黒もちとうもろこしとは？味はまずい？美味しい食べ方・レシピも紹介！

黄色のとうもろこしが一般的ですが、黒い色をした「黒もちとうもろこし」を知っている人は少ないかもしれません。今回は、黒もちとうもろこしの特徴や味について解説するので、これから購入を考えている人は参考にしてください。

「黒もちとうもろこし」は黒いとうもろこしで、一般的な黄色のスイートコーンとは違う品種になります。一般的なものより粒が大粒で外れやすく、粒の皮は硬めです。中国が原産の品種で、昔は今より生産する地域が多かったようですが、甘くて美味しいスイートコーンの生産の方が主流になっています。

黒もちとうもろこしはほのかな甘さと、名前の通りのもちもちとした食感が特徴で、スイートコーンとは違う美味しさがあります。まずいと感じる人もいるかもしれませんが、噛めば噛むほど旨みを感じられ、黒もちとうもろこし独特の深い味わいを楽しめます。

糖分は少なめでもち質のでんぷんを多く含むため、餅のような食感が生まれ、お腹にたまりやすく満腹感が得られるとうもろこしです。口コミでは、「甘くないけどもちもちしていて美味しい」などの肯定的な意見が多いです。最近では黒もちとうもろこしのもちもちとした食感に加え、糖度が高い品種の開発も進んでおり、生産量が増える可能性もあります。

黒もちとうもろこしは200～300円ほどで購入できるようです。生産量は少ないので全国どこでも購入できるわけではないですが、生産地近くのスーパーや直売所などで購入することができます。また、確実に手に入れるために通販で購入するのも良いでしょう。

黒もちとうもろこしを味わったことがない人は、一度は試してみたいと思う人も多いでしょう。ここでは、黒もちとうもろこしの旬や生産地について解説するので参考にしてください。

黒もちとうもろこしの旬の時期は6月初旬～10月中旬で、この頃が収穫時期になります。旬の時期に生産地の近くや通販でも取り扱いが増えるので、気になる人は探してみることをおすすめします。黒もちとうもろこしは収穫後、急激に甘みが失われてしまうので、なるべく新鮮なものを購入すると良いでしょう。

黒もちとうもろこしは中国での生産が多いようですが、日本では北海道・長野・岐阜の他、山形や高知などにおいても小規模で栽培されています。気候的には全国で生産が可能ですが、黒もちとうもろこしより人気の品種である、スイートコーンを生産する農家が多いのが現実です。