ハリボーのタイヤ味は世界一まずいグミ？死亡事故・販売中止の噂も調査！

2020年に創業100年を迎えたハリボーはドイツ生まれのヨーロッパで古くなら親しまれる世界最大のお菓子メーカーです。フルーツやコーラ味などがメジャーですが、その中でにひときわ異彩を放つタイヤ味のグミが販売されているのを知っていましたか。ここからは、世界一まずいと言われるハリボーのタイヤ味を詳しく解説します。

タイヤ味はハリボーのまずい種類ランキング1位と言っても過言ではない味です。ドイツ語名称は「ハリボー・ラクリッツ・シュネッケン」で、ラクリッツはグミを、シュネッケンはカタツムリを意味しますが、黒いひもが円状にまかれタイヤのように見える見た目を指しています。

口に入れると食べたことのない衝撃的な味に驚いて、戸惑ってしまう何とも言えない味の「ハリボー・ラクリッツ・シュネッケン」、実はフィンランドなどの北欧やヨーロッパで名物の飴と同じ味です。お菓子の名前をサルミアッキといい、現地では幅広い年齢層に親しまれているお菓子です。

サルミアッキは食べ物なのかと疑うほど真っ黒な見た目をしています。また独特のにおいも特徴的で、ほんのりと感じるアンモニア臭は含まれる塩化アンモニウムと、リコリスと呼ばれる栄養ドリンクなどに用いられるハーブが混ざった香りです。

リコリス菓子はリコリスを主材料にしたグミやキャンディのことを指し、見た目が真っ黒なため食べ物としては少々異様に感じるかもしれません。「世界一まずい飴」と呼ばれ日本ではまずいと多くの人が言いますが、ヨーロッパでは古くから親しまれる味です。しかし死亡事故が起きたとの噂があります。

死亡事故はサルミアッキに甘味料として使用されているスペイン甘草が原因と言われています。スペイン甘草には甘味料の他にスパイス、ハーブ、化粧品などの添加物として使われている植物です。事故はアメリカで起こり、昼食中だった男性が突然不整脈を起こし心停止で死亡しました。

治療を行った医師や看護師は、男性の血液中に含まれるカリウムの濃度が大幅に低下していることに気づきました。カリウムが不足すると筋力の低下や痙攣が起こり、重症化すると自律神経失調症や呼吸麻痺などの症状が現れ命の危険があります。この男性はスペイン甘草を使用したお菓子を大量に毎日食べていたことから、カリウムの大幅な減少が起こったようです。

スペイン甘草の有効成分であるグリチルリチン酸の摂取量が許容をオーバーしたため体内のカリウムの不つり合いが不整脈を引き起こしたと言われています。食べていたお菓子がハリボーのタイヤ味だったという記録はないため詳細は不明ですが、食べ過ぎたら健康に害を及ぼす可能性も否めないので、注意が必要でしょう。

ハリボー・ラクリッツ・シュネッケンは口に入れると、最初は独特な薬草の甘みで甘草を食べているような味が広がり噛むめば噛むほどに苦みを増していきます。多くの人にとってなじみのない味のため、実際に食べた人の感想が気になるところです。以下で実際に食べた人の口コミを紹介するので参考にしてみてください。