マカロンが乾燥しない…原因・対処法は?時間の目安や乾かし不要のレシピも!

マカロンが乾燥しない時はありませんか?ドライヤー・冷蔵庫で乾かしてもいいのでしょうか?今回は、マカロンが乾燥しない原因と対処法を、乾燥時間の目安や仕上がったかの見分け方とともに紹介します。マカロンを乾燥させなくてもいい作り方・レシピも紹介するので参考にしてみてくださいね。

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目次

  1. マカロンの表面が乾燥しない…なぜ?時間の目安はどのくらい?
  2. 【前提】マカロンの乾燥には時間がかかる
  3. マカロンの乾燥の見分け方
  4. マカロンが乾燥しない場合の原因と対処法は?ドライヤー・冷蔵庫で乾かしていい?
  5. ①マカロナージュをし過ぎている
  6. ②部屋の湿気が多い・湿度が高い
  7. ③生地の水分量が多い
  8. ただし冷蔵庫で乾かすのがおすすめしない
  9. マカロンが中々乾燥しない時はそのまま焼いてもいい?
  10. マカロンを十分に乾かさずに焼くデメリット
  11. マカロンの乾燥が面倒な人におすすめなレシピも紹介!
  12. 材料
  13. 作り方・手順
  14. マカロンが乾燥しない時の原因と対処法を知っておこう

マカロンが中々乾燥しない時はそのまま焼いてもいい?

部屋の湿度やマカロナージュなど、様々な要因がマカロンの乾燥には関わっていますが、マカロンが乾燥するまで時間がかかる場合はそのまま焼いてもいいのでしょうか。ここではマカロンを十分に乾燥させず、オーブンで焼いた場合のデメリットを解説します。

マカロンを十分に乾かさずに焼くデメリット

十分に乾燥していないマカロンをオーブンで焼くと、以下のようなデメリットがあることを知っておきましょう。

・表面にヒビ割れが起こる
・表面に小さな穴ができる
・ピエが出ない


マカロンの表面にヒビ割れが起きる場合、生地は問題なく作られていますが、マカロンを乾燥させる時間が不足しています。また、マカロンの表面に小さな穴があるときは、ヒビ割れ以上に乾燥が不足しているので注意が必要です。

さらに、マカロンの表面の乾燥が不十分では表面が固まりません。その場合は生地が横に広がって持ち上がらないため、ピエが出来なくなります。

マカロンの乾燥が面倒な人におすすめなレシピも紹介!

マカロンは基本的に長い時間をかけて乾燥させる必要があるため、マカロンの乾燥が面倒で作らなくなる人は少なくありません。そこで今回はマカロンの乾燥が不要で、分かりやすいおすすめのレシピを紹介するので参考にしてください。

材料

【ガナッシュ】
・スイートチョコレート:40g
・乳脂肪分35%の生クリーム:40g
・グラン マルニエ:5ml

【マカロンコック】
・卵白:50g
・グラニュー糖:55g
・粉砂糖:70g
・アーモンドパウダー:55g
・ココアパウダー:8g
・オレンジピール:任意

作り方・手順

ガナッシュとマカロンコックに分け、乾燥させずにマカロンを作る手順を紹介するので参考にしてください。

【ガナッシュ】
①耐熱容器にチョコレートを入れ、ラップをかけて電子レンジで溶かす
②耐熱容器に生クリームを入れ、ラップをかけて電子レンジで40秒ほど温める
③生クリームを3回に分けて加え、緩やかにしっかり混ぜる
④グランマルニエを加えて混ぜる
⑤ラップをかけて常温で冷やす

【マカロンコック】
①アーモンドパウダー、粉砂糖、ココアを混ぜ合わせる
②2回に分けてふるいにかけ、2回目はボウルに入れる
③コシが切れるまで卵白を泡立て、1/3のグラニュー糖を加えて混ぜる
④気泡が細かくなったら、1/3のグラニュー糖を加えて混ぜる
⑤メレンゲに艶が現れて重量感が出たら、残りのグラニュー糖を加える
⑥メレンゲの角が立つまで約5分しっかり泡立てる
⑦ふるいにかけた材料が入ったボウルに、メレンゲを全て加える
⑧ゴムベラで切り込むように、粉感が消えるまで混ぜ合わせる
⑨ボウルを回しつつ、生地をすくい上げて中央に集めるようにマカロナージュをする
⑩絞り袋に生地を入れる
⑪天板の上に直径3cmごとに絞り、下から天板を叩いて生地の表面の形を整える
⑫170℃のオーブンで5分焼いてピエを出す
⑬オーブンを140℃に設定し、15分焼いて生地を乾燥させる
⑭天板を外し、ケーキクーラーの上で生地の粗熱をとる
⑮マカロンの中心を指で押して浅い底を作る

【仕上げ】
①ガナッシュが冷えてクリーム状になっていることを確認する
②絞り袋にガナッシュを入れる
③ガナッシュが半分ほど残るように、マカロンのやや内側に円を描くように絞る
④マカロンの中央にオレンジピールをのせる
⑤オレンジピールの上に残りのガナッシュを絞る
⑥内側からガナッシュがはみ出さないようにマカロンを組み合わせる
⑦冷蔵庫に入れ、冷え固まったら完成

卵白を冷やしておくと、メレンゲが安定して滑らかになり、マカロナージュが成功しやすくなります。また、天板の上で生地を乾燥させる必要はないので、下から天板を叩いて形を整えたら素早くオーブンで生地を焼きましょう。

マカロンが乾燥しない時の原因と対処法を知っておこう

マカロンの乾燥は30分〜1時間半を目安に、マカロンの表面に薄い膜があるか見て、指で軽く触れて固さを確認することが大切です。さらに生地の水分量やマカロナージュの回数も乾燥に大きく影響するため、レシピの分量や注意点をしっかり確認して、綺麗な形の美味しいマカロンを作りましょう。

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