ウチワエビとは?味や旬の時期・産地など特徴は?美味しい食べ方・レシピも紹介!
ウチワエビはどんなエビか知っていますか?味は伊勢海老よりも美味しいと言われることもあります。今回は、ウチワエビの〈値段・旬の時期・産地〉など特徴や捌き方のほか〈茹で方・焼き方〉など調理法のおすすめも紹介します。ウチワエビの人気レシピや保存方法も紹介するので参考にしてみてくださいね。
目次
旬の時期は生きのいいウチワエビを刺身で食べるのがおすすめで、以下の方法で準備できます。
①前述した方法でウチワエビを捌く
②腹部を包丁やハサミで切り開く
③中にある身を、スプーンなどでかき出す
上記の手順で取り出した身は、そのまま刺身として食べられます。かき出した身を氷水に少しさらすのが、より美味しく食べるポイントです。またウチワエビの身の表面だけを軽く炙っても、甘味と香りが感じられて美味しく食べられます。
ウチワエビの人気レシピ
ウチワエビは刺身や塩焼きなどのシンプルなメニュー以外にも、美味しい食べ方がたくさんあります。ここではウチワエビを使った、簡単なのに豪華に感じられる人気レシピを紹介します。
①ウチワエビのフライ
ウチワエビで作るエビフライは、頭を飾るとおもてなしメニューにもなります。小麦粉と卵とパン粉をつけたウチワエビを180℃の高温で、きつね色になるまで揚げるだけで作れて、簡単です。刺身に向いているウチワエビは、フライにする際に中がレアの状態でも旨味は十分感じられます。
②ウチワエビの味噌汁
ウチワエビの殻や味噌から出るだしは濃厚なので、味噌汁にすると美味しく仕上がります。このレシピでは和風だしの素を使い一般的な味噌をあわせていますが、赤だしにしても美味しいです。
③ウチワエビのパスタ
ウチワエビを使ったトマトクリームパスタも、アレンジメニューとして人気があります。ウチワエビの卵がついている時には、それも一緒にソースとして煮込むとプチプチとした食感が楽しめます。だしも出て、濃厚なパスタソースになるのでおすすめです。
ウチワエビの保存方法は?
ウチワエビは流通する時期が限られているので、市場で見かけた時には購入することをおすすめします。しかしすぐにウチワエビを食べられない時には、美味しく食べられるよう保存方法に配慮することが必要です。ここでは、ウチワエビの保存方法を紹介します。
下茹でして冷蔵保存がおすすめ!
ウチワエビをすぐに食べられない場合は、以下の手順で冷蔵保存しましょう。
①前述した方法でウチワエビを捌く
②濃いめの塩水で、10分ほど茹でる
③茹で上がったら甲羅を上にして、水分を落とす
ポイントは生きたまま茹で始めることで、その際は尾を上にしておきます。ウチワエビが動かなくなったタイミングで、鍋の中で甲羅を上にするとより美味しく仕上がります。余分な水分をしっかり落としてから、冷蔵庫で保存すると数日はもちます。ウチワエビは茹でても旨味が抜けにくいので、すぐに食べられない場合は下茹でしましょう。