ビスコッティとは?ビスケットと違う?味・食感や食べ方のほか人気レシピも紹介!
ビスコッティとはどんなお菓子か知っていますか?今回は、ビスコッティとビスケットの違いや栄養価、美味しい食べ方について紹介します。ビスコッティの簡単な作り方や、アレンジレシピのおすすめも紹介するので参考にしてみてくださいね。
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ビスコッティとは?どんなお菓子?
イタリアの郷土菓子であるビスコッティはクッキーの様な見た目をしたお菓子ですが、どんな味や食感をしているのでしょうか。ビスコッティの味や食感、カロリーなどを紹介します。
ビスコッティは2度焼きしたビスケット
イタリアのフィレンツェが発祥地とされるビスコッティの歴史は14世紀にさかのぼり、19世紀後半にはパリ万博でビスコッティが出品されていました。ビスコッティとは二度焼きしたという意味で、二度焼きした固焼きビスケットを総称してビスコッティと呼びます。また、フィレンツェではカントゥッチーニと呼ばれることも多い様です。
ビスコッティの味・食感は?固い?
ビスコッティは生地にバターや油脂類を使わず、小麦粉や卵・砂糖といったシンプルな材料で作られているため、素材本来の素朴な味わいを愉しむことができます。また二度焼きすることで生地の水分が飛び、噛み応えのある食感になります。この様な特徴を持つ為、クッキーと比べて固いという印象を持つ人も多いかもしれません。
Twitterの口コミ
ビスコッティ作成。食べた最初の感想は「揚げた食パンの耳みたい。」ガリガリしてて美味しい。
Twitterの口コミ
ビスコッティってやつを作ってみた!
簡単!
混ぜて焼いて切ってまた焼くだけ!
一晩置いたらものっそい固さに!
めっちゃ美味しいけど歯が折れそう笑
ビスコッティのカロリー
カロリー | 糖質 | |
ビスコッティ | 400kcal | 70.8g |
サブレ | 465kcal | 67.2g |
ビスケット | 432kcal | 75.5g |
クッキー | 427kcal | 49.42g |
※含有量は日本食品標準成分表を参照しています。(※1)
上記は焼き菓子の100gあたりのカロリーと糖質量を比較した表です。ビスコッティは油脂類を使用しないので、この中でカロリーが一番低いことがわかります。材料にバターが多く使われるサブレやクッキーと比べると、カロリーが低いものの糖質が高いことが特徴的です。これは、ビスコッティに使われる小麦粉や砂糖類の配合の比率が高いからだと言えるでしょう。
ビスコッティと同じく小麦粉の素朴な味わいが愉しめるビスケットは、軽い歯ごたえを出すためにバターやショートニングなどの油脂類が使われています。このためビスコッティよりもカロリーは少々高めです。
ビスコッティの食べ方は?
ビスコッティはそのまま食べても噛み応えのある食感を愉しめますが、本場イタリアならではの食べ方があります。ビスコッティのおすすめの食べ方を紹介するので、参考にしてください。
①コーヒーに浸して食べる
コーヒーに浸して食べることによってビスコッティが柔らかくなり、コーヒーの苦みや酸味がビスコッティの素朴な甘みと良く合います。本場の味に近づける為には、イタリアで好まれているエスプレッソに浸して食べると良いでしょう。ドリップコーヒーよりも凝縮した濃厚な味わいのエスプレッソに浸すことで、より深い味わいを愉しむことができます。
②甘口ワインと一緒に食べる
ビスコッティは甘口のヴィンサントと呼ばれるワインに浸して食べる、大人の愉しみ方があります。ヴィンサントとは、陰干しして糖度を高めたブドウで作られるデザートワインです。素朴な味わいのビスコッティとヴィンサントの芳醇な香りと甘みがよく合います。