生姜の酢漬けの日持ち期間は?1年持つ?長期保存させるコツも紹介!
生姜の酢漬けの日持ち・保存期間を知っていますか?長いと1年近く日持ちさせることが可能です。今回は、生姜の酢漬けの賞味期限を、長期保存する方法・コツとともに紹介します。生姜の酢漬けが腐ってしまった時の見分け方や、日持ちさせる作り方・コツも紹介するので参考にしてみてくださいね。
目次
生姜の酢漬けの鮮度を保ちながら長く保存したい場合は、作り方のコツや注意点を知っておく必要があります。ここでは、生姜の酢漬けの日持ちを伸ばすための生姜や容器の選び方、容器の下処理方法などについて詳しく紹介します。
①新鮮な生姜を選ぶ
生姜の酢漬けを作る際には、新鮮な生姜を選ぶことが大切です。新鮮な生姜は表面に傷やシワがなく、張りや艶があるのが特徴です。根生姜の場合は全体が均一に黄金色に色付いているものを、新生姜は色が白く、茎の付け根が鮮明な赤色のものを選ぶようにしてください。カットされた生姜は、断面がみずみずしく黄色い色をしているものが鮮度の良い証拠です。
表面や切り口が乾燥していたりカビが生えたりしているものや、茶色く変色したものは、傷んでいるため選ばないように注意してください。また、生姜は傷みやすい野菜のため、新鮮な生姜を購入したらなるべく早めに酢漬けにするのがおすすめです。
②密閉できる容器を選ぶ
生姜の酢漬けを保存する際には、しっかりと密閉できる容器を選びましょう。密閉できない容器に生姜の酢漬けを入れた場合、空気中の細菌が内部に入ることで腐敗を早める原因に繋がります。タッパーなどのプラスチック製の保存容器は完全には密閉できないため、生姜の酢漬けを長期保存するには向いていません。
③保存容器をきちんと消毒する
生姜の酢漬けを入れる保存容器は、あらかじめしっかりと煮沸消毒をしておいてください。細菌が残ったままの状態で生姜の酢漬けを入れて保存すると、傷みやすくなるためです。煮沸消毒とは、保存容器を熱湯で煮て容器に付着する細菌を死滅させる方法のことで、特別な洗剤も要らず手軽に行うことができます。
煮沸消毒をする際には、まず大きめの鍋の底に布巾を敷いて保存容器を入れ、容器が完全に漬かる程度まで水を加えます。その後鍋を加熱して沸騰してから5分ほど煮た後に、保存容器をトング等で取り出し、綺麗な布巾の上に逆さにして乗せて自然乾燥させてください。沸騰した湯に耐えられるように、耐熱温度表示が100℃以上の保存容器を使用することも重要です。
④容器はガラス製がおすすめ
生姜の酢漬けを保存する容器は、ガラス製のものがおすすめです。生姜の酢漬けをガラス製の容器で保存するメリットは、以下の通りです。
・容器が変色しにくい
・匂い移りがしにくい
・細菌が繁殖しにくい
・耐酸性がある
プラスチック製などの保存容器に長期間酢を入れると、変色するほか酢の臭いが移る場合がありますが、ガラス製の容器は変色や匂い移りがしにくい性質があります。また、プラスチック製の容器は傷が付きやすいため細菌が繁殖しにくい一方で、ガラス製は傷に強いことから細菌が付着しにくいのが特徴です。
また、酢に含まれる酢酸には素材を腐食させる性質があるため、酸に強い耐酸性のあるガラス製の容器を使うことが重要です。酢の酢酸はプラスチックを変形させるほどの濃度ではありませんが、種類によっては耐酸性がないものもあります。そのため、生姜の酢漬けを長期保存する際には、プラスチック製の容器は避けた方がよいでしょう。
生姜の酢漬けは日持ちする料理
生姜の酢漬けや甘酢漬けは殺菌効果のある酢に生姜を漬け込んで作るため、比較的日持ちする料理です。しかし、保存の仕方や作り方、保存容器の選び方を誤ると、短期間で腐敗する恐れがあります。生姜の酢漬けの作り方や保存方法に注意して、美味しさを長持ちさせましょう。