豆腐は洗う・洗わないどっちでもOK!口コミやパックの水についても紹介!

豆腐は洗うべきなのでしょうか?それとも洗わないべきなのでしょうか?そこで今回は、豆腐を洗う派・洗わない派の人の意見や、豆腐は洗うべきなのかを紹介します。そのほかにも、豆腐のパックの水の意味も紹介するので参考にしてみてくださいね。

(このページにはPRリンクが含まれています)

目次

  1. 豆腐は洗うべき?
  2. 豆腐を洗う派・洗わない派の人の意見は?【口コミ調査】
  3. 豆腐を洗う派の人の意見
  4. 豆腐を洗わない派の人の意見
  5. 豆腐は洗うべきなの?
  6. 豆腐は洗わなくても問題ない
  7. 豆腐は洗うとおいしくなるとの意見も
  8. 豆腐のパックの水の意味は?飲める?
  9. 豆腐のパックの水の意味
  10. 豆腐の水は飲まない方が良い
  11. 豆腐を洗うかは好みによる

豆腐は洗うべきなの?

豆腐を洗う派・洗わない派の人にはそれぞれ違った主張がありましたが、結局豆腐は洗った方が良いものなのでしょうか?ここでは豆腐を洗う必要性について、豆腐メーカー側の発表している正式な見解も踏まえながら詳しく解説していきます。

豆腐は洗わなくても問題ない

結論として、豆腐は冷奴のような生でそのまま食べる料理・湯豆腐のような加熱して食べる料理のどちらであっても洗わなくても問題ないので、洗うの忘れたと焦る必要はありません。ただし、豆腐は水に長時間浸していると硬くなってしまうので、水に浸し過ぎないように注意が必要です。

豆腐を洗わなくても問題ない理由としては、パックの中が殺菌されていてきれいな状況であることが挙げられます。現在出回っている豆腐の多くは、定期的に製造器具を殺菌している工場で生産されており、パックにも菌が混入しないよう管理されています。

実際に豆腐の製造メーカーでは、賞味期限内の未開封の状態であれば洗う必要は全くないとの情報提供をしているようです。ただし、古くから続く豆腐屋などの場合には人の手で作業している他、使う器具の殺菌も不十分な場合があるので気になるようであれば豆腐を洗ってから使うのも良いでしょう。

豆腐は洗うとおいしくなるとの意見も

一方で、豆腐屋や調理師の間では豆腐は洗うとおいしくなるといった意見もあるようです。これは、豆腐を優しく洗うことでにがりの成分が落ちるためで、にがりの持つ独特な風味がなくなることでまろやかな味わいになるとも言われています。

ただし、この意見に関しては賛否両論あることから、豆腐メーカーのタカノフーズ株式会社では豆腐を洗う必要があるかどうかという質問については以下のように回答しています。

開封し、水だけ捨ててお召し上がりいただけますが、流水にさっと通していただいてもかまいません。

このように豆腐メーカー側でも豆腐は洗っても洗わなくてもどちらでも良いと考えているので、豆腐を洗うかどうかは個人の判断に委ねられています。実際に洗った豆腐がおいしいと感じる人もいれば味は変わらないと感じる人もいるので、気になる場合は一度試してみても良いでしょう。

豆腐のパックの水の意味は?飲める?

豆腐は水が入った状態で販売されていますが、この水にはどのような意味があるのでしょうか。また、豆腐の成分が染み出しているようにも見えるので飲んでみたい人もいるかもしれません。そこでここでは豆腐のパックの水の意味や、水を飲めるかどうかを解説します。

豆腐のパックの水の意味

豆腐パックの中に入った水には、以下のような意味があるとされています。

・豆腐が崩れないようにクッションの役割を果たす
・豆腐に雑菌が繁殖するのを防ぐ
・豆腐の乾燥を防ぐ

豆腐は成分のほとんどが水のため非常に柔らかく、少しぶつかっただけでもその形が崩れてしまいます。そのため、パックに豆腐をそのまま入れてしまうと見た目も悪くなってしまい、商品の価値が下がってしまうことからクッション材代わりとして水が入れられています。ただし、充填豆腐の場合にはパックの中に隙間なく豆腐が詰まっているため水は入っていません。

また、豆腐は非常に腐りやすい食材で外気に触れるとすぐに菌が繁殖してしまうことから、水を入れておくことで長持ちさせられるのも水を入れる理由です。ほか、豆腐は乾燥するとスカスカとしたスポンジのように変化してしまい、滑らかさや口当たりの良さが失われてしまいます。こういった理由から美味しさを保つ上でも水は重要な役割を果たしているのです。

豆腐の水は飲まない方が良い

このように豆腐の衛生状態や美味しさを保つ上で大事な役割を持つ水ですが、この水が飲めるかどうかといった疑問に対してタカノフーズ株式会社は以下のように回答しています。

豆腐は衝撃に弱いため、水がクッションの役割をしています。また、空気に触れていますと雑菌が繁殖しやすくなりますので、空気を遮断する意味もあります。(充填豆腐は容器の中に隙間なく入っていますので、水は必要ありません。)
パックの中の水には、流通している間や保存中に、豆腐の中から大豆の苦味成分や余分なにがり成分などが染み出してきています。また、万一雑菌が増える場合も水から悪くなりますので、水は捨てることをお勧めします。

上記からも分かる通り、基本的に豆腐の水は飲まずに捨てることが推奨されています。豆腐の水には豆腐の栄養成分が染み出しているように思うかもしれませんが、実際には苦み成分やにがりの成分などの余分な成分が含まれているだけです。味も苦いため飲んでもおいしくなく、飲むことにメリットはないと言えます。

さらに、万が一豆腐が腐る場合もこの水から腐っていくため、衛生上の観点からも飲まない方が無難と言えるでしょう。なお、豆腐の水は時おり黄色く変色していることがありますが、これは腐っているわけではなく豆腐の色素が溶けだしたものです。このように豆腐の水は飲んでも健康を害するものではありませんが、飲まずに捨てるようにしてください。

関連する記事