水筒・魔法瓶での牛乳の持ち運びはだめ?大丈夫?腐敗防止の持ち歩き方も紹介!
水筒・魔法瓶で牛乳を持ち運びたいと思ったことはありませんか?大丈夫でしょうか?だめなのでしょうか?今回は、水筒・魔法瓶での牛乳の持ち運びに対するメーカーの呼びかけや理由に加え、腐らせないように牛乳を持ち運ぶ方法も紹介します。水筒・魔法瓶以外で牛乳を持ち運ぶ方法も紹介するので参考にしてみてくださいね。
目次
②コーヒーと氷を入れてアイスカフェオレにする
牛乳を持ち運びしたいときは、一緒にコーヒーと氷を入れてアイスカフェオレにするのがおすすめです。コーヒーと氷を入れると10℃以下に保ちやすく、雑菌のえさになる乳成分も薄まるので、牛乳の腐敗を遅らせることができます。しかし、氷が溶け切ると腐りやすくなるうえに味も薄まるので、なるべく早く飲み切る方がよいでしょう。
③飲む前に臭いを一度確認する
牛乳を水筒や魔法瓶で持ち運んだときは、飲む前に腐敗が進んでいないか臭いを一度確認しましょう。腐敗した牛乳を飲んでしまうと、腹痛・下痢・嘔吐などの食当たりのリスクが高まります。酸っぱいような臭いや、いつもの牛乳の香りとは違う違和感を感じた時には飲むのを控えてください。
④よく洗った水筒を使う
牛乳を持ち運ぶときは雑菌や汚れのない水筒を使うと傷みにくくなるので、以下で紹介する洗い方を参考にしてください。
1.パッキンなどの部品を外す
2.水筒の中やパッキンなどの各部分を洗剤できれいに洗う
3.酸素計漂白剤を使って消毒する
水筒はパッキンなどの部品をすべて外して、ブラシ等を使って洗剤でよく洗います。汚れやカビの気になる時には、10分程度漂白剤につけて消毒すると良いでしょう。しかし、ステンレスの水筒に塩素系漂白剤を使用するとサビの原因となるので、酸素系漂白剤をおすすめします。
⑤保冷力が高い水筒を選ぶ
水筒や魔法瓶で牛乳を持ち運びしたいときは、保温・保冷力の高いボトルを使うと温度を一定に保ちやすいため腐りにくくなると言えます。しかし、外気温が高まり雑菌の増殖しやすい夏場は避けるのがベターです。また、蓋の開け閉めは最低限にして、なるべく早く飲み切りましょう。
水筒・魔法瓶以外で牛乳を持ち運ぶ方法ある?
牛乳は水筒に入れるのに向かない飲み物ですが、どうしても持って外出したい場合もあるかもしれません。ここでは水筒や魔法瓶以外で、牛乳を持ち運ぶ方法を紹介します。
①ロングライフ牛乳を持ち運ぶ
牛乳を常温のまま持ち運びするには、ロングライフ牛乳を利用する方法がおすすめです。ロングライフ牛乳は135℃~150℃で滅菌された後無菌の容器に入れて販売されている牛乳で、常温で約2か月保存できます。紙パックの裏側にも工夫があり、光や紫外線の影響も受けないようにされているので、腐敗を心配せずに持ち運べるでしょう。
②スキムミルクで持ち運ぶ
常温で保存のできる粉末のスキムミルクを、水筒に入れた水やお湯と別に持ち運ぶのもおすすめの方法です。直前にスキムミルクを水やお湯に溶かすと、安心して飲むことができます。ただし、スキムミルクは牛乳から乳脂肪分を取り除いた乳製品なので、牛乳よりもあっさりした味わいになるでしょう。
水筒・魔法瓶での牛乳の持ち運びは非推奨だった
牛乳は美味しく栄養豊富な飲み物ですが、水筒や魔法瓶に入れるのは腐敗や破損の心配があるのでおすすめできません。魔法瓶を製造しているメーカーも非推奨のため、牛乳を持ち運びたいときは自己責任で行うか、水筒以外を使う方法を参考にしてください。