つるむらさきの茹で方は?茹で時間は何分がベスト?活用レシピや保存法も紹介!
つるむらさきの茹で方・茹で時間を知っていますか?今回は、つるむらさきの茹で方・茹で時間を〈鍋・レンジ〉別に、コツとともに紹介します。茹でつるむらさきの保存方法や〈おひたし〉など活用レシピも紹介するので参考にしてみてくださいね。
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つるむらさきの茹で方は?なんで茹でるの?
独特のぬめりと丈夫な茎が特徴のつるむらさきは夏に旬を迎える栄養豊富な野菜です。食卓にも映える鮮やかな緑色のつるむらさきは、茹で時間や茹で方にコツはあるのでしょうか。ここでは、つるむらさきの食感や風味を損なわずに加熱調理する方法を詳しく紹介します。
つるむらさきを茹でるメリットは?そのまま食べていい?
つるむらさきはオクラやモロヘイヤに似たねばねばとした食感が特徴の夏野菜です。つるむらさきは新鮮なものであれば生食可能ですが、アクが強く山菜のようなえぐみと独特の青臭さがあります。茹でることでアクやえぐみがとれて甘みが増し、生の状態よりも食べやすくなります。
つるむらさきの茹で方のコツは?
つるむらさきは上手に茹でることでえぐみが取れ、鮮やかな緑色に仕上げることができます。ここではつるむらさきの食感や色を損なわずに綺麗に茹で上げるためのポイントを2つ紹介します。
①茎から茹でる
つるむらさきは茎が太くて硬いのに対して葉は柔らかく熱が通りやすいため、これらは分けて茹でるのがおすすめです。あらかじめ茎と葉を分けておき、茎にある程度火が通ってから葉の部分を加えることで食感を均一に仕上げることができます。
②茹で上がったら冷水で冷やす
茹で上がったつるむらさきはすぐに氷水などの冷水で冷やしましょう。葉の緑色の成分の1種であるクロロフィルは熱に弱いため、長時間の加熱により分解され色が鈍くなってしまいます。冷水で冷やすことによりクロロフィルの分解を防ぎ、鮮やかな緑色に仕上げることができます。
つるむらさきの茹で方・茹で時間は?
つるむらさきの風味や食感の特徴を活かすためにはどのような茹で方が良いのでしょうか。ここではつるむらさきを茹でる際のポイントを、鍋で加熱する場合とレンジで加熱する場合の2種類紹介します。
①鍋で茹でる場合
つるむらさきを鍋で茹でる場合の手順は以下の通りです。
1.つるむらさきの茎と葉を分ける
2.湯を沸騰させて塩を入れる
3.茎を入れて30秒ほど茹でる
4.葉を入れてさらに20秒程度茹でる
5.茹で上がったら冷水に取る
6.水気を絞る
つるむらさきは茎と葉で火の通り方が異なるため、同時に加熱すると葉に火が通りすぎ色と食感が損なわれてしまいます。これらを分けることでムラなく、ねばねばとした食感を残したまま仕上げることができます。
茹でたつるむらさきを鮮やかな緑色にするためには、湯から出した後冷水に取って急冷することがポイントです。また、おひたしにする場合は水気を絞ることで葉や茎が引き締まり出汁がよく浸透するため、最後はしっかり水分を取り除きましょう。
②レンジで茹でる場合
茹で時間をさらに短縮したい場合はレンジの活用もおすすめです。レンジで茹でる場合の手順は以下の通りです。
1.つるむらさきの茎と葉を分ける
2.食べやすい大きさにカットする
3.耐熱容器に入れラップをする
4.600Wで2分加熱する
5.冷水に取る
6.水気を絞る
レンジで茹でる場合は湯を沸かす必要がなく調理器具も必要としないため、時間が無い時でも手軽に調理ができます。ただし、つるむらさきは加熱しすぎると食感や色味が損なわれるため、失敗を避けたい場合は加熱時間を短く区切り、様子を見ながらの調理もおすすめです。
また、レンジを活用する際も茹でる時と同様に、冷水に取って色止めをすることで色鮮やかに仕上げることができます。ラップを外す際は湯気で火傷をしないよう十分に注意してください。