まずいイギリス料理ランキングTOP5!世界一まずいと言われる理由を歴史とともに説明!

イギリス料理は世界一まずいと言われますが本当でしょうか?嘘でしょうか?今回は、イギリスのまずい料理ランキングTOP5を、イギリス料理がまずい歴史的な理由とともに紹介します。イギリスの美味しい料理・食べ物も紹介するので参考にしてみてくださいね。

目次

  1. イギリス料理は世界一まずいって嘘?本当?
  2. イギリスのまずい料理ランキングTOP5
  3. 5位:フィッシュ&チップス
  4. 4位:スターゲイジー・パイ
  5. 3位:ラーバ・ブレッド
  6. 2位:ウナギのゼリー寄せ(ジェリード・イール)
  7. 1位:ハギス
  8. イギリス料理がまずい理由は?歴史的背景が関係あり?
  9. 説①宗教的な理由
  10. 説②階級制度
  11. 説③産業革命後の食習慣の変化
  12. 説④痩せ我慢を美徳とする文化
  13. 説⑤フランスへの敵視ゆえ
  14. イギリスには美味しい料理・食べ物はあるの?
  15. ①スコーンなどスイーツ
  16. ②イングリッシュ・ブレイクファースト
  17. イギリス料理を食べてみては?

ウナギのゼリー寄せはウナギを茹でて、ゼリーを絡ませた料理です。イギリスのテムズ川ではウナギが獲れて、これが労働者階級には安く手に入るタンパク源として、食べられてきました。

ウナギのゼリー寄せには味付けがほとんどなく、ウナギの臭みもあって、蒲焼を食べ慣れている日本人には、美味しいウナギをここまでまずくする方法は考えつきません。冷えたウナギの脂の後味もまずく、ウナギの背骨が口の中に刺さります。

わきまえナイメリア

蒲焼という料理法を考えついた人は、すごいと思う。私、あれ以外でウナギ食べられない(というか、最近全然食べてないけど)。イギリスのジェリード・イールとか、食べ物とは思えん…!

1位:ハギス

ハギスはスコットランドの伝統食で、羊の心臓などの内臓を茹でてミンチにし、ハーブを混ぜて羊の胃袋に詰めた料理です。フランスのシラク大統領はロシア大統領とドイツ首相との会談中に、「ハギスのような酷い料理を食べる連中は信用ならない」とジョークで言い、国際問題になりかけたことがあります。

これに対してイギリスの外相は「ハギスに関しては、シラク大統領の説はごもっとも」と返しており、イギリス人ですらまずいことを認識している料理です。ただし、日本人の中にもホルモン好きの方はいて、食べ慣れている場合は美味しく感じる人もいます。

佐渡島、ああ佐渡島。

スコットランド名物のハギス【Haggis】。
まずい店で食べるとまずい。美味い店のを食べないと。
あのハギスの味がわかるまで、10年は最低かかる。
ハギス食べてるとウィスキー呑みたくなる。
美味しい店のハギスはほんまに美味い。ご飯と味噌汁ばかり食べてる人間にはハギスの味はわからんて。

(*ハギスについて詳しく知りたい方はこちらの記事を読んでみてください。)

ハギスの味はまずい?おいしい?臭いや食べ方など食べた人の感想を元に解説!

イギリス料理がまずい理由は?歴史的背景が関係あり?

イギリス料理の特徴に味付けが薄く、茹でただけなどシンプルなものが多いことは先述しましたが、これにはイギリスの歴史が関係しています。そこで、イギリスはどんな文化の国なのか、なぜ食事がまずくなってしまったのか、歴史的背景から分かる理由を説明します。

説①宗教的な理由

イギリスはキリスト教の中でもプロテスタントが多い国です。プロテスタントは質素なことが美徳とされ、衣服や住居のみならず、食事も質素なものを好む文化があります。他のプロテスタントの国にはオランダやドイツがあり、カトリックのイタリアやフランスに比べると、食事が簡素で優先度が低いことがわかります。

またイギリスは寒冷地で、石灰岩を含む土地は農業に向かず、かつては美味しい野菜が手に入りづらい土地でした。このこともイギリス料理がシンプルで、質素の理由に挙げられます。

説②階級制度

イギリスの歴史では、1640年に始まった清教徒革命の影響で、新しい支配者層のジェントリー階級が登場します。彼らは自分たちを新しい支配階級として庶民にアピールするため、ジェントルマンは質素を美徳とし、暴飲暴食は貧しいものがするものとしました。そのため、イギリス料理は美味しさを追求せず、ますます質素になっていきました。

その頃、下級階級は中流階級以上の家庭に住み込みで働き、家庭の中の食事は下級階級の者が作るようになります。そのため、家庭に伝わるおふくろの味は途絶えました。また下級階級の子どもは親が働いている家で料理を覚えますが、子どもには大人向けの本格的な料理の味がまだ理解できません。そのため、大人になっても美味しい料理が作れなかったようです。

説③産業革命後の食習慣の変化

18世紀にイギリスが急激に経済成長発展した背景には産業革命があり、都市部では労働者が必要になります。そのため、ギリスでは農業や酪農をしていた人は労働者となり、農業や酪農は廃れて食料は輸入に頼るようになります。労働者たちは仕事が忙しく、家庭でゆっくり料理をしたり食べたりする余裕がありませんでした。

そのため満腹で栄養のあるものを外食するようになり、作られたのがフィッシュ&チップスやウナギのゼリー寄せです。イギリスでは宗教的な背景から美味しいものを望まない文化があり、その上、食事を楽しむ時間や精神的余裕がなくなったこともイギリス料理がより質素でまずくなった理由の一つと考えられます。

説④痩せ我慢を美徳とする文化

イギリスの紳士は上流階級であればあるほど、どんな時にもスーツを着用します。それは対面を保つためで、暑くても窮屈でも、痩せ我慢が当たり前の文化がイギリスにはあります。特に新興階級のジェントリー層は顕著に見られ、貴族が行なっていることを全て真似しました。

食事もその一つで、貴族が味付けにこだわりを待たず質素な食事をしているので、それを痩せ我慢して真似たようです。

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