キットカットのサイズが小さくなった?値段・カロリー比較!理由・歴史も紹介!
キットカットのサイズ・大きさが昔より小さくなったのを知っていますか?理由は何でしょうか?今回は、キットカットのサイズ・大きさが小さくなった理由に加え、どれくらい小さくなったのか<大きさ・値段・カロリー>別に変更前後で比較しつつを紹介します。キットカット以外の小さくなったお菓子も紹介するので参考にしてみてくださいね。
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- キットカットのサイズ・大きさが小さくなったって本当?
- キットカットは2020年9月14日から小さくなった
- キットカットの変更前後の大きさや値段・カロリーを比較
- キットカットミニの変更前後の大きさや値段・カロリーを比較
- キットカットのサイズが小さくなった理由とは?
- ①消費者の砂糖・カロリーの摂取量を抑えるため
- ②実際はキットカットの製造コストカットと予想される
- キットカットのサイズが小さくなったことに対する口コミ
- キットカットのサイズが小さくなったことに否定的な意見
- キットカットのサイズが小さくなったことに肯定的な意見
- キットカットのサイズが小さくなった歴史とは?
- キットカット以外にサイズが小さくなったお菓子はある?
- ①カントリーマアム
- ②雪見だいふく
- キットカットのサイズが小さくなったのは本当!
キットカットのサイズ・大きさが小さくなったって本当?
キットカットは赤いパッケージでおなじみのネスレのチョコレート菓子で、細長い長方形のウエハースにチョコレートがコーティングされた棒状のものです。基本となるチョコレートのほかに季節や地域限定の商品を販売して注目されています。最近サイズが小さくなったと耳にしますが、本当に変わったのでしょうか。
キットカットは2020年9月14日から小さくなった
ネスレはレシピやサイズを一新し、新しくなったキットカット製品を2020年9月14日から販売しています。会社側は「おいしさそのままで砂糖減!さらに食べやすいサイズに一新!」と銘打っていて、確かに製品のサイズは小さくなりました。
なお、ネスレは2021年9月13日から定番キットカットミニシリーズのリニューアルを再度予定しています。一枚のサイズを昨年のものに戻して大きくする一方で、袋の含有数を減らし元のスタイルに戻す模様です。
キットカットの変更前後の大きさや値段・カロリーを比較
変更前 | 変更後 | |
1枚あたりの重さ | 11.6g | 9.9g |
値段・価格 | 100円 | 100円 |
1枚あたりのカロリー | 64kcal | 54kcal |
枚数 | 3枚 | 3枚 |
レシピとサイズを変更したリニューアル後のキットカットは、一枚あたりの重さが変更前に比べて15%程度減少しています。同様に一枚あたりのカロリーも16%程度減少しています。カロリーの減少幅がわずかながら大きいとはいえ、カロリーを抑えたレシピに変更したとはいえない微々たるものです。
サイズが小さくなった分、商品全体のカロリーは減ってはいます。なお、サイズが小さくなっても3枚入りのキットカットの値段は据え置かれました。
キットカットミニの変更前後の大きさや値段・カロリーを比較
変更前 | 変更後 | |
1袋あたりの重さ | 162.4g | 148.5g |
値段・価格 | 500円 | 500円 |
1枚あたりのカロリー | 64kcal | 54kcal |
枚数 | 14枚 | 15枚 |
キットカットミニに関しては、リニューアル前後での決定的な違いは袋に入っているキットカットの枚数です。従来の14枚から1枚増えて15枚になっています。それでも、一枚の重さが減っているので、一袋あたりの重さはリニューアル前に比べて9%程度軽くなりました。
同様にカロリーは一枚増えても全体で減っています。一方で、商品の値段はリニューアル後も据え置かれました。
キットカットのサイズが小さくなった理由とは?
出典: @ssr20123
メーカーはキットカットのサイズをなぜ小さくしたのでしょうか。その理由についてメーカー側の説明も併せて考察します。
①消費者の砂糖・カロリーの摂取量を抑えるため
ネスレ日本株式会社は、今回の製品リニューアルは消費者の砂糖・カロリーの摂取量を抑えたい、とする嗜好トレンドを踏まえたものと発表しています。砂糖の摂取を気にする消費者の声を反映させ、従来品よりも砂糖の量を減らすだけでなく、サイズも変更してカロリーを抑えています。
チョコレート菓子の購入を控える理由として「砂糖の摂取を控えたい」という声が多かったことを受け、おいしさはそのままで、従来品と比較して砂糖の使用量を減らしたレシピを開発しました。また、「1枚当たりのカロリーが気になる」という声にも対応するため、1枚当たりのサイズを「食べやすい」1口サイズに変更することで、より気軽に食べていただける製品へと生まれ変わりました。
②実際はキットカットの製造コストカットと予想される
消費者の砂糖・カロリーの摂取量を抑えるためとメーカー側は謳っていますが、果たしてそれだけでしょうか。リニューアル前後で商品価格は据え置かれていること、袋タイプの定番製品は従来品と比較して枚数を1枚増やしていることを踏まえると、背景には別の要因も考えられます。
リニューアル前後で一枚のサイズが小さくなったことで、カロリーもその分減っていますが、製品そのもののグラムあたりのカロリーはほぼ変わっていません。一方で総重量が減っていながら商品価格は据え置かれています。そうなると会社側で製造コストを削減するためのリニューアルであったとの指摘もできそうです。