チョコレートは賞味期限切れでも食べられる?種類別の目安や保存方法など紹介!

チョコレートの賞味期限の目安を知っていますか?今回は、チョコレートの賞味期限を<市販・手作り>や<冷凍・冷蔵・常温>など保存方法別に比較して、期限切れでもいつまで食べられるかなど紹介します。チョコレートの日持ちする保存方法や、〈生チョコ〉など賞味期限が短いチョコレートの例も紹介するので、参考にしてみてくださいね。

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目次

  1. チョコレートの賞味期限は長い?短い?
  2. チョコレートの賞味期限はどのくらい?1年もつ?
  3. ①市販チョコレートの商品の場合
  4. ②手作りチョコレートの場合
  5. チョコレートの賞味期限切れはいつまで食べられる?
  6. 賞味期限の定義
  7. チョコレートが腐ることは稀で期限切れでも食べられることが多い
  8. 生チョコなど賞味期限が短いチョコレートの例
  9. チョコレートの日持ちする保存方法・ポイントは?
  10. ①常温での保存方法
  11. ②冷蔵での保存方法
  12. ③冷凍での保存方法
  13. チョコレートの賞味期限に注意しよう

チョコレートの賞味期限は長い?短い?

チョコレートは種類やフレーバーが豊富で、老若男女に人気のお菓子です。ただ、バレンタインの時期など、チョコレートを食べ切れない時に気になるのが賞味期限です。チョコレートの賞味期限を種類別に紹介します。

チョコレートの賞味期限はどのくらい?1年もつ?

チョコレートの賞味期限はどのくらいなのでしょうか?市販と手作りに分けて紹介します。

①市販チョコレートの商品の場合

市販のチョコレートの場合、賞味期限は種類によって違いがあるのでしょうか。

メーカー 賞味期限 チョコのタイプ
ゴディバ 2か月 ボンボンショコラ
ロイズ 3か月 板チョコ
ロイズ 1か月 生チョコ
ブルガリ 28日以上 ボンボンショコラ
モロゾフ 270日 ボンボンショコラ
久遠 60日以上 テリーヌ
ロッテ 360日 板チョコ
リンツ 1か月以上 ガナッシュ
トップス 3日 チョコレートケーキ
ピエールマルコリーニ 10日 生チョコ

市販のチョコレートは、種類によって賞味期限が異なります。チョコレートケーキが一番短く冷蔵庫で3日程度、生チョコがその次に短く10日~1か月程度、ボンボンショコラが28日~270日、板チョコが一番長く1年程度です。板チョコは冷凍保存に向きませんが、生チョコやボンボンショコラは冷凍保存することによって賞味期限が約半年まで伸びます。

賞味期限とは、未開封の状態で所定の方法で保存した場合においしく食べられる期限です。生チョコでも板チョコでも、開封したらできるだけ早く食べきりましょう。また種類によって最適な温度も違うので、常温で保存するべきか冷蔵で保存するべきかを確認しましょう。

②手作りチョコレートの場合

手作りチョコレートの場合は、作り方や材料によって賞味期限が変わります。最も短いのは、材料に生クリームを使った生チョコやガナッシュチョコレートです。生クリームに水分が多く腐りやすいため、賞味期限は冷蔵庫で2~4日程です。チョコレートを溶かして固めた型抜きチョコやカップチョコの場合、生チョコより少し長く冷蔵で4~5日が目安となります。

生クリームを使うチョコレートケーキやガトーショコラの賞味期限は冷蔵で4日程度ですが、チョコレートケーキはスポンジが湿気に弱いため作った当日が1番おいしく、ガトーショコラは冷蔵庫で一晩寝かした翌日が1番おいしく食べられます。最も日持ちがするのはチョコレートの焼き菓子類で、クッキーやカップケーキ、ブラウニーの賞味期限は6~7日ほどです。

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チョコレートの賞味期限切れはいつまで食べられる?

賞味期限切れのチョコレートは、いつまでなら食べても安全なのでしょうか。チョコレートの種類によって、違いはあるのか見ていきましょう。

賞味期限の定義

賞味期限は品質が劣化するスピードが比較的遅い食品につけられ、未開封の状態で所定の状況のもと保存した場合の最大の日持ち期間に、通常0.8の安全係数をかけて設定されます。賞味期限切れの場合でも品質が保持されているので、多少過ぎていても健康を害する可能性は低いと言えます。

一方、消費期限は品質劣化しやすい食品に表示され、安全に食べられる期限を示しています。消費期限を過ぎたものは傷んでいる可能性が高く、体調を崩してもメーカーからの保証はないので食べないほうが良いでしょう。(※1)

チョコレートが腐ることは稀で期限切れでも食べられることが多い

一般的にチョコレートはカカオからとれる原料のカカオマスやカカオバター、砂糖、粉乳などからできていて腐ることはほとんどありません。そもそも腐る原因は空気中の細菌などが食品中で増殖することですが、チョコレートの原料自体に水分がほとんどなく、脱水作用のある砂糖が大量に含まれて微生物が増殖しにくいため、チョコレートは腐りにくいと言えます。

ただ、食品の劣化の原因は腐ることだけではなく、油の酸化なども原因の一つです。チョコレートには脂肪分が含まれていますが、カカオの苦み成分に含まれるカカオポリフェノールに抗酸化作用があるため酸化にも強いと言えます。

しかし、苦み成分の少ないホワイトチョコレートのように油脂量が多い場合は保存性が低いので、大幅に賞味期限が切れたものは避けたほう良いかもしれません。

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