コンビーフの本格的な作り方|圧力鍋で時短できる?牛の部位の選び方も解説!
【料理ブロガー監修】コンビーフの簡単&本格的な作り方を知っていますか?今回は、自家製コンビーフの本格的な作り方を下準備〜煮込み方含めて紹介します。コンビーフを圧力鍋で時短する方法や、美味しい食べ方・レシピも紹介するので参考にしてみてくださいね。
目次
手作りのコンビーフを缶詰風に仕上げたい時には、ゼラチンを活用することをおすすめします。牛もも肉を炊いた煮汁にローリエやナツメグ、ブラックペッパーを入れて煮詰めたものにほぐしたコンビーフを入れ、ゼラチンを加えて固めます。それを瓶詰して冷蔵庫で保存すると、脂が固まり缶詰のように仕上がるので、こちらはおすすめの方法です。
どめさん
料理ブロガー
コンビーフを手作りするのは難しそうと思われがちですが、意外と簡単に作れますよ。時間はかかりますが、その分できあがった時の美味しさは格別です。作り置きをする場合ですが、密閉容器に入れて冷蔵庫で保存し、できるだけ早めに食べてくださいね。
コンビーフを時短して作りたい場合は?
コンビーフを手作りする際には、下処理も含めて半日以上かかるのが一般的です。しかし、短時間でコンビーフを作ることは可能なのでしょうか。ここでは、コンビーフを短時間で作る方法を紹介します。
圧力鍋を使うのがおすすめ!
コンビーフを短時間で作る際には圧力鍋を使うのがおすすめで、手順は以下の通りです。
①ブライン液に漬けた牛肉を冷蔵庫から取り出す
②ブライン液を捨てて、たっぷりの水を入れた圧力鍋に牛肉を入れる
③②を火にかけ、沸騰したら弱火にする
④アクを取り除いてから蓋をして、圧をかけたまま30分煮て火を止める
⑤粗熱がとれたら取り出してほぐして出来上がり
圧力鍋を使うことで普通の鍋で煮ると1~2時間かかる煮込み時間を、15~30分まで短縮することができます。圧力鍋によって煮込み時間が変わるので、調理の際には説明書をチェックしてください。また圧力鍋の上記でやけどするケースもあるので、気をつけて扱いましょう。
圧力鍋を使うデメリットも踏まえておこう
圧力鍋を使うと短時間でも味がしみこむ一方で、以下のようなデメリットがあります。
・牛肉の繊維がバラバラになりやすい
・やけどを負うリスクが高まる
コンビーフをほぐすのではなく厚めに切って食べたい場合は、圧力鍋で作ると仕上がりに満足できない可能性があります。しかし短時間でコーンビーフを作りたい時は、最適な方法です。圧力鍋を使うメリットとデメリットを理解したうえで、使うかどうかを決めましょう。
自家製コンビーフの美味しい食べ方・アレンジレシピ
自家製のコンビーフを作ったらそのまま食べるだけでなく、アレンジレシピも楽しみたいところです。ここではコンビーフの美味しい食べ方と、おすすめのアレンジレシピを紹介します。
①コンビーフのマヨネーズ和え
自家製のコンビーフをほぐしておろし生姜とマヨネーズを加えて和えるだけで、ご飯にもパンにもよく合う一品になります。ポイントは耐熱容器にコーンビーフを入れて、脂が溶けるまで電子レンジで加熱することです。好みで黒コショウや卵黄、醤油を加えても美味しく食べられます。
②コンビーフのピカタ
切り分けたコンビーフに溶き卵をつけて、フライパンで焼くだけで朝食にぴったりのメニューになります。中火で溶き卵付きのコンビーフを焼き上げたら、再び卵液に通して焼くことを何度かくり返すレシピです。コンビーフの脂の旨みが感じられる一品で、夕飯のおかずや弁当にもおすすめです。