ピンクのじゃがいも「ノーザンルビー」の特徴｜味・栄養や旬の時期など紹介！

キタムラサキもシャドークイーン同様に果肉の色が紫色のじゃがいもで、皮の色は濃い灰色をしているのが特徴です。ノーザンルビーとは違い、加熱すると色が落ちて薄くなり青色を帯びます。またキタムラサキはノーザンルビーよりも粘り気が強いため舌触りがよく、食味がよいことで知られる品種でもあります。

ノーザンルビーは生産量が少ないので、旬の時期にネット通販でお取り寄せすれば購入しやすくなります。ここでは、ノーザンルビーの旬の時期や主な生産地について説明します。

北海道産のノーザンルビーの旬および収穫時期は、1年のうち4〜5月と9〜10月の2回あります。なお、長野県立科町で生産されているノーザンルビーの旬の時期は、10～2月ころです。旬の時期には掘り立てのノーザンルビーが出回り、旬以外の季節には貯蔵されたものが流通します。

ノーザンルビーの主産地は北海道で、旧農林水産省北海道農業試験場が開発した品種です。2006年に、ノーザンルビーの名称で品種登録されました。現在もほとんどのノーザンルビーが北海道で栽培されていますが、量は少ないものの長野県や青森県でも生産されています。産地周辺のスーパーなどでは、購入することができるかもしれません。

ノーザンルビーは通常のじゃがいもと同じように料理に使えますが、ピンク色を活かしたレシピを選ぶと目でも楽しめます。また煮崩れしにくいことから、カレーやシチューにも適したじゃがいもです。ここでは、ノーザンルビーを美味しく食べられるレシピを紹介します。

ノーザンルビーやアンデスレッド、きたあかりなど色味がある品種のじゃがいもを使った肉じゃがのレシピです。このレシピでは新じゃがと新玉ねぎを使っているので、食感が柔らかめの仕上がりになります。