まずいイギリス料理ランキングTOP5！世界一まずいと言われる理由を歴史とともに説明！

イギリス料理はまずいと言われ、フランスやイタリアの料理に比べて魅力を感じにくいかもしれません。それは日本には様々な国の料理を出す店があるのにイギリス料理の店の数は少なく、そのためイギリス料理でイメージするものが、フィッシュ&チップスくらいしかないからでしょうか。実際に、イギリスの料理はまずいのかについて調べてみましょう。

イギリス料理の基本的な特徴に、味付けが薄くシンプルな料理が多いことが挙げられます。日本人と食に対する感覚も全く違うので、日本人の舌には合わず、まずいと感じるイギリス料理はたくさんあります。その中から上位のもの5つを紹介しましょう。

イギリスを代表する料理のフィッシュ＆チップスも５位にランクインしてしまいました。この料理は鱈など白身魚に衣を付けて揚げたものとフライドポテトで、塩で味付けしてあります。日本人の感覚では揚げ物だけしかなく、味が塩だけだとすぐに飽きてしまい、食べきれません。また、イギリスでは魚の下処理を行う習慣がないので、生臭さもあってまずく感じます。

テイクアウト店では新聞紙に包んでくれるようで、インクが食材についても気にしないようです。イギリス名物のパブでビールを飲みながら、数人でシェアして食べるなら、頼んでみてもいいかもしれません。

スターゲイジー・パイは嵐にもかかわらず漁をして、村を飢えから救った漁師のトム・バーコックを称えるお祭りで食べる漁師町の家庭料理です。そのため、一般的なイギリスの家庭の食卓に上る料理ではありません。しかしパイからニシンの一種のピルチャードが顔を出している驚きのビジュアルのため、有名になった料理です。

家庭によってパイの中身や味は様々ですが、イギリス料理の典型的な味付けの薄さと、魚の下処理をしないために生じる臭みがあって日本人にはまずく感じます。

（＊スターゲイジー・パイについて詳しく知りたい方はこちらの記事を読んでみてください。）

ラーバ・ブレッドはイギリスのウェールズで食べられている海苔のことです。海苔なら日本人は食べ慣れていますが、ウェールズではトーストに塗ったり、オーツ麦の粉末と混ぜておやきのようにして食べます。ラーバ・ブレッドは小麦とともに主食の一つとして、ウェールズでは日常的に食べられています。

味付けされていない海苔のペーストは見た目もよくなく、イギリス的な食べ方に日本人は慣れません。そのためまずく感じるようです。