アイシングが固まらない…乾く時間の目安は?早く固まる乾かし方も紹介!
アイシングが固まらないことはありませんか?乾燥時間はどれくらい必要なのでしょうか?今回は、アイシングが固まらない時の原因と対策を〈レモン汁〉などを使った早く固める方法とともに紹介します。アイシングが固まらない・固すぎる時の調整の仕方も紹介するので参考にしてみてくださいね。
(このページにはPRリンクが含まれています)目次
アイシングが固まらない…乾燥時間はどれくらい必要?
アイシングは砂糖や卵白を水で溶いたクリームで、以下のようなお菓子に使用されます。
・シナモンロール
・パウンドケーキ
・キャロットケーキ
・クッキー
ケーキを始めとしたスイーツ・お菓子にアイシングは使われ、クッキーにアイシングをかける場合は食用着色料を使い、カラフルな模様を描くのが人気です。今回は、アイシングが固まるまでの乾燥時間はどれくらい必要かどうかを中心に解説していきます。
アイシングが固まる・乾く時間の目安
アイシングは、ケーキやクッキーにトッピングしてから半日〜1日程度かけてゆっくりと固まります。乾くまでに時間がかかるため、お菓子をプレゼントする場合は余裕を持って作りましょう。特に、アイシングを何回も重ねた場合は1日経っても固まらないことがよくあります。
アイシングが固まらない時の原因と対策は?
半日〜1日ほど経ってもアイシングが固まらない場合は、何が原因なのでしょうか。ここでは、アイシングがなかなか固まらない時の原因について紹介します。アイシングが固まりやすくなる方法もあわせて紹介するので、参考にしてみてください。
①かけるスイーツの水分量が多い
スイーツの水分量が多いと、アイシングに水分が移って固まりにくくなります。アイシングをかける時はスイーツの水分量を減らすために、レシピより牛乳の量を少なくしたり、小麦粉の量を多くしたりして調節してみてください。
また、焼き立てのスイーツにアイシングをかけると湯気がこもり、乾きにくくなります。クッキーやケーキは必ずあら熱を取り、乾燥させてからアイシングをかけましょう。
②湿気の多い環境で乾燥させている
湿度の高い環境ではアイシングが乾燥しにくく、なかなか固まりません。特に梅雨時や、加湿器を使用した室内では乾くまでに1日以上かかります。また、調理中のキッチンは鍋などから上がる湯気により湿気がこもりやすく、アイシングの乾燥に向かない環境です。
アイシングを乾燥させる際は換気扇を回したり、エアコンの除湿機能を使ったりすると固まりやすくなります。
③アイシングの水分が多い
上記の2つの理由に当てはまらない場合は、アイシング自体の水分量が多いことが考えられます。アイシングを溶く際の水や卵白を、レシピの分量より多く加えていないか確認してみましょう。
また、レシピ通りに作っていても、室内の温度や湿度によって乾燥しにくくなる場合もあります。湿度が高い雨の日や、気温の高い夏場は、アイシングを作る際の水分量を減らして作ると固まりやすくなります。
アイシングを早く固める方法・乾かし方は?逆にNGなやり方は?
アイシングを早く固めるためには、どのような方法で行うと良いのでしょうか。ここでは、アイシングが固まるのが早い方法や乾かし方について紹介します。また、アイシングを乾かす際におこなってはいけないことも紹介するので参考にしてください。
①レモン汁を入れる
アイシングにレモン汁を入れると、酸性に傾くことで卵白のタンパク質が変性し、早く固まる効果が得られます。レモン汁の量は、卵白1個分に対して小さじ1杯程度が目安です。レモン汁を入れすぎると、酸味が強くなって美味しくなくなってしまうので注意しましょう。
なお、同じく酸性の酢で代用することも可能ですが、レモン汁を使う方が風味が良く固まるのも早いのでおすすめです。