大根の辛い部位は下・上どっち?辛味抜きする方法や活用レシピを紹介!
大根の辛い部分・場所はどこなのかを知っていますか?今回は、大根の辛い部分を、煮物・漬物など辛い部分におすすめのレシピを紹介します。大根・大根おろしの辛さを和らげる・辛味抜きできる方法も紹介するので参考にしてみてくださいね。
目次
- 大根がかなり辛い…場所で辛さが違うの?
- 大根の辛い部分・場所はどこ?上下どっち?
- 大根の辛い部分は下の部分(根っこ側)
- 大根の真ん中・上の甘い部分の使い分け方
- 大根の辛さは場所だけでなく季節でも変わる?
- 夏は辛みが強い品種「辛味大根」が流通してることが多い
- 大根が辛いときに辛さを和らげる方法はある?
- ①大根の皮を厚めに剥く
- ②細切りにして空気・水にさらして辛味抜きする
- ③大根おろしはゆっくりおろす&角度は45度
- ④大根おろしは電子レンジで15〜30秒加熱するのもあり
- 大根の下の辛い部分の活用レシピ!煮物・漬物がおすすめ?
- ①大根の甘酢漬け
- ②きのこのおろし和え
- ③大根と豚肉の煮物
- ④大根のピリ辛炒め
- ⑤キムチ入りツナサラダ
- 大根の辛い部分を上手く活用しよう!
大根を調理する時に、辛みを和らげたいと思ったら、どうすればよいのでしょうか。ここでは大根の辛みを和らげるおすすめの方法を紹介します。
①大根の皮を厚めに剥く
大根の辛み成分であるイソチオシアネートは、皮の方に多いため、辛さを和らげたいときは皮を集めに向くのがおすすめです。厚く剥いた皮の部分は細切りにしてきんぴらやサラダ、漬物にすれば無駄なく消費できます。
②細切りにして空気・水にさらして辛味抜きする
辛み成分であるイソチオシアネートは、水にさらすと溶けだすため辛さが和らぎます。さらに、しばらく放置して空気にさらすだけでも、イソチオシアネートが揮発するので辛さを減らすことが可能です。辛い大根が苦手な人は、細切りにして辛み成分が出ていきやすいようにしてから、水や空気にさらしてサラダにすると甘くておいしいサラダが作れます。
③大根おろしはゆっくりおろす&角度は45度
大根の辛さの原因であるイソチオシアネートは壊れるときに辛みが増すので、ゆっくり優しくおろすと細胞が壊れにくくなり、辛さが和らぎます。またおろし器に直角にあてるより45度くらいの斜めにあてて下す方が細胞が壊れにくいので辛くなりません。
④大根おろしは電子レンジで15〜30秒加熱するのもあり
手早く大根おろしの辛さを取るおすすめの方法は、電子レンジで加熱することです。イソチオシアネートは加熱すると辛さが減るので、15~30秒程度電子レンジで加熱すると、大根おろしの辛みが抜けて甘みが強くなります。
(*大根おろしが辛い原因や、辛味を抑える方法について詳しく知りたい方はこちらの記事を読んでみてください。)
大根の下の辛い部分の活用レシピ!煮物・漬物がおすすめ?
大根の辛さが強い先端部分を美味しく食べたい時は、どんなレシピがよいでしょうか。ここでは、辛い先端部分を活用した美味しいレシピを紹介します。
①大根の甘酢漬け
大根の辛い部分は漬物に向いていて、甘酸っぱい甘酢漬けにすれば辛みがほど良く中和されて美味しくなります。さっぱりした甘酢の風味と大根の食感は相性がよく、箸休めの一品としても楽しめます。
②きのこのおろし和え
大根おろしの辛さを活かしたさっぱりした副菜のレシピで、甘い味付けのなめたけにピリリとした辛みが良いアクセントになっています。口当たりがさっぱりするので、暑い季節の副菜におすすめです。