ハギスの味はまずい?おいしい?臭いや食べ方など食べた人の感想を元に解説!
ハギスはどんな料理か知っていますか?イギリス「スコットランド」の伝統料理です。今回は、ハギスの味わい・食感や臭いの特徴を実際に食べてみた人の感想を元に紹介します。ハギスの日本での取り扱い・通販があるかも紹介するので参考にしてみてくださいね。
(このページにはPRリンクが含まれています)目次
ハギスとは?どんな食べ物?
イギリスの料理はまずいといわれますが、中でもハギスはまずい、気持ち悪いと評判の料理です。日本で食べられる機会は少ないので、実際に食べたことがある人は少ないと考えられます。ここではハギスの作り方や、その味わいなどを紹介します。
ハギスはイギリス「スコットランド」の伝統料理
ハギスはイギリス・スコットランド地方の伝統的な料理のひとつで、羊の心臓や肺、肝臓をミンチにしたものを、羊の胃袋に詰めて作ります。具材はいろいろなバリエーションがありますが、羊の内臓が使われるのが一般的で、スコットランドのお酒であるスコッチウィスキーと一緒に食べることが多いです。
食べるときにウィスキーを振りかけることもあり、スコットランドの地に根差した味わいが楽しめます。現地では肉屋などで簡単に買うことができ、缶詰なども販売されているほどポピュラーな料理です。また、毎年1月25日前後にイギリス全土で行われる「バーンズ・ナイト」では、ハギスを食べる習わしがあります。
これは詩人ロバート・バーンズの誕生日で、ハギスに捧げる詩を朗読しながらハギスを食べてパーティーをするというものです。
ハギスの作り方とは?
ハギスは羊の内臓を使った詰め物料理で、作り方を簡単に紹介すると、味も想像しやすいです。ハギスを作るときは、まず肝臓や心臓などの内臓を茹でてひき肉にします。そこに、オート麦、たまねぎ、ハーブ、牛脂を刻んだものを混ぜ込み、牛の胃袋に詰めて茹でるか蒸して作ります。
羊の内臓を具材に使うので、慣れていないと臭い、まずいと感じてしまうこともありますが、イギリスやスコットランドのウィスキーとの相性は抜群です。
ハギスの味わいはまずい?おいしい?臭いは?
ハギスは羊の内臓を使った料理なので匂いや味わいにくせがありますが、実際に食べるとまずいのでしょうか。ここでは、ハギスが美味しいのかまずいのかや、ハギスにまつわる国際問題などを紹介します。
ハギスの味わい・食感や臭い【食べてみた人の感想】
イギリス料理はまずいという話は有名ですが、2005年には国際問題になったこともあります。フランスのシラク大統領がロシアのプーチン大統領、ドイツのゲシュレーダー首相との会談の中で、ハギスを取り上げ「ひどい料理を食べるような連中は信用がならない」と発言しました。
イギリス国民は猛反発しましたが、ジャック・ストロー外相は「ハギスに関してなら、シラク大統領のご説はご尤も」とその意見を受け入れています。また、アメリカのブッシュ大統領はG8で「ハギスが提供されないことを祈っている」とジョークを束したことがあるなど、ハギスは世界的にもまずい料理の代表として扱われてきました。
しかし、実際に口にした人の体験談を見ているとまずい、臭いという意見だけでなく美味しいという意見もあります。もつやホルモンが苦手な人には不人気ですが、ハーブなどで臭みを消し、奥深い味わいにしているので臭い内臓の匂いも気になりません。特に、ウィスキーとの相性が抜群で、個性の強いスモーキーなシングルモルトと一緒に食べると美味しいです。
Twitterの口コミ
黒ソーセージとハギスはもつ煮系が好きな人は気にいる。ホカホカご飯にかけて食うとうまい
Twitterの口コミ
ちなみにエディンバラはスコットランドの首都でUKで一番美しい都市です(私調べ)
ハギスも意外に美味しかった
(*ハギス以外で、まずいと言われるイギリス料理について詳しく知りたい方はこちらの記事を読んでみてください。)
ハギスの食べ方
ハギスはソーセージのような詰め物の料理なので、食べるときは皮に当たる部分をさいて、中身をすくいながら食べるのが一般的です。レストランなどで提供されるときは、中身だけを盛り付けることも多いです。また、本場イギリスでは、このハギスにイングルモルトウィスキーを振りかけて食べます。
ほかにも、スコッチウィスキーを使ったハギス用のウィスキーソースもあり、ウィスキーの風味を合わせることでハギスの旨味が引き立ちます。