オクラの黒い部分・斑点は虫?食べられる?腐敗度や鮮度の見分け方を紹介!
【管理栄養士監修】オクラに黒い部分があったことはありませんか?食べられるのでしょうか?今回はオクラが黒くなる原因や黒い場合でも安心して食べられる場合と、腐っていで食べられない場合の見分け方を紹介します。鮮度を見分けるコツや保存方法別の賞味期限の目安も参考にして下さい。
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オクラに黒い部分があっても食べられる?
独特の食感と粘り気が美味しいオクラ。ただ鮮度が落ちやすく日持ちがしないので、購入後すぐに黒く変色してきます。黒い斑点が出ていても食べられるのでしょうか?
オクラが黒くても問題なく食べられる
オクラは他の野菜よりも比較的鉄分が多く含まれていることが原因で、収穫後時間の経過とともに黒くなります。腐っているわけではないので黒い部分も安心して食べることができますが、不安な方は調理の際取り除くといいでしょう。
オクラが柔らかい場合でも食べられる
オクラの表面に張りがなくシワがでていても、それ以外の問題がなければ加熱調理をすることで食べることができます。水分が抜けてしまい柔らかくなっているので、さっと加熱をすればオクラ独特の食感が戻ります。ただし、味・栄養価や鮮度は落ちているので生食は避けましょう。
オクラに黒い斑点ができる原因は?虫?
黒い斑点や黒ずみができる原因は何なのでしょうか。大きく分けて3つの原因があります。虫ではありませんので安心して下さい。
①低温障害
オクラは夏野菜のため低温が苦手で、最適温度は7〜10℃です。冷蔵庫の冷蔵室は2℃~6℃、野菜室は3℃~8℃くらいに設定されているため、野菜室での保存が適しています。しかし、冷蔵保存した場合、寒過ぎて低温障害を起こす可能性がああります。
低温障害を起こすと、表面に黒ずみができてしまい、見た目の劣化だけでなく栄養価の減少も招くので、保存温度は意識しておきましょう。
②黒斑病
黒斑病はオクラだけでなく、多くの野菜や植物に発生する病気です。人的害は無いので食べることは可能です。高温多湿を好み雨によって伝染するので、夏に収穫期を迎えるオクラは発病する確率が高くなります。収穫時には出ていなくても、輸送中の温度や湿度の関係で発病することもあります。
③生産過程でできた外傷
栽培中の風雨や収穫・輸送中にできた傷が原因で黒ずむ場合もあります。オクラには鉄分が多く含まれているため、外傷が空気に触れることで酸化し、黒ずみや黒い斑点ができることがあります。
黒いオクラが食べれない・腐っている場合の特徴は?
冷蔵庫で保存しているオクラはどのような場合だと食べられないのでしょうか。腐っているのかを見分けるポイントを紹介します。どれか1つでも当てはまれば賞味期限を過ぎていると考え、食べるのは控えましょう。