ペストリーとは?パイ・パンと違いは?種類や作り方・レシピも紹介!

ペストリーとは何か知っていますか?パイなどの料理の総称です。今回は、ペストリーについて、パンとの違いや〈パフペストリー・セイボリーペストリー〉など種類を紹介します。パフペストリーの作り方・レシピも紹介するので参考にしてみてくださいね。

(このページにはPRリンクが含まれています)

目次

  1. ペストリーとは?パイ・パンと違いある?
  2. ペストリーはパイ料理などの総称
  3. ペストリーとパンの違いは?
  4. ペストリーの種類は?
  5. ①パフペストリー
  6. ②ショートクラストペストリー
  7. ③フレーキーペストリー
  8. ④セイボリーペストリー
  9. ⑤デニッシュペストリー
  10. パフペストリー(パイ生地)の作り方・レシピ
  11. 材料
  12. 作り方・手順
  13. ペストリー料理を作ってみよう

フレーキーペストリーは、バターフレーキーとも呼ばれ薄く伸ばしたバターを、生地と層になるように重ねて焼いたものです。フレーキーとは、薄片のという意味で、クロワッサンやデニッシュ生地と比べると使用するバターの量は少なくなっています。

ケーキやデザートというよりは、パンの分類とされることが一般的ですが、イーストで発酵させた生地を使う場合と、発酵させないで作る場合があります。

④セイボリーペストリー

セイボリーとはシソ科の植物の名称でハーブとして知られています。このことから、ハーブ等を用いた塩系の甘くない食べ物全般をセイボリーと呼びます。セイボリーペストリーとは、お惣菜系の甘くないパイ料理のことです。

セイボリーペストリーの生地には、ショートクラストペストリーのブリゼ生地を使用することが多いです。キッシュとほぼ同じようなものですが、生クリーム、卵、バターの配合がセイボリーペストリーは少なく、キッシュよりもヘルシーです。

⑤デニッシュペストリー

デニッシュとはデンマーク風のという意味ですが、発祥はオーストリアです。デニッシュのことを、そのままデニッシュペストリーと呼びます。パン屋さんでよく見かけるクロワッサンは甘くないシンプルなものですが、デニッシュはフルーツやクリームを乗せた甘くてケーキのようなパンを指します。クロワッサンとデニッシュの作り方はほぼ同じです。

パフペストリー(パイ生地)の作り方・レシピ

ペストリーの種類は様々ありますが、その中でも最もパイらしいパフペストリーのレシピを紹介します。サクサクした食感はバターと生地が層になってできるものなので、層をきれいに作ることが重要です。

材料

・強力粉 125g
・薄力粉 125g
・バター 25gと200g
・塩 5g
・冷水 110cc

作り方・手順

作り方・手順を説明します。

①ボールに小麦粉・塩をふるい入れ、バター25gを刻んで入れる。
②水を加えて切るように混ぜ合わせながらひとかたまりにし、十文字の切り込みを入れてラップに包み、冷蔵庫で1時間寝かせる。
③バター200gをクッキングシートで挟んで正方形に伸ばす。
④冷蔵庫から②を出し打ち粉をしながら伸ばして、③のバターを包んだら、さらに冷蔵庫で1時間寝かせる。
⑤冷蔵庫から④を出し長方形に伸ばして三つ折りにする。
⑥さらに伸ばして逆方向に四つ折りにする。
⑦⑥を冷蔵庫で2時間休ませる。
※⑤〜⑦を4回繰り返す。
⑧生地を伸ばして端をきれいにカットし、4cm幅のリボン状にカットする。生地の端に水をつけて接着しながらコルネ型に巻きつける。
⑨天板にのせハケで卵をぬり、190℃のオーブンで10分焼く。さらに温度を下げて10分乾燥させる。
⑩生地が冷めたら中にクリームを詰めてできあがり。


カットした端の部分はねじって粉チーズをかけて一緒に焼いても美味しく食べられます。コルネ型がない場合でも、ウインナーに巻きつけてお惣菜のペストリーにすることもできます。ポイントは、バターが溶け出さないようしっかり生地を冷やしながら作業をすることです。

ペストリー料理を作ってみよう

ペストリーには様々な種類がありますが、見た目も華やかで美味しそうなものが沢山あります。材料はシンプルなので、意外と家でも作りやすいです。ぜひ手作りに挑戦してみてください。

関連する記事