ねっとり焼き芋のオーブンでの作り方!温度は100・200度?低温がコツ?

焼き芋をオーブンでねっとりさせる温度・時間を知っていますか?100・200・250度など様々言われてますよね。今回は、〈低温・そのまま焼く・甘い品種を使う〉など自宅でできる焼き芋のオーブンでねっとりさせる〈温度・コツ・作り方〉を紹介します。トースター・レンジなどオーブン以外で焼く場合コツも紹介するので参考にしてみてくださいね。

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目次

  1. 焼き芋をオーブンでねっとりさせる作り方を知りたい…
  2. 焼き芋がオーブンでねっとりになる温度・時間は?100・200・250度?
  3. 焼き芋のオーブンでの作り方は160度で90分がベスト
  4. 焼き芋をオーブンでねっとりさせるコツは?低温でそのまま焼く方が美味しい?
  5. ①紅はるかなどの甘い品種を選ぶ
  6. ②低い温度でじっくり焼く
  7. ③新聞紙とアルミホイルは使わずにそのまま焼く
  8. ④余熱で焼き上げる
  9. 焼き芋のオーブン以外の作り方も知っておこう
  10. ①焼き芋をオーブントースターで焼く場合の温度・時間
  11. ②焼き芋を電子レンジで焼く場合の温度・時間
  12. 焼き芋をオーブンでねっとりさせる温度・コツをマスターしよう

焼き芋をオーブンでねっとりさせる作り方を知りたい…

焼き芋を自宅で作る場合、さつまいもをどのように加熱するかによって甘みや食感は異なってくるので、どのように作れば良いか迷う人は多いかもしれません。今回は家のオーブンを使い、ねっとりとした焼き芋を作る方法を紹介するので参考にしてください。

焼き芋がオーブンでねっとりになる温度・時間は?100・200・250度?

ねっとりした焼き芋は、濃厚な甘さとなめらかな舌触りを味わえる人気の焼き上がり具合です。オーブンで焼き芋を作る場合、どの位の温度や時間で焼くとねっとりした焼き芋に仕上がるのかという疑問について解説します。

焼き芋のオーブンでの作り方は160度で90分がベスト

自宅のオーブンで焼き芋を作る方法は以下の通りです。

①さつまいもの泥を落とししっかり洗う
②さつまいもの両端を切り落とす
③オーブンに入れ160度で90分加熱する
④焼き上がり後は予熱で更に火を通す


ねっとりした焼き芋に仕上げるには、さつまいもを特に包むことなくオーブンに入れ、160度で90分加熱するのが一番良い方法です。その際20分おきに裏から表に回転させ、60分後には前後の向きを変えるとムラなく焼き上げることができます。

箸をスッと刺すことが出来れば中まで火が通った証拠ですが、刺さらなかった場合は更に10分ごと加熱し、中まで完全に加熱するようにしましょう。焼きあがった後は手で触れるようになるまでそのまま放置することで、余熱で更に火を通して出来上がりです。

焼き芋をオーブンでねっとりさせるコツは?低温でそのまま焼く方が美味しい?

ねっとりした焼き芋を自宅のオーブンで作るには160度で90分焼くことがポイントですが、なぜその温度が適しているのかという理由や、その他のコツについても紹介します。

①紅はるかなどの甘い品種を選ぶ

さつまいもには数多くの品種がありますが、焼き芋に向いているさつまいもの甘い品種を紹介します。

・紅はるか
・鳴門金時
・シルクスイート
・安納芋
・紅乙女


上に挙げたさつまいもは甘みが強く水分が多いため、ねっとりした焼き芋を作るのに向いている品種です。焼き芋はさつまいの素材そのものの味を楽しむ食べ方なので、美味しい焼き芋にしたい場合は、濃厚な甘味のある品種を選ぶことが必要です。

(*焼き芋に適したさつまいもの品種について詳しく知りたい方はこちらの記事を読んでみてください。)

焼き芋に最適なさつまいもの種類・品種とは?糖度・食感など比較して紹介!

②低い温度でじっくり焼く

ねっとりとした甘い焼き芋を作るためには、低い温度でじっくり焼くことが重要なポイントです。生のさつまいもと比べて焼き芋はなぜ甘くなるのでしょうか。それは、さつまいもに含まれるでんぷんが過熱により麦芽糖という甘みのある成分に変化するからです。

この変化を起こす際、アミラーゼと呼ばれる酵素の働きと温度が重要になるのですが、80度以上になるとアミラーゼが働かなくなります。高温で焼いてしまうと、パサパサで甘みの少ない焼き芋になってしまうのはそのためです。アミラーゼの働きが有効になる65~80度の温度帯をなるべく長くゆっくりと保持することが、ねっとりした焼き芋を作るコツになります。

③新聞紙とアルミホイルは使わずにそのまま焼く

ねっとりした焼き芋を作るためには、新聞紙とアルミホイルは使わずにそのまま焼いた方が良いのですが、二つの作り方の仕上がりの違いを紹介します。

【そのまま焼いた場合】
・皮が焼かれて香ばしい
・ねっとりした食感で濃厚な甘味がある

【新聞紙・アルミホイルを使って焼いた場合】
・水分が多くしっとりしている
・ホクホクとした甘みがある

さつまいもをそのまま焼いた場合、さつまいもの水分が程よく抜けて甘みが濃縮され、ねっとりと甘く石焼き芋に近い仕上がりになります。一方新聞紙とアルミホイルを使って焼いた場合は、アルミホイルの中でさつまいもが蒸された状態になり、水分が多くしっとりとホクホクした仕上がりになるのが特徴です。

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