オクラの黒い部分・斑点は虫?食べられる?腐敗度や鮮度の見分け方を紹介!
【管理栄養士監修】オクラに黒い部分があったことはありませんか?食べられるのでしょうか?今回はオクラが黒くなる原因や黒い場合でも安心して食べられる場合と、腐っていで食べられない場合の見分け方を紹介します。鮮度を見分けるコツや保存方法別の賞味期限の目安も参考にして下さい。
目次
腐っているオクラの見た目の特徴は以下の通りです。
・表面が激しく変色
・種が黒や緑に変色
・小さくなっている
黒や茶色などのまだらになっているなど表面が激しく変色しているものは食べられません。また、カットした際に中の種が白ではなく黒や緑、茶色に変色しているのも傷みがかなり進んでいる証拠です。乾燥しすぎて干からびてしまい、しわがかなり多くなって購入時より一回り小さくなる場合もあります。
オクラの触感
腐っているオクラの触感の特徴は以下の通りです。
・柔らかすぎる
・表面にぬめりが出ている
購入してから時間が経ちすぎると、しおれてくるかつ中の水分が表面にでてぬるぬるしてきます。更に腐敗が進行すると溶けたような見た目になります。このようなオクラは腐っていますので、食べないようにしましょう。
オクラの匂い
腐っているオクラの匂いの特徴は以下の通りです。
・カビの匂いがする
・悪臭(酸っぱい匂い)がする
どんな食品にも当てはまりますが、変なにおいのするものは完全に食べられません。食べると体調不良を起こしかねないので、注意して下さい。
(*オクラが腐るとどうなるかや賞味期限の目安について詳しく知りたい方はこちらの記事を読んでみてください。)
オクラの鮮度を見分けるコツ
せっかく購入するなら鮮度が良くおいしいものを選びたいですよね。収穫からお店に並ぶまではどうしても時間がかかり、鮮度も落ちてしまいます。少しでも新鮮なものを選べば日持ちがするので食品ロスも防げますよ。
オクラの色での見分け方
緑色が鮮やかかつ濃いものが新鮮です。濃すぎてくすんで見える緑色より、明るくはっきりした緑色のオクラが良いです。
オクラの表面での見分け方
表面に張りがあり、しっかりと産毛が密集しているものがより鮮度が良いと言えます。先までピンと張っていて、産毛にツヤがあるとより良いものです。五角形の角がはっきり筋張っておらず、ガクにトゲがあるものもポイントとなります。
オクラの大きさでの見分け方
大ぶりより小ぶりなものの方がおいしいオクラと言えます。成長しすぎて大きくなりすぎると固くて繊維質になることや、大きいものは種も詰まってくるので、実の栄養や味が種に奪われてしまう場合もあります。これらの理由から、小さいものの方が食感も味も良くなりおすすめです。
ミニオクラという小さい品種はオクラを若採りしたもので、柔らかいので生食向きです。丸オクラという大きめの品種はさやが五角形ではなく丸く、五角形のものに比べ果肉が柔らかいのが特徴です。このような、元々から小さい・大きい品種もあるので、それも考慮して選ぶといいですね。
オクラが黒くならない保存方法は?
オクラを上手に保存すれば賞味期限を延ばすことができます。オクラが苦手である冷蔵庫での保存方法と、冷凍保存の方法を紹介します。購入後すぐに保存の下処理をすれば、オクラの常備が可能となりますよ。