キッシュとは?名前の意味やパイ・タルトとの違いは?食べ方や人気レシピなども紹介!
キッシュとはどんな料理か知っていますか?最近では、カフェやパン屋で見る機会が増えました。今回は、キッシュの特徴や名前の由来・歴史に加えて、食べ方のおすすめを紹介します。キッシュとタルト・パイとの違いや、人気のレシピも紹介するので、参考にしてみてくださいね。
(このページにはPRリンクが含まれています)目次
キッシュとは?
形状や味、美味しいということがなんとなくは分かるものの、キッシュとは具体的にどういうものか説明できますか?そんなキッシュについて、今回は基本的な情報を整理していきます。
キッシュはフランスのパイ料理
キッシュとは、型に敷いたパイ生地に、材料は炒めたベーコンやチーズや野菜などを、牛乳や生クリームを混ぜた卵液とともに流しこんで焼いて作ります。フランスのロレーヌ地方発祥で、見た目はケーキのようにおしゃれですが、味はしょっぱく、惣菜として食べることが多い料理です。
Twitterの口コミ
【今日の一皿🍴】16世紀に生まれたキッシュ・ロレーヌは、世界的に有名です。このなかには、ロレーヌ地方の料理の“3大ベース”とも言われている、ベーコン、卵、パイ生地を使っています。
https://jp.ambafrance.org/article7498
Twitterの口コミ
やっと気楽に料理できる時間取れたー!
今日はキッシュ・ロレーヌを作りました。
最近はタルト型ではなくこんな感じの形が流行ってるらしい?のでそうしてみました。
バター不使用全粒粉たっぷり、ホール制作費250円。お店で食べるとこれの1/6サイズで400円くらいするよね。
「キッシュ」の名前の意味や歴史
キッシュは正式に「キッシュ・ロレーヌ」と言います。ロレーヌ地方では、5月に行われる春の訪れを祝うお祭りのために作られていました。ロレーヌはドイツに近い場所に位置していたため、キッシュの語源はドイツ語でケーキを意味する「クーヘン(kuchen)」から来ています。
カタカナだと分かりにくいですが、クーヘンがロレーヌ語の「キューシュ(küechen)」になり、フランス語の「キッシュ(quiche)」へ転じたと言われています。
キッシュの食べ方のマナー
ホールケーキほど大きさのあるキッシュなら、放射状に切り分けて、三角形のピースごとを数人で分けて食べます。ナイフとフォークが理想ですが、フォークだけで食べるのも良いでしょう。手のひらサイズほどのタルト状で小さいキッシュの場合も、フォークを使って一口ごとに運んで食べます。どちらもかぶりついたり、お箸では食べないのがマナーです。
キッシュとタルト・パイとの違いは?
キッシュとタルトは見た目が似ていますし、キッシュとパイなら同じパイ生地を使用していて、共通する点があるため、違いが分かりにくいでしょう。具体的にそれぞれを区別するポイントについて紹介します。
キッシュとタルトの違い
キッシュとタルトにはこのような違いがあります。
・キッシュはおかず、タルトはスイーツ
・キッシュは具材を中に詰める、タルトは具材を上に乗せて見せることが多い
タルトの語源は、ラテン語の焼き菓子である、「トルテ」から来ています。ザクザクしたクッキー生地を使用します。キッシュの土台にタルト生地を使用することがありますが、一番大きな違いは、キッシュはおかずで、タルトはスイーツだという点です。
キッシュとパイの違い
キッシュの土台はパイ生地が使用されることが多いのですが、違いはあるのでしょうか。
・パイは調理したものと、生地そのものの両方を指す場合がある
・キッシュはおかず、パイはおかずもスイーツもジャンルを問わない
・キッシュは上にパイ生地をかぶせないが、パイは上にパイ生地をかぶせる
キッシュとパイは、両者の違いはわずかなため、混同しやすい食品です。パイはどちらかと言えば、キッシュよりも広い範囲を指す言葉として、使われることが分かります。
キッシュの人気レシピ
一見作るのが難しそうに見えるキッシュですが、一度覚えてしまえば簡単です。具材を季節の野菜に変えて作れば、一年中楽しめる料理ですので、ぜひ挑戦してみてください。