発酵あんこで失敗する原因と対処法|水っぽい・まずいなど場合別に解説!

発酵あんこ作りで失敗する原因を知っていますか?今回は、発酵あんこの<水っぽい・甘くない・酸っぱい・まずい>などの失敗別の原因と対処法を、失敗した時のリメイク・アレンジで活用する方法とともに紹介します。発酵あんこで失敗しない〈ヨーグルトメーカー・炊飯器〉での作り方も紹介するので参考にしてみてくださいね。

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目次

  1. 発酵あんこで失敗した…?原因と対処法は?
  2. 発酵あんこの失敗の原因と対処法【水っぽい場合】
  3. 原因|水分量が多過ぎる
  4. 対処法|完成後の場合はガーゼで水切りすればOK
  5. 発酵あんこの失敗の原因と対処法【甘くない・苦い・まずい場合】
  6. 原因①小豆の渋切りをしていない
  7. 原因②小豆が固い・パサパサ
  8. 原因③発酵時の温度が適温より高い・低い
  9. 原因④発酵時間が足りていない
  10. 発酵あんこの失敗の原因と対処法【酸っぱい・まずい場合】
  11. 原因①発酵時の温度が低い
  12. 原因②冷蔵庫で長期間保存している
  13. 発酵あんこで失敗した時の活用法は?リメイク・アレンジできる?
  14. 【前提】発酵あんこが腐ってなければそのまま食べてもOK
  15. 発酵あんこが甘くない・苦い時の活用法&リメイクアイデア
  16. 発酵あんこが酸っぱい時の活用法&リメイクアイデア
  17. リメイク・アレンジレシピ①豆乳あずきムース
  18. リメイク・アレンジレシピ②かぼちゃのいとこ煮
  19. 発酵あんこの失敗しない作り方も知っておこう!
  20. 材料
  21. ①炊飯器での失敗しない作り方
  22. ②ヨーグルトメーカーでの失敗しない作り方
  23. 発酵あんこはコツをおさえて失敗しないようにしよう

発酵あんこの甘味を引き出すためには、8〜10時間程度の時間が必要です。それより短ければ、十分に甘くなっていない可能性があります。8時間程度発酵させても甘くないようであれば、適切な温度であるか確認して、さらに1時間ずつ発酵時間を延ばしてみてください。

発酵あんこの失敗の原因と対処法【酸っぱい・まずい場合】

出典: @xopan_panx

発酵あんこが酸っぱく感じてまずい時は、どのような原因が考えられるのでしょうか。ここでは、発酵あんこが酸っぱくなる原因と、対処法をあわせて紹介します。

原因①発酵時の温度が低い

先述のように、発酵するときの温度が50度以下になると、麹菌よりも乳酸菌が優位になり酸っぱい味を感じるようになります。乳酸菌とは、乳酸を作り出す菌のことで、乳酸菌の力を利用した食品にヨーグルトがあります。ヨーグルトの酸味も、乳酸菌が作り出した乳酸に由来するものです。

乳酸菌の活動を抑えて酸っぱくない発酵あんこを作るためには、50度以上、60度前後の温度帯で発酵させるようにしてください。

原因②冷蔵庫で長期間保存している

冷蔵庫という低温で発酵あんこを長期間保存しても、乳酸菌がはたらいて酸味が感じられるようになります。乳酸菌は温度低下にも強く、冷蔵庫で保存している間も活動して乳酸を作り出すのです。

手作りした発酵あんこは、1週間程度で食べ切るようにしてください。それ以上保存したい場合は、発酵あんこを冷凍しましょう。 冷凍すると乳酸菌の活動が抑えられ、酸っぱくなるのを防ぐことができます。

発酵あんこで失敗した時の活用法は?リメイク・アレンジできる?

せっかく作った発酵あんこがまずい時、他のものにリメイクして美味しく食べることはできるのでしょうか。ここからは美味しくない発酵あんこの活用法やリメイクアイデア、アレンジレシピを紹介します。

【前提】発酵あんこが腐ってなければそのまま食べてもOK

発酵あんこが腐ると、このようになります。

・ねばねばと糸を引く
・腐った臭いがする


前提として、上記のような変化が見られると、その発酵あんこは腐敗しているので食べられません。腐っていない発酵あんこであれば、発酵あんこに苦味や酸味が感じられたとしても、食べて健康に害はありません。

発酵あんこが甘くない・苦い時の活用法&リメイクアイデア

発酵あんこが苦い時には、このようにリメイクできます。

・砂糖やはちみつ、みりんで甘味を加える

砂糖を使わない点が発酵あんこのメリットでもあるのですが、発酵あんこに苦味がある場合は、これらの調味料を足すことで苦味を感じにくくなります。発酵あんこに調味料を加えて混ぜ、全体になじませてください。みりんの場合は煮切ったみりんを加えるか、発酵あんこを加熱しながら加えてアルコールを飛ばしましょう。

発酵あんこが酸っぱい時の活用法&リメイクアイデア

発酵あんこが酸っぱい時には、このようにリメイクできます。

・砂糖やはちみつ、みりんで甘味を加える
・ヨーグルトに加える
・塩を加えて漬物床にする


発酵あんこが酸っぱい時には、同じく酸味のあるヨーグルトにトッピングして食べることもできます。手軽に作れて、発酵あんこの酸っぱさが気にならなくなるのでおすすめです。

ぬか漬けやキムチなどの漬物には、酸っぱい発酵あんこと同じく乳酸菌が含まれています。漬物床にする場合は、多めの塩を加えてかき混ぜ、にんじんやきゅうりなどの野菜を半日〜1日程度漬け込んでください。野菜から出た水分で傷みやすくなるので冷蔵庫で保存し、状態をよく見ながら使うようにしましょう。

リメイク・アレンジレシピ①豆乳あずきムース

出典: https://cookpad.com/recipe/4390498

発酵あんこだけでなく、甘酒のムースやトッピングの抹茶も加わるので、あんこに多少酸味や苦みがあってもカバーできます。砂糖や生クリームを使わない、体に優しいスイーツです。

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