タルトとは?発祥の歴史や名前の意味は?パイ・ケーキとの違いも比較して紹介!

タルトとはどんなお菓子か知っていますか?発祥の地はどこの国なのでしょうか?今回は、タルトの歴史・発祥の地や名前の意味・語源に加えて、タルトの種類についても紹介します。タルトとパイ・ケーキなどとの違いも紹介するので参考にしてみてくださいね。

目次

  1. タルトとは?どんなお菓子?
  2. タルトはフランス発祥の洋菓子
  3. 日本の「タルト」は愛媛の名産品を指すこともある
  4. タルトの歴史や名前の意味・語源は?
  5. タルトの歴史は古代ローマまで遡る
  6. タルトはラテン語で「丸い皿のお菓子」を意味する
  7. タルトの種類は何がある?名前は?
  8. タルトとパイ・ケーキなどとの違いは?
  9. ①パイの特徴とタルトとの違い
  10. ②キッシュの特徴とタルトとの違い
  11. タルトはケーキの1種
  12. タルトの作り方・レシピも紹介!
  13. 材料
  14. 作り方・手順
  15. タルトは歴史がある洋菓子だった

タルトとは?どんなお菓子?

ケーキ店などで見かけるお菓子の1つにタルトがありますが、どんなお菓子かを正確には説明できない人も多いことでしょう。ここではまず、タルトの発祥地などについて説明します。

タルトはフランス発祥の洋菓子

タルトとはフランスが発祥の洋菓子で、tarteと表記します。生地で作った器の上にクリームやフルーツなどをいれたお菓子で、生地はパートシュクレ・パートサブレ・パートブリゼと呼ばれる3種類を使い分けます。

フランス語で砂糖の生地を意味するパートシュクレは、フランス菓子の基本の生地となっている、サクサクとしてもろいオーソドックスな甘い生地です。

パートサブレはフランス語で砂の生地を意味する、クッキーのようなサクサクとした歯触りの生地となっています。一方パートブリゼにはもろいといった意味があり、他の2つに比べて硬さのあるザクザクとした食感で、甘くないのが特徴です。

日本の「タルト」は愛媛の名産品を指すこともある

日本においては、タルトが愛媛の名産品を指すことがあります。愛媛の郷土菓子ともいえるタルトは、薄いカステラ生地にゆずあんを挟んで巻いたもので、フランスの洋菓子のタルトとはまったく違います。その名の由来は、オランダ語でケーキをtaart(タールト)と呼ぶことにあるようです。

タルトの歴史や名前の意味・語源は?

タルトはフランス発祥のお菓子であるもののその歴史は古く、名前の語源もそこからきているとされています。ここではタルトの歴史と、その名前の意味や語源を説明します。

タルトの歴史は古代ローマまで遡る

タルトの歴史はギリシアやエジプトがルーツとではあるものの、古代ローマ時代まで遡ります。かつて、ペースト状のものを食べやすくするために、受け皿として生地を焼いたことが始まりです。その後時間をかけてヨーロッパにも伝わり、14世紀にはイギリスでエッグタルトが作られていたことがわかっています。

タルトはラテン語で「丸い皿のお菓子」を意味する

タルトの語源であるtortaは、ラテン語で丸い皿のお菓子を意味します。古代ローマ時代からジャムやクリームが作られていたものの、ゲル状になっていて食べにくいことが当時は問題視されていました。それを解消するために食べられる丸い器を使い始めたことが、タルトの原型となっているのです。

タルトの種類は何がある?名前は?

タルトには、以下のような種類があります。

・タルト・オ・ショコラ(チョコレートのタルト)
・タルト・ア・カイエ(チーズのタルト)
・タルト・オ・シトロン(レモンのタルト)
・タルト・オ・フレーズ(イチゴのタルト)
・タルト・オ・フランボワーズ(フランボワーズのタルト)
・タルト・オ・フリュイ(フルーツのタルト)
・タルト・オ・ポム(りんごのタルト)
・タルト・ノルマンド(りんごのノルマンディー風タルト)


上記の種類は具材に違いがあり、名前をつける際にはタルトの後に果物の名称を加えるのが一般的です。またサイズによって名前が変わることがあり、大きめのサイズをタルト、直径7~8cmのものをタルトレット、一口サイズのものをタルトレット・フールと呼び分けるケースもあります。

前述したパートシュクレ・パートサブレ・パートブリゼの生地を使い分けることで、その仕上がりが変わるのもタルトの魅力です。パートシュクレやパートサブレにはガナッシュや生フルーツを詰めて冷やしたタルトが、パートブリゼにはタルト・オ・ポムなどの昔ながらのタルトが向いています。

(*タルトの種類について詳しく知りたい方はこちらを読んでみてください。)

タルトケーキの種類別のレシピ20選!生地の特徴など紹介!

タルトとパイ・ケーキなどとの違いは?

ケーキ店にはタルトだけでなく、パイやケーキなど様々な種類が並んでいますが、見た目にはその違いがわからない場合もあるでしょう。ここでは、タルトとパイとケーキの違いを説明します。

①パイの特徴とタルトとの違い

パイの特徴は以下の通りです。

・バターと小麦粉を合わせたパイ生地を使う
・肉や魚、煮込んだフルーツをパイ生地で包んでからオーブンで焼く


タルトとは使用している生地が違うだけでなく、具材として使用するものも異なります。そのためパイはお菓子ではなく、食事として提供されることも珍しくありません。また具材全体をパイ生地全体で包み込むことも、タルトには見られない特徴です。

②キッシュの特徴とタルトとの違い

キッシュには以下のような特徴があります。

・タルト生地もパイ生地も使用する
・卵と生クリームを使用する
・肉と野菜などを具材とする
・生地に具材をのせてオーブンで焼き上げる


キッシュは見た目はタルトに似ていますが、卵と生クリームを合わせたものに具材をのせて焼く料理です。タルトはお菓子ですがキッシュは食事であることから甘くなく塩気があるのも、大きな違いといえるでしょう。

(*キッシュについて詳しく知りたい方はこちらを読んでみてください。)

キッシュとは?名前の意味やパイ・タルトとの違いは?食べ方や人気レシピなども紹介!

タルトはケーキの1種

ケーキとは洋菓子の総称で、タルトもその中に分類されます。チーズケーキやスポンジケーキ、シューなどと並ぶ洋菓子の1種ということです。かつての日本ではケーキと言えばショートケーキやチョコレートケーキが一般的でしたが、近年は日本でもタルトの専門店も増えており人気を博しています。

(*ケーキの種類について詳しく知りたい方はこちらを読んでみてください。)

ケーキの名前|全50種類を一覧で!チーズ・チョコレート系など紹介!

タルトの作り方・レシピも紹介!

出典:https://cookpad.com/recipe/2556381

タルトはオーブンがあれば、自宅で作るのは難しくありません。タルト生地も自宅で作ることができます。ここでは、生地から作るタルトのレシピを紹介します。

材料

(18cm型の分量)
【タルト生地】
・薄力粉 90g
・三温糖(砂糖) 30g
・バター 30g
・卵黄 1個
・バニラエッセンス 少量


【チーズ生地】
・クリームチーズ 100g
・三温糖(砂糖) 40g
・薄力粉 15g
・卵 1個
・生クリーム 100ml
・レモン汁 大さじ2杯
・バニラエッセンス 少量

作り方・手順

生地からチーズタルトを作る手順は以下の通りです。

①バターを湯煎するか電子レンジで加熱し、砂糖を入れて混ぜる
②①に卵黄と薄力粉とバニラエッセンスを加えてさらに混ぜる
③②を冷蔵庫で1時間ほど寝かせる
④クリームチーズを湯煎して溶かし、砂糖を入れて混ぜる
⑤④に生クリーム、卵、レモン汁、バニラエッセンス、薄力粉の順で入れ混ぜる
⑥タルト生地を型に入れて成形し、フォークで穴をかける
⑦⑥に⑤を流し込み、170度のオーブンで40~45分ほど焼いたら出来上がり


サクサクしたタルト生地と濃厚なチーズの生地がマッチして、食べやすい甘さに仕上がります。タルトの具材をフルーツなどに代えても、美味しく食べられのでおすすめです。チーズケーキが好きな人に試してほしい、タルトのレシピです。

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タルトは歴史がある洋菓子だった

今回はタルトの歴史並びに発祥の地や名前の意味と語源に加えて、タルトの種類についても紹介しました。歴史のあるタルトには様々な種類があり、具材によって味わいが変わります。他の洋菓子とは違う、タルトならではの食感と味わいを楽しんでみることをおすすめします。

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