ささみを柔らかくする方法は?下ごしらえ方〜焼く・茹でる際のコツまで紹介!

ささみ肉を柔らかくする方法を知っていますか?今回は、ささみ肉を柔らかくする<酒・マヨネーズ・砂糖・片栗粉>を使った<下ごしらえ・下処理>の方法を、<焼く・レンジで蒸す・茹でる>場合別にしっとり柔らかくさせるコツとともに紹介します。ささみ肉のほぐし方のポイントや、美味しい料理レシピも紹介するので参考にしてみてくださいね。

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目次

  1. ささみ肉を柔らかくするには?どうすればいいの?
  2. ささみ肉が硬くなってしまう原因は主に『水分量』にある
  3. ささみ肉を柔らかくする下ごしらえ・下処理の方法は?
  4. ①筋を取る
  5. ②フォークで刺す
  6. ③酒・マヨネーズなどに漬ける
  7. ④砂糖・塩を表面にまぶす
  8. ささみ肉をしっとり柔らかく焼く方法は?
  9. ①片栗粉・小麦粉をまぶす
  10. ②熱が均一に通るように切る
  11. ③焼きすぎない
  12. ささみ肉を柔らかくレンジで蒸す・茹でる方法は?
  13. ささみ肉をレンジで蒸す場合は加熱し過ぎない
  14. ささみ肉を茹でる時は低温調理するのがおすすめ
  15. ささみ肉のほぐし方のコツも知っておこう
  16. ささみ肉の柔らかくて美味しい料理レシピを紹介!
  17. ①ソテー
  18. ②フライ
  19. ③からあげ
  20. ささみ肉を柔らかく調理しよう

①片栗粉・小麦粉をまぶす

ささみ肉を焼く前に、片栗粉や小麦粉をまぶしておきましょう。このように下処理したささみ肉を加熱すると、肉の水分の流出が抑えられてしっとりとジューシーに仕上がります。特に焼いたり揚げたりする調理方法では、加熱の際に水分が流出しやすくなるため、必ずこの下ごしらえを行ってください。

②熱が均一に通るように切る

ささみ肉に熱が均一に通るように切ることも、しっとり柔らかくするための重要なポイントのひとつです。厚みがあるささみ肉はそのままでは火が通りにくいため、筋が入っていた部分から斜めに包丁を入れ、肉を左右に開いて薄く広げます。その後包丁の背で叩いて平らにすると、ささみ肉全体に均一に火が通るうえに、繊維がほぐれて柔らかい食感になります。

③焼きすぎない

ささみ肉を焼く工程では、焼きすぎないように注意しましょう。時間をかけてささみ肉を焼くと、肉の水分が流出して硬くなるためです。ささみ肉を短時間で焼き上げるために、調理する1時間ほど前に冷蔵庫から出して常温に戻しておくのがおすすめです。

ささみ肉を炒め物に使う場合は、ささみ肉と具材を全て同時に炒めずに、はじめに肉の表面を焼いて一度取り出しておいてください。その後他の具材を炒めて火が通ったタイミングでささみ肉を戻し入れ、最後に調味して仕上げると、硬くなるのを防いでジューシーに仕上がります。

ささみ肉を柔らかくレンジで蒸す・茹でる方法は?

ささみ肉をレンジで調理したり鍋で茹でたりする場合、どのようにすれば柔らかくすることができるのでしょうか。ここでは、レンジや鍋でささみ肉を柔らかく調理するためのポイントを紹介します。

ささみ肉をレンジで蒸す場合は加熱し過ぎない

ささみ肉をレンジで蒸す場合は以下のような手順で行い、加熱し過ぎないことが重要です。

1.耐熱皿にささみ肉を乗せて酒と塩、こしょうを振り、肉を調味料によく馴染ませる
2.耐熱皿にラップをかけ、600wに設定したレンジで2分加熱する
3.余熱で肉の中心部まで火を通し、粗熱を取って完了


上記はささみ肉2本を蒸す際の手順のため、調理するささみの本数によって加熱時間を調節してください。ささみ肉をレンジで長時間加熱すると肉の水分が抜けて硬くなるため、短めの時間で加熱して余熱で火を通すのがポイントです。粗熱を取って切った時に中身が生の場合は、再度加熱しましょう。

酒には食材の水分を保持する作用があるため、ささみ肉に振って調理すると柔らかく仕上がります。ささみ肉を洋食料理に使う際には、白ワインで代用するのもおすすめです。ささみ肉などの鶏肉をレンジで加熱すると、肉の内部の水分が蒸発できず爆発する恐れがあるので、あらかじめフォークで刺しておけば安全に調理することができます。

ささみ肉を茹でる時は低温調理するのがおすすめ

ささみ肉を鍋で茹でる場合は、以下のように低温調理するのがおすすめです。

1.水を張った鍋を加熱して沸騰させ、塩を加える
2.鍋にささみ肉を入れる
3.再沸騰したら鍋に蓋をして火を止め、8分置く
4.ザルにささみ肉を乗せて水気を切り、完了

ささみ肉を沸騰したお湯に入れて煮ると硬くなるため、お湯の余熱を利用してささみ肉に火を通すと、しっとりと柔らかく茹で上がります。茹でる際に使うお湯の量はささみ肉の重さの5倍程度を目安とし、塩はささみ肉3本につき小さじ1杯を加えてください。

大きい鍋や蓋がしっかり閉まらないものを使うと、お湯がすぐに冷めてささみ肉に火が通りにくくなるため、適切な大きさの鍋と鍋によく合う蓋を使用することも重要です。

ささみ肉のほぐし方のコツも知っておこう

蒸したり茹でたりしたささみ肉のほぐし方のコツは、以下の通りです。

・しっかりと粗熱が取れてから行う
・繊維の方向に沿って食べやすい大きさに割く


ささみ肉をほぐす前に、やけどをしないように手で触れるほどの温かさになっているか確認してください。加熱後のささみ肉はザルに乗せて放置すれば粗熱が取れますが、時間がない時は濡れた布巾の上に乗せたり、うちわで仰いだりするとよいでしょう。ささみ肉は手で割いてもよいですが、フォークで繊維を削ぐと手を汚さずに簡単にほぐすことができます。

ささみ肉の柔らかくて美味しい料理レシピを紹介!

ささみ肉を柔らかく美味しく仕上げたい時には、レシピを参考に料理を作るのもおすすめです。ここでは、ささみ肉を柔らかくする工夫を凝らしたレシピを紹介します。カロリーが高くなりがちな鶏肉料理も、ささみ肉を使えばヘルシーに仕上がるので、参考にしてください。

①ソテー

出典: https://cookpad.com/recipe/5538336

焼いたささみ肉にオーロラソースをかけて仕上げた、華やかな色合いが印象的なソテーのレシピです。ささみ肉を観音開きにして小麦粉をまぶすことで、加熱時間が短く済むうえに肉の水分の流出が抑えられて、ジューシーな美味しい料理が完成します。

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