蒸しパンは冷凍できる？そのまま保存でOK？固くならない解凍の仕方も解説！

冷凍した蒸しパンの自然解凍のメリットとデメリット、手順は以下の通りです。

【メリット】
・味や食感に変化がなく、美味しく食べられる
・手間がかからない
【デメリット】
・解凍に時間がかかる
・冷たいものを食べることになる

【自然解凍の手順】
1、冷凍庫から凍った蒸しパンを取り出す
2、ラップをつけたまま、常温に2～3時間置く

自然解凍は常温に置いて時間が経つのを待つだけなので、外出先でのお弁当やおやつなどに蒸しパンを持ち運ぶ際に向いています。半解凍の状態でも美味しく食べることができるので、解凍具合を好みで調整できる点もメリットです。

ただし、解凍に時間がかかるので、あらかじめ食べる時間を考えておく必要があります。また、夏場の暑いところに長時間置くと細菌が繁殖して傷みやすくなるため、注意が必要です。

冷凍した蒸しパンの電子レンジでの解凍のメリットとデメリット、解凍する際の手順は以下の通りです。

【メリット】
・食べたい時にすぐできる
・温かいものを食べられる
【デメリット】
・温めすぎると固くなる
・冷めるとすぐに固くなる

【電子レンジ解凍の手順】
1、冷凍庫から取り出した蒸しパンのラップを外す
2、凍ったままの蒸しパンを濡らしたキッチンペーパーで包む
3、皿に乗せてラップをかける
4、600Wのレンジで20秒加熱する

電子レンジでの解凍は、食べたい時にすぐにできるので便利です。ただし、加熱時間が長いと固くなって美味しさが損なわれてしまうので、注意しなければなりません。蒸しパンを濡らしたキッチンペーパーで包むことでほどよく水分が加わり、固くなるのを防ぐことができます。

ただし、電子レンジで加熱した蒸しパンは冷めるとすぐに固くなってしまうので、食べる直前に加熱するのがおすすめです。

冷凍した蒸しパンの蒸し器での解凍のメリットとデメリット、解凍する際の手順は以下の通りです。

【メリット】
・作りたてのような美味しさが味わえる
・温かいものを食べられる
【デメリット】
・手間がかかる

【蒸し器での解凍方法】
1、冷凍庫から取り出してラップを外す
2、蒸し器に水を入れ、蒸し皿を入れて火にかける
3、沸騰したら蒸しパンを入れて蓋をする
4、中火で3～5分蒸す

蒸しパンは蒸して作られるため、蒸し器を使って解凍すると作り立てのような仕上がりになり、美味しく食べることができます。蒸す時間がかかるので、時間に余裕がある時には蒸し器での解凍がおすすめです。

蒸し器がない場合でも、フライパンと蓋を使って蒸すことができます。ただし、調理器具の準備や片付け、お湯の用意などの手間がかかるのが難点です。

冷凍した蒸しパンの炊飯器での解凍のメリットとデメリット、解凍する際の手順は以下の通りです。

【メリット】
・置いておくだけで簡単にできる
・柔らかい食感で美味しく仕上がる
【デメリット】
・ご飯が保温されている限られた時間でしかできない

【炊飯器での解凍方法】
1、冷凍庫から凍った蒸しパンを取り出す
2、炊飯器で保温中のご飯の上に乗せる
3、10分以上置く

炊飯器での解凍方法は、保温されているご飯の上に蒸しパンを置くだけです。簡単ですが、炊飯釜の内部のほどよい湿度の影響で、作りたてのような柔らかい食感に仕上がります。とても簡単で美味しく解凍できるのでおすすめですが、保温中のご飯があることが前提なので、条件が限られます。

蒸しパンの匂いがご飯に移るのが気になる場合は、凍った蒸しパンをアルミホイルで包むと匂い移りを防ぐことが可能です。