキとは洋菓子の総称で、タルトもその中に分類されます。チーズケーキやスポンジケーキ、シューなどと並ぶ洋菓子の1種ということです。かつての日本ではケーキと言えばショートケーキやチョコレートケーキが一般的でしたが、近年は日本でもタルトの専門店も増えており人気を博しています。
(*ケーキの種類について詳しく知りたい方はこちらを読んでみてください。)
タルトの作り方・レシピも紹介!
タルトはオーブンがあれば、自宅で作るのは難しくありません。タルト生地も自宅で作ることができます。ここでは、生地から作るタルトのレシピを紹介します。
材料
(18cm型の分量)
【タルト生地】
・薄力粉 90g
・三温糖(砂糖) 30g
・バター 30g
・卵黄 1個
・バニラエッセンス 少量
【チーズ生地】
・クリームチーズ 100g
・三温糖(砂糖) 40g
・薄力粉 15g
・卵 1個
・生クリーム 100ml
・レモン汁 大さじ2杯
・バニラエッセンス 少量
作り方・手順
生地からチーズタルトを作る手順は以下の通りです。
①バターを湯煎するか電子レンジで加熱し、砂糖を入れて混ぜる
②①に卵黄と薄力粉とバニラエッセンスを加えてさらに混ぜる
③②を冷蔵庫で1時間ほど寝かせる
④クリームチーズを湯煎して溶かし、砂糖を入れて混ぜる
⑤④に生クリーム、卵、レモン汁、バニラエッセンス、薄力粉の順で入れ混ぜる
⑥タルト生地を型に入れて成形し、フォークで穴をかける
⑦⑥に⑤を流し込み、170度のオーブンで40~45分ほど焼いたら出来上がり
サクサクしたタルト生地と濃厚なチーズの生地がマッチして、食べやすい甘さに仕上がります。タルトの具材をフルーツなどに代えても、美味しく食べられのでおすすめです。チーズケーキが好きな人に試してほしい、タルトのレシピです。