キットカットのサイズが小さくなった？値段・カロリー比較！理由・歴史も紹介！

キットカットのサイズが小さくなったことに対し、メーカーの思惑通り消費者からは好感されているのでしょうか、逆に批判されているのでしょうか。

キットカットのサイズが小さくなったことを、メーカー側が消費者の嗜好トレンドに対応したとしていることに対して、消費者からは不満の声が上がっています。砂糖・カロリーが気になる人はそもそもお菓子を食べ控えるとの現実的な指摘や、実質値上げの言い訳を消費者の嗜好に転嫁しているとの厳しい指摘です。

サイズはそのままで値上げとなった方が、すっきりと分かりやすくて好感できるとの声もありました。サイズダウンにがっかりし、言い訳じみた会社側の理由にダブルパンチを食らったとする声が聞こえてきます。

一方でキットカットのサイズが小さくなって、子供向けにはちょうど良いとする声もあります。味は以前と同じく美味しいので、小さいサイズに慣れてくると、これはこれで良しとする意見も出ています。カロリーは気になるけど砂糖が減ったことでちょっとぐら食べてもいいいかな、と思えるので嬉しいとする肯定的な声もありました。

1973年、発売当初のキットカットは細長い長方形のウエハースにチョコレートがコーティングされた棒が4本連なっている、いわゆるフォーフィンガーと呼ばれるものでした。長さも9cmと今の二倍はありました。

2002年、棒が2本連なっているツーフィンガー2枚入りがスタンダートタイプとなりました。その後2011年、長さが5cmに縮小されたミニサイズが登場します。このミニサイズのキットカット3枚入りが今の標準キットカット商品です。

2020年9月のリニューアルでは、キットカットの長さは従来の5cmから4.1cmに縮小しました。1973年の発売当初に比べ、長さは実に半分以下になっています。

キットカットはカロリーと砂糖を減量することで、1枚のサイズを小さくしていますが、キットカット以外にサイズが小さくなったお菓子はあるでしょうか。

不二家が販売しているチョコチップクッキーのカントリーマアムが以前に比べてサイズが小さくなっています。1984年に販売が開始されてから、一枚あたりの量は1g減っています。また、ファミリーサイズの袋の含有枚数は当初の30枚から10枚減って20枚です。

（＊カントリーマアムのサイズについて詳しく知りたい方はこちらの記事を読んでみてください。）

今年で販売40周年となるロッテの息の長い人気アイス商品、雪見だいふくもサイズが小さくなったお菓子の一つです。雪見だいふくは袋に2個入りで販売されていますが、2007年に一個あたり50mlから47mlに内容量が減っています。

（＊雪見だいふくやその他のお菓子のサイズについて詳しく知りたい方はこちらの記事を読んでみてください。）