オクラの黒い部分・斑点は虫?食べられる?腐敗度や鮮度の見分け方を紹介!
【管理栄養士監修】オクラに黒い部分があったことはありませんか?食べられるのでしょうか?今回はオクラが黒くなる原因や黒い場合でも安心して食べられる場合と、腐っていで食べられない場合の見分け方を紹介します。鮮度を見分けるコツや保存方法別の賞味期限の目安も参考にして下さい。
目次
冷蔵保存の場合の賞味期限は3~4日。冷やしすぎないように包み、日持ちがしないので早めに使い切りましょう。
【方法】
1.キッチンペーパーか新聞紙で包む。
2.ポリ袋に入れて軽く口を閉じる。
3.冷蔵室ではなく野菜室で保存。
乾燥と低温に弱いため、ペーパーに包んで直接冷気が当たらないようにしましょう。購入後、緑色のネットに入ったまま野菜室にポイっと入れるのは禁物です。
冷凍での保存方法・期間
冷凍保存の場合の賞味期限は約1か月。ちょっとした手間をかけるだけで、好きな時に使うことができます。
【方法】
1.ヘタを少し落としガクをくるっと一周むき、板ずりをする。
(板ずりとはまな板に塩を振り、オクラをこすりつけることで産毛を取り除く作業です。)
2.塩を入れた湯でサッとゆでて冷ます。
3.水気をふき取り、丸のまま冷凍保存用袋へ。
小口切りにし、小分けにしてラップに包んで冷凍保存用袋へ入れてもOK。
お浸しなどそのままの状態で使う場合は自然解凍で。丸のまま冷凍した場合は10~20分ほど、小口切りのものは5~10分ほどの自然解凍で使用可能です。スープなど加熱調理する場合は凍ったまま入れればOKです。
購入したけどすぐ使う予定がない場合、安売りなどで大量に購入した場合などに有効な保存方法です。また、冬に出回るオクラはタイやフィリピンなどの海外産が多いので、輸送にかなりの時間を要しています。海外産のものはそもそも日持ちができないので、すぐに使用しないときは冷凍保存がおすすめです。
柳田ゆい
管理栄養士
板ずりすることで口当たりが良くなるだけでなく、色鮮やかな緑色を保つことが出来ますよ。
(*オクラの日持ちする保存方法について詳しく知りたい方はこちらの記事を読んでみてください。)
オクラは黒い部分があっても腐らない限り問題ない
オクラは日持ちがしない野菜です。黒くなっていても異臭がしたり表面のぬめりなどがなければ安心して食べることができます。できるだけ新鮮なオクラを選び、上手に冷蔵・冷凍保存をして味と栄養価を損なわずにいつでもおいしく頂きましょう。