天ぷらは片栗粉のみで作れる?小麦粉とどっちがいい?衣液のレシピも紹介!
天ぷらは片栗粉のみでも作れるのでしょうか?小麦粉とどっちがいいのでしょうか?今回は、天ぷらの衣液の片栗粉での作り方や片栗粉で作った天ぷらの特徴のほか、上手に揚げるコツ・衣のレシピを紹介します。天ぷらを片栗粉で作るときの具材おすすめや片栗粉以外の代用品も紹介するので参考にしてみてくださいね。
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天ぷらは片栗粉だけでも作れるの…?
天ぷらを作る際に天ぷら粉で作るレシピが多数ありますが、ない場合は片栗粉で代用することができます。しかし、本当に片栗粉で天ぷら粉の代用ができるのか不安に感じるかも知れません。まずは、天ぷら粉と片栗粉の違いを紹介するので、天ぷらを作る際の参考にしてみてください。
まずは天ぷら粉と片栗粉の違いを理解しよう
天ぷら粉と片栗粉の主成分の違いや特徴は、以下の通りです。
【天ぷら粉 】
・小麦粉
・でん粉
・卵黄粉(卵含む)
・卵白粉
・ベーキングパウダー
・着色料(ビタミンB2)
【片栗粉】
・でん粉
天ぷら粉はタンパク質の一種である粘り気がでるグルテンを含んだ小麦粉やベーキングパウダーが入っており、様々な原料を混ぜ合わせた調整粉です。しかし、片栗粉は天ぷら粉とは違い主成分がでん粉のみのため無調整粉という特徴があります。
片栗粉のでん粉は、名前の由来にもなっているユリ科のカタクリの花の根から作られていました。しかし、現在ではカタクリの花の生産量が減ってしまったため、現在販売されている片栗粉はじゃがいもの馬鈴薯からできるでん粉を使っています。
(*天ぷら粉と片栗粉について詳しく知りたい方はこちらの記事を読んでみてください。)
天ぷらを片栗粉のみで作ったときの特徴は?小麦粉とどっちがいい?
天ぷら粉で作った天ぷらと片栗粉のみで天ぷらを作った際の違いは、以下の通りです。
・竜田揚げのような歯ごたえのある軽い食感
・時間が経ってもべたつかず食感が良い
・カロリーが低い
天ぷら粉で天ぷらを作るよりも片栗粉のみで作ると食感は竜田揚げのような歯ごたえのある食感になります。しかし、小麦粉で天ぷらを作るとグルテンが発生し、べたついた水っぽい天ぷらになってしまう場合があります。
片栗粉のみで天ぷらを作ると時間が経ってもサクサクとした食感になり、べたつかないためお弁当のおかずとしてもおすすめです。また、小麦粉は油を吸いやすいため天ぷら粉や小麦粉と比べると片栗粉で天ぷらを作るとカロリーが低いです。
天ぷらの衣液の片栗粉での作り方は?マヨネーズを入れるといい?
片栗粉で天ぷらを作ると天ぷら粉で作るよりもカロリーが低いため、ダイエット中の人にもおすすめです。しかし天ぷらを作る際に片栗粉のみでも作ることはできますが、ここではさらに天ぷらがサクサクになる衣液の作り方を紹介します。
材料
・小麦粉 大さじ4
・片栗粉 大さじ1
・マヨネーズ 大さじ1
・炭酸水 大さじ5
作り方・手順
片栗粉が入った天ぷらの衣液の作り方・手順やポイントは、以下の通りです。
1 小麦粉をざるでふるう
2 マヨネーズと炭酸水をボウルに入れてしっかり混ぜる
3 小麦粉と片栗粉を②のボウルに入れる
4 混ぜる
5 粉っぽくダマが残るくらいで止める
小麦粉は、あらかじめ2~3回細かいざるなどでふるっておくと材料を混ぜた際にダマが多くできすぎてしまうのを防いでくれます。マヨネーズは混ぜにくいため、先に炭酸水としっかりと混ぜてから最後に小麦粉と片栗粉を入れましょう。
マヨネーズを衣液に使うことで衣の中の水分が飛びやすくなり、サクサクとした軽い食感の美味しい天ぷらを作ることができます。さらに揚げた際に早く火が通りやすいため、天ぷらにする具材が多い時にも便利な時短衣液の作り方です。