ちぢみほうれん草とは?旬の時期・栄養など特徴は?保存法や食べ方・レシピも紹介!

ちぢみほうれん草(寒締めほうれん草)を知っていますか?シュウ酸が少なく生食できる品種です。今回は、ちぢみほうれん草の<旬・収穫時期・産地・栄養価・価格・値段>など特徴や保存方法を紹介します。美味しい食べ方・料理レシピも紹介するので参考にしてみてくださいね。

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目次

  1. ちぢみほうれん草(寒締めほうれん草)とは?どんな品種?
  2. ちぢみほうれん草はシュウ酸が少ない
  3. ちぢみほうれん草は葉や茎にシワがあるのが特徴
  4. ちぢみほうれん草の味わいは甘い
  5. ちぢみほうれん草の値段・価格
  6. ちぢみほうれん草の旬・収穫時期や産地は?
  7. ちぢみほうれん草の主産地
  8. ちぢみほうれん草の旬・収穫時期は11月〜12月
  9. ちぢみほうれん草の栄養価と効果・効能は?
  10. ちぢみほうれん草の茹で方は?
  11. ちぢみほうれん草の美味しい食べ方・料理レシピを紹介!
  12. ①ちぢみほうれん草とツナのパスタ
  13. ②ちぢみほうれん草とベーコンのソテー
  14. ③ちぢみほうれん草のお浸し
  15. ④ちぢみほうれん草の豚しゃぶ鍋
  16. ⑤ちぢみほうれん草のサラダ
  17. ⑥ちぢみほうれん草の味噌汁
  18. ちぢみほうれん草の保存方法は?
  19. ちぢみほうれん草を冷蔵庫で保存する方法
  20. ちぢみほうれん草を冷凍庫で保存する方法
  21. ちぢみほうれん草を通販でお取り寄せして食べてみよう

ちぢみほうれん草(寒締めほうれん草)とは?どんな品種?

ちぢみほうれん草は、名前の通り葉っぱが縮れているほうれん草で、寒締めほうれん草とも言われています。冬の寒い時期に露地栽培をして育てられているので、冬以外の季節では見かけることがありません。ここでは、ちぢみほうれん草の特徴やレシピなどを紹介します。

ちぢみほうれん草はシュウ酸が少ない

よく見かける普通のほうれん草は、冬にハウス栽培されていることが多いですが、ちぢみほうれん草は露地栽培で昔ながらの手法で栽培されています。冬はほかの季節に比べて日照時間が短く、ほうれん草ができるだけたくさん日光を取り込もうとするため、葉っぱが大きく広がって育ちます。

また、ほうれん草のえぐみの原因であるシュウ酸も、冬の寒さにあたるとあまり増えません。そのため普通のほうれん草にあるようなえぐみがなく、あく抜きが不要で生食でも美味しいほうれん草になります。

ちぢみほうれん草は葉や茎にシワがあるのが特徴

出典:http://www.ib.zennoh.or.jp/amore/crop/wrinkle_spinach.html

ちぢみほうれん草の特徴は、名前にもなっている葉っぱの縮みです。ちぢみほうれん草はハウス栽培ではないので冬の寒さや霜、雪に当たることも多く、ほうれん草が寒さから身を守ろうとします。ほうれん草や白菜など、冬に旬を迎える野菜は寒さから身を守るため、体内の養分を凝縮し、でんぷんなどを糖質化して育ちます。

その結果、葉が縮れて肉厚になったほうれん草がちぢみほうれん草です。こうして、寒さに当たることで糖分が増え、肉厚になったちぢみほうれん草は、普通のほうれん草よりも甘みが強く濃厚な味わいになります。

ちぢみほうれん草の味わいは甘い

ちぢみほうれん草は普通のほうれん草よりも甘く、濃い味わいが特徴です。これは、冬の寒さからほうれん草が身を守るために葉っぱに糖分を集めるためで、ハウス栽培で育ったほうれん草にはない甘みです。また、肉厚な葉っぱは食感も柔らかく、シンプルなお浸しでも上品な味わいに仕上がります。

サラダなどで生食をすると、サクサクした食感が味わえて、ほうれん草特有のえぐみが感じられず、甘みが広がります。

Twitterの口コミ

ちぢみほうれん草の方が甘さもあるけどさ、葉の食感が美味しく感じるなー。
肉厚だからかな??

ちぢみほうれん草の値段・価格

ちぢみほうれん草は普通のほうれん草よりも、やや高い値段で販売されていることが多いようです。収穫量や時期にもよりますが、葉っぱが縮れるほどの寒さに当たる時期にしか収穫できないため、ハウス栽培の物より高値がつけられます。

スーパーや百貨店などでは一束250円以上の値段で販売されていることが多いです。普通のほうれん草は一束200円以下で販売されていることが多いので、比較すると、やや高い値段で販売されていることがうかがえます。

ちぢみほうれん草の旬・収穫時期や産地は?

ちぢみほうれん草が美味しく育つためには、寒さに当たることが大切ですが、具体的な産地や旬はいつなのでしょうか。ここでは、ちぢみほうれん草の旬や収穫時期、日本の産地について紹介します。

ちぢみほうれん草の主産地

ちぢみほうれん草の主な産地は青森、北海道、長野、群馬、宮城で、関東から東北が中心に栽培されています。関西でも、高知の畑では冬に栽培、収穫されることもありますが、その収穫量は多くありません。ちぢみほうれん草は、もともと1990年代に東北地方から始まりました。

ハウス栽培をしていたほうれん草を、収穫前にハウスを開放して寒さに当てて寒締めして育てることで、独特のちぢれや甘みをつけたことが始まりです。現在でも、ちぢみほうれん草の多くは東北地方など寒い地域を中心に栽培されています。

ちぢみほうれん草の旬・収穫時期は11月〜12月

ちぢみほうれん草は11月から2月頃まで収穫されますが、最も多く収穫されるのは11月から12月ごろです。旬の時期もこのころで、一番寒さが厳しくなるときに育ったほうれん草は甘みが強く、中には糖度10度を超すものもあります。

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