トマト缶の酸味を消す対処法9選！加熱で飛ばす・調味料で緩和する方法を紹介！

砂糖を加えると、トマトの酸味が弱まりまろやかになります。見た目も変わらず酸味の角が取れるので、飲みやすくなるのでおすすめです。しかし少しずつ様子を見ながら加えないと甘くなりすぎてしまい、砂糖の甘味が悪目立ちしてしまうため、注意しましょう。量の目安はトマト缶1つにつき、小さじ1杯程度です。

甘さにさらにコクも加えたい時には、はちみつを入れるのがおすすめです。トマトにはちみつを入れると酸味が消え、トマトの甘さが引き立ちます。しかし砂糖と同様に、加えすぎると味が甘くなってしまうので、少しずつ味の確認をしながら加えましょう。

バターチキンカレーなどのトマト缶とバターを使うレシピの時には、バターを入れる方法がおすすめです。カレーにバターやオリーブオイルを入れると、その脂分で乳化し酸味がまろやかになります。

また、脂分は食材を高温にするため、クエン酸も飛びやすくなります。しかしあまり入れすぎると脂っこくなるので、気をつけましょう。スープやソースなど、バターと相性が悪い料理の時には、オリーブオイルを入れるのがおすすめです。

酸はアルカリで打ち消されるため、クエン酸に重曹を入れ中和させて酸味を消す方法もあります。トマトソースを一度熱したあとに火を止め、重曹を少量入れてすばやく混ぜます。そうすると泡が出てきますが、泡が消えるまで混ぜ続けると酸味が消えます。

しかし入れすぎると重曹の苦味が出てしまうので、極めて少量を入れます。また、重曹には掃除用と料理用があるため、誤って掃除用を使用しないよう注意しましょう。

トマト料理にクリームチーズを入れると酸味がほぼ消えるうえに、コクが出てとてもまろやかになります。加えるクリームチーズの量は、好みに合わせて調整して構いません。しかし見た目がトマトの赤色から、チーズの白っぽい色に変化してしまいます。また、元の料理から雰囲気が変わってしまうため、チーズに合う料理の時だけに使いましょう。

一口にトマト缶と言っても使われているトマトの種類によって、酸味の度合いはかなり違います。トマトの酸味が苦手な人は、元々ある程度酸味が抑えられているトマト缶を選ぶのがおすすめです。ここでは酸味の少ない、おすすめのトマト缶を紹介します。