饅頭は冷凍保存が一番?賞味期限や日持ち期間は?解凍法や期限切れの特徴も紹介!
饅頭の賞味期限・日持ち期間を知っていますか?冷凍保存はできるのでしょうか?今回は、饅頭の賞味期限・日持ち期間に加え、冷凍保存の方法や<レンジ・冷蔵庫>を使った解凍方法を紹介します。賞味期限切れの饅頭はいつまで食べられるのかも紹介するので参考にしてみてくださいね。
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饅頭の日持ちする保存方法は?賞味期限はどのくらい?
常温の賞味期限 | 冷蔵庫の賞味期限 | 冷凍の賞味期限 | |
饅頭 | 3日前後~1ヶ月 | 3日前後~1ヶ月 | 1ヶ月~半年程度 |
あんこが中に入った饅頭は種類が豊富な和菓子ですが、賞味期限も饅頭によって異なります。短いものは2、3日で、長いものは1ヶ月程度日持ちます。冷蔵保存をしても日持ちはあまり変わらず、冷凍保存すると日持ちする期間が長くなります。
賞味期限内に食べる場合は冷蔵より常温での保存が良い
饅頭は記載されている賞味期限内で食べきれる場合は、冷蔵保存より常温保存のほうが美味しく食べられます。饅頭に皮に含まれているでんぷんは、熱によって糊化し水分を含み柔らかく甘みを増した状態です。しかし、時間がたつと次第に含まれていた水分がなくなり、元の固くて味気ないでんぷんに戻ります。
一度糊化して水分を含みやすくなる変化を糊化あるいはα化と呼び、そこから水分が抜ける変化をβ化あるいはでんぷんの老化と呼びます。でんぷんの老化は、4℃~10℃の範囲で進みやすく、冷蔵庫で保存すると味の劣化を引き起こしてしまいます。
長持ちさせたい場合は冷凍保存がおすすめ
記載されている賞味期限内で食べきれるときは常温保存のほうが良いことはわかりましたが、賞味期限内で食べきれないときは、冷凍保存がおすすめです。冷凍保存にすると、β化するよりも低い温度で保存できるので味が劣化せず、美味しさを保ったまま保存できます。
また、饅頭の保存は常温の場合が多く生クリームを使ったものなどの例外を除き、記載されている賞味期限も常温保存を基本にしています。それ以上に保存したいときは、冷蔵保存より冷凍保存で日持ちを長くしましょう。より具体的な饅頭の冷凍保存の方法は、以下の見出しで詳しく紹介するので、参考にしてください。
饅頭の冷凍での保存方法は?
饅頭を長く日持ちさせたいときは冷凍保存のほうが向いていますが、より具体的な冷凍保存の方法を紹介します。正しい冷凍保存の方法で、美味しさを保ったまま饅頭を保存しましょう。
①小分けにして1つずつラップに包む
饅頭を冷凍保存するときは、一つ一つラップに包んで冷凍します。小分けにすると、必要な個数だけ解凍でき、ラップ内に無駄な空気も入りにくいので鮮度も保ちやすいです。
②ジップロックなど保存袋に入れて冷凍庫に入れる
小分けにラップした饅頭を、ジップロックなどの保存袋に入れて冷凍します。このとき、できるだけ保存袋の中に空気が入らないように注意すると、より美味しく保存できます。一般的な饅頭のほか、団子やどら焼き、大福などの和菓子も同じように冷凍できるので、あわせて購入したときは試してみてください。
饅頭を冷凍保存する際の注意点
冷凍で保存するときは、以下の点に注意しましょう。
・解凍した饅頭は、再度冷凍することはできない
・生クリームを含む饅頭は、冷凍に不向き
一度冷凍した後、解凍した饅頭は再度冷凍することはできません。再冷凍した饅頭は品質も悪くなり、保存状態も良くないため、日持ちもしなくなります。解凍した饅頭は、必ずその日のうちに食べきるようにしましょう。
また、最近は生クリームを使った和菓子も豊富にあります。生クリーム入りの饅頭は冷凍するときに水分が出やすく、味が悪くなりやすいです。生クリーム入りの饅頭は冷凍せずに、記載されている賞味期限内に食べきる方が無難です。
冷凍した饅頭の解凍方法は?
冷凍保存の方法を紹介しましたが、冷凍保存した饅頭はどのように解凍すればよいのでしょうか。ここでは、冷凍した饅頭の美味しい解凍方法を、使う機器別に紹介します。