落雁の食べ方は?そのままでいい?リメイクレシピのおすすめ7選も紹介!
落雁の食べ方を知っていますか?今回は、落雁のおすすめの食べ方を〈そのまま・コーヒーに入れる〉などや〈クッキー〉などへのリメイク・アレンジレシピとともに紹介します。落雁を食べきれない場合の捨て方も紹介するので参考にしてみてくださいね。
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落雁とは?
お盆や彼岸に近くなると、スーパーに並び始めることの多い落雁はどのようなお菓子でしょうか。仏壇のお供えにすることの多い落雁ですが、食べたことがない人もいるようです。まずは落雁の作り方や味について見てみましょう。
落雁の原料・作り方
落雁は米から作ったでんぷん質の粉に、砂糖などを混ぜて型抜きしたもののことです。お盆などに仏壇にお供えするイメージが強いですが、和菓子の中では干菓子と呼ばれる種類にあたり、茶道では小さな落雁が茶菓子として供されることがあります。
また落雁は和菓子の中でも高級品の部類に入り、高貴な場に出す場合には砂糖ではなく、和三盆か黒糖が使われます。落雁を仏壇にお供えするようになったのは、白い高貴な和菓子であり白装束を思わせることからです。
落雁の味わいは?まずい?
落雁は口に入れるとさっと溶けて崩れるように消えていくような食感です。砂糖や和三盆を使っていることから甘く、上品な味わいとなっています。落雁は基本的に砂糖や和三盆の味わいが強いお菓子ではありますが、最近ではコーヒーやチャイなどのさまざまな味付けがされた落雁も販売されています。
Twitterの口コミ
昨日から落雁の話をしてますがわたしが落雁をお供えだけではなく美味しいお菓子と概念を変えてくれた小布施堂の落雁 優しい味でとても美味しい
https://shop.obusedo.com/smartphone/list.html?category_code=rakugan
(*落雁について詳しく知りたい方はこちらの記事を読んでみてください。)
落雁の食べ方は?そのまま食べるのはOK?
お盆などのお供えに使う落雁は、食べても問題ないでしょうか。茶道などに使う落雁は食べるために作られていることがわかりますが、お供え用として作られているものは大きく食べにくそうです。お供え用の落雁の食べ方や、少し変わった食べ方を紹介していきます。
①そのまま食べる
落雁は茶道の場で食べられることが多いこともあり、そのまま食べるのが一般的な食べ方と言えるでしょう。和三盆の優しい甘さが苦味のある緑茶のほか、コーヒーや紅茶にも良く合います。茶道などのかしこまった場ではなくても、自宅で抹茶を立てて一緒にいただくのもおいしい食べ方です。
ただし、お盆に使った落雁はむき出しにしてお供えしておくと線香の匂いが落雁についてしまい、食べられなくなることがあります。食べるつもりでいるなら購入した袋入りのままでお供えするか、ラップで包むなどの対策をしておきましょう。
②コーヒー・抹茶に甘味料として入れる
落雁は原材料が砂糖や和三盆であるため、削ってコーヒーや抹茶に入れるのもおすすめの食べ方です。落雁が苦手という人が多い理由はぼそぼそとした食感であることが多いため、食べにくいと感じるなら甘味料として使うのが良いでしょう。また、落雁はでんぷんが含まれているため、生姜湯に溶かして飲むと程よくとろみがつき体も温まるので試してみましょう。
落雁はおろし金やミキサーを使うと簡単に粉になるため、ある程度まとめて削ってしまうのが便利です。
③リメイクしてお菓子にする
少し変わった食べ方では、料理以外にお菓子作りに使う方法です。以下のようなお菓子作りのとき砂糖替わりに落雁を使用できます。
・クッキー
・パウンドケーキ
・プリン
・くずもち
・ちんすこう
落雁に含まれているでんぷんの作用を考えると、とろみが出ては困るお菓子や料理などの使用には不向きですが、焼き菓子ならとろみは関係なく使用できるしょう。次の項で落雁をリメイクして作るレシピを紹介していきます。