大根の辛い部位は下・上どっち?辛味抜きする方法や活用レシピを紹介!

大根の辛い部分・場所はどこなのかを知っていますか?今回は、大根の辛い部分を、煮物・漬物など辛い部分におすすめのレシピを紹介します。大根・大根おろしの辛さを和らげる・辛味抜きできる方法も紹介するので参考にしてみてくださいね。

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目次

  1. 大根がかなり辛い…場所で辛さが違うの?
  2. 大根の辛い部分・場所はどこ?上下どっち?
  3. 大根の辛い部分は下の部分(根っこ側)
  4. 大根の真ん中・上の甘い部分の使い分け方
  5. 大根の辛さは場所だけでなく季節でも変わる?
  6. 夏は辛みが強い品種「辛味大根」が流通してることが多い
  7. 大根が辛いときに辛さを和らげる方法はある?
  8. ①大根の皮を厚めに剥く
  9. ②細切りにして空気・水にさらして辛味抜きする
  10. ③大根おろしはゆっくりおろす&角度は45度
  11. ④大根おろしは電子レンジで15〜30秒加熱するのもあり
  12. 大根の下の辛い部分の活用レシピ!煮物・漬物がおすすめ?
  13. ①大根の甘酢漬け
  14. ②きのこのおろし和え
  15. ③大根と豚肉の煮物
  16. ④大根のピリ辛炒め
  17. ⑤キムチ入りツナサラダ
  18. 大根の辛い部分を上手く活用しよう!

大根がかなり辛い…場所で辛さが違うの?

冬になると旬を迎え、甘くなる大根ですが、場所によって辛いと感じた経験がある人も少なくありません。細長い形の大根は、使う部位によって辛みの強さが変わるので、料理によって使い分けることが大切です。ここでは、大根の辛い部分について詳しく紹介します。

大根の辛い部分・場所はどこ?上下どっち?

出典:https://www.nichireifoods.co.jp/media/10525/

大根は部位によって甘さや辛みが変わりますが、どの部分が辛いのかきちんと把握している人は少ないです。ここでは、大根の部位と辛みの強さについて、辛い理由などもあわせて紹介します。

大根の辛い部分は下の部分(根っこ側)

大根の辛みが強いのは主に下側の先端部分で、以下のような料理に向いています。

・サラダ
・大根おろし
・漬物
・きんぴら

大根の先端部分は中間や上の部分よりも辛みが強いので、甘みが必要な煮物やおでんよりも、サラダや大根おろしが向いています。辛みが良いアクセントになるので、漬物にしても美味しい部分です。大根が辛い理由はイソチオシアネートと呼ばれる酵素成分が含まれていることで、この成分はワサビやからしを食べたときに鼻に抜けるつんとした辛みの原因です。

このイソチオシアネートは、壊れるときに辛みを作る性質がある成分なので、大根おろしにすると辛みが強調されます。大根に含まれる辛み成分は皮の周辺に多く、中心に向かうほうがイソチオシアネートが少なくなるので甘みも強いです。大根の皮の部分も大根の下部に当たる辛い方と同じで、辛みが活かせる漬物やサラダにすれば美味しいです。

中心部分よりもすじが多いので、細切りにしてシャキシャキした食感を活かせばきんぴらにもできます。

大根の真ん中・上の甘い部分の使い分け方

大根の先端部分は辛みが強くなっていますが、真ん中や上の部分は甘みが強いので以下のような料理に向いています。

・煮物
・汁物
・おでん


甘みのある大根は煮物によく合う部分で、汁物の具材にしても美味しいです。特に寒くなってきた時期の大根は、寒さから身を守るためぶどう糖を作りだします。このぶどう糖によって、より甘くなるので冬の大根や寒い地方の大根の方が甘みが出やすいです。ぶり大根やふろふき大根、おでんなどに入れると、大根自身の甘みがしっかり感じられる一品が作れます。

(*大根の部位別の使い分けについて詳しく知りたい方はこちらの記事を読んでみてください。)

大根の部位別の使い分け!一番甘い・辛いのは?大根おろし向きの部分など紹介!

大根の辛さは場所だけでなく季節でも変わる?

大根は部位によって辛みが違うだけでなく、季節によっても辛さや味わいが変わります。ここでは、季節によって変わる大根の辛さや味わいについて詳しく紹介します。

夏は辛みが強い品種「辛味大根」が流通してることが多い

大根は秋冬になると、寒さから身を守るためぶどう糖を増やして甘くなる野菜ですが、辛み成分の量も変化します。寒くなると、大根はイソチオシアネートの生成を減らすので、寒い時期の方が辛みが少なく夏の方が辛くなります。特に夏に収穫される辛みの強い大根は、辛味大根と呼ばれ大根おろしなどの薬味に使われる大根です。

一方、冬に旬を迎える青首大根は、葉に近い部分が青くなっている大根です。青くなっているところが日光に当たり、葉緑素が作られているので青くなります。青首大根は甘みの強い品種ですが、特に日光が当たった緑色の部分は甘みが強くなっています。冬に美味しくて甘い大根が食べたい時は、青首大根の緑色の部分を使うのがおすすめです。

(*辛味大根について詳しく知りたい方はこちらの記事を読んでみてください。)

辛味大根とは?栄養価・効能は?旬の時期・産地や保存方法なども紹介!

大根が辛いときに辛さを和らげる方法はある?

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