発酵あんこで失敗する原因と対処法|水っぽい・まずいなど場合別に解説!
発酵あんこ作りで失敗する原因を知っていますか?今回は、発酵あんこの<水っぽい・甘くない・酸っぱい・まずい>などの失敗別の原因と対処法を、失敗した時のリメイク・アレンジで活用する方法とともに紹介します。発酵あんこで失敗しない〈ヨーグルトメーカー・炊飯器〉での作り方も紹介するので参考にしてみてくださいね。
目次
- 発酵あんこで失敗した…?原因と対処法は?
- 発酵あんこの失敗の原因と対処法【水っぽい場合】
- 原因|水分量が多過ぎる
- 対処法|完成後の場合はガーゼで水切りすればOK
- 発酵あんこの失敗の原因と対処法【甘くない・苦い・まずい場合】
- 原因①小豆の渋切りをしていない
- 原因②小豆が固い・パサパサ
- 原因③発酵時の温度が適温より高い・低い
- 原因④発酵時間が足りていない
- 発酵あんこの失敗の原因と対処法【酸っぱい・まずい場合】
- 原因①発酵時の温度が低い
- 原因②冷蔵庫で長期間保存している
- 発酵あんこで失敗した時の活用法は?リメイク・アレンジできる?
- 【前提】発酵あんこが腐ってなければそのまま食べてもOK
- 発酵あんこが甘くない・苦い時の活用法&リメイクアイデア
- 発酵あんこが酸っぱい時の活用法&リメイクアイデア
- リメイク・アレンジレシピ①豆乳あずきムース
- リメイク・アレンジレシピ②かぼちゃのいとこ煮
- 発酵あんこの失敗しない作り方も知っておこう!
- 材料
- ①炊飯器での失敗しない作り方
- ②ヨーグルトメーカーでの失敗しない作り方
- 発酵あんこはコツをおさえて失敗しないようにしよう
リメイク・アレンジレシピ②かぼちゃのいとこ煮
おかずになる一品なので、甘くない発酵あんこのリメイクに最適です。小豆や米麹が焦げないように、混ぜながら気を付けて煮込むのがポイントです。
発酵あんこの失敗しない作り方も知っておこう!
手間をかけるなら、美味しい発酵あんこを作りたいものです。ここからは、失敗しない発酵あんこの作り方とそのポイントを紹介します。
材料
・乾燥小豆 200g
・米麹 200g
・塩 小さじ1/4
・水
①炊飯器での失敗しない作り方
炊飯器で発酵あんこを作る際に、失敗しない手順は以下の通りです。
①鍋にたっぷりの湯を沸かし、さっと洗った小豆を加えて中火で10分程茹でる。
②鍋にふたをして火を止め、30分程蒸らしたら、小豆をザルにあげて湯を切る。
③小豆を鍋に戻し、たっぷりの水を加えて沸騰させる。
④沸騰したら弱火にして、小豆が十分やわらかくなるまで茹でる。
⑤小豆とゆで汁を分けて、小豆が60度以下になるまで冷ます。
⑥炊飯器の内釜に小豆と米麹を入れ、ゆで汁を適量加えながら混ぜ、炊飯器の保温機能で10時間保温する。
⑦甘味が出たら塩を加えて混ぜ、保存容器に移す。
乾燥小豆は事前に浸水させる必要はなく、そのまま茹で始めることができます。小豆を茹でる時はぐらぐらと煮るのではなく、豆が躍る程度の弱火にして、豆が割れないように煮てください。小豆を指で軽くつまんで、すっと潰れる程度のやわらかさが目安です。
炊飯器で保温する時には炊飯器のふたを開け、固く絞った濡れ布巾を内釜の上にかけて、乾燥を防ぎましょう。途中で何度か全体を混ぜ、布巾も濡らし直すとうまく発酵できます。
②ヨーグルトメーカーでの失敗しない作り方
ヨーグルトメーカーで発酵あんこを作る際に、失敗しない手順は以下の通りです。
①鍋にたっぷりの湯を沸かし、さっと洗った小豆を加えて中火で10分程茹でる。
②鍋にふたをして火を止め、30分程蒸らしたら、小豆をザルにあげて湯を切る。
③小豆を鍋に戻し、たっぷりの水を加えて沸騰させる。
④沸騰したら弱火にして、小豆が十分やわらかくなるまで茹でる。
⑤小豆とゆで汁を分けて、小豆が60度以下になるまで冷ます。
⑥容器に小豆と米麹を入れ、ゆで汁を適量加えながら混ぜ、60度8時間に設定したヨーグルトメーカーで保温する。
⑦甘味が出たら塩を加えて混ぜ、保存容器に移す。
初心者は、温度も設定できるヨーグルトメーカーで発酵あんこを作るのがおすすめです。ヨーグルトメーカーで作る場合も、途中で何度か全体を混ぜましょう。甘味が少なく発酵が足りないようであれば、さらに1時間保温して様子を見てください。
発酵あんこはコツをおさえて失敗しないようにしよう
発酵あんこは砂糖を使わず、小豆と米麹で作る発酵食品です。手作りした発酵あんこが甘くない、まずい場合は、小豆の渋切りが足りない、発酵温度や発酵時間が足りないなどの原因が考えられます。失敗しない作り方のポイントを押さえ、美味しい発酵あんこを作りましょう。