琥珀糖にカビが…原因や防止する乾燥方法は?食べたら食中毒の危険はある?
琥珀糖に気が付いたらカビが生えてしまっていたという経験はありますか?今回は、琥珀糖にカビが生えた原因や食べた時の食中毒の危険性を、〈キッチンペーパー・ドライフルーツメーカー・冷凍庫〉といったカビを防止する乾燥方法とともに紹介します。琥珀糖のカビが生えない・失敗しない作り方も紹介するので参考にしてみてくださいね。
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- 琥珀糖にカビが生えてしまった…。どうして?
- 琥珀糖にカビが生えた原因は?乾かし方の問題?
- ①砂糖の量が足りなかった
- ②水分が多すぎた
- ③乾かす場所が悪かった
- ④ラップや密閉容器を使ってしまった
- 琥珀糖のカビは取ったら食べれる?食べたら食中毒になる?
- 琥珀糖のカビで食中毒になる可能性は低いが捨てるのが無難
- 琥珀糖にカビが生えない・防止するポイントや乾燥方法は?期間はどのくらい?
- ①レシピの分量通りに作る
- ②扇風機・エアコン・うちわを使う
- ③キッチンペーパーや食卓用の蚊帳を使う
- ④食品乾燥機・ドライフルーツメーカーを使う
- ⑤冷蔵庫や冷凍庫で乾かす
- 琥珀糖のカビが生えない・失敗しない作り方!
- 材料
- 作り方・手順
- 琥珀糖にカビが生えないように注意しながら乾燥させよう
琥珀糖にカビが生えてしまった…。どうして?
出典: @kino_7273
琥珀糖にカビが生えてしまうことがありますが、まずはカビの特徴を紹介します。
・28度前後で最も繁殖が盛んになる
・湿度の高い場所を好む
・カビの繁殖には酸素が必要
・カビ毒を摂取すると食中毒になる恐れがある
カビが繁殖できる温度は、5度~45度といわれており、カビの種類によって多少の違いがありますが20度を超えると急速に活性化します。湿度60%以上の場所で繁殖し、80%を超えると一気に加速するので、カビの繁殖を防ぐには湿度を抑えることが大切です。
カビには人体にとって無害なもの、有害なものがありカビ毒を摂取すると食中毒やガンになる恐れがあるため、十分に注意をする必要があります。琥珀糖の表面に青や緑っぽい点や、胞子が見えた場合にはカビである可能性が高いでしょう。
琥珀糖にカビが生えた原因は?乾かし方の問題?
琥珀糖は寒天や砂糖を材料にして作るお菓子で、宝石のような見た目から食べられる宝石とも呼ばれています。手作りの琥珀糖にカビが生えてしまうのは、どのような原因があるのでしょうか。ここでは、琥珀糖にカビが生えてしまう原因を説明します。
①砂糖の量が足りなかった
砂糖の濃度が高いと、細菌が侵入したとしても浸透圧により水分が脱水されるため、乾燥が進みカビは繁殖できなくなります。しかし砂糖の量を減らしてしまうと、上手く脱水が行われず水分が残った状態になるため、カビが繁殖しやすくなります。
甘さを抑えるためや材料を節約するためといって、むやみに砂糖の量を減らしてしまうとカビを繁殖させる原因となるため注意してください。
②水分が多すぎた
カビは湿度の高い場所を好むため、琥珀糖に含まれる水分が多すぎると乾燥が進まずカビが繁殖してしまいます。琥珀糖を作る際は、目分量で材料を量るのではなく、レシピ通りに計量をしてから作るようにしましょう。
③乾かす場所が悪かった
琥珀糖は表面が結晶化しているお菓子ですが、結晶化させるにはしっかりと乾燥をさせることが大切です。そのため風通しや空気の流れが悪い場所や、湿気の多い場所では琥珀糖が乾燥せずにカビが生えることがあります。
④ラップや密閉容器を使ってしまった
琥珀糖を乾燥させる際に、ラップや密閉容器を使うと乾燥を妨げてしまいカビが繁殖しやすくなります。琥珀糖を乾燥させる時は、お菓子作りで使うケーキクーラーなどを活用すると良いでしょう。
琥珀糖のカビは取ったら食べれる?食べたら食中毒になる?
琥珀糖にカビが生えてしまった場合、カビを取り除けば食べても大丈夫なのでしょうか。ここからは、琥珀糖のカビで食中毒になる可能性などを説明します。
琥珀糖のカビで食中毒になる可能性は低いが捨てるのが無難
食中毒の症状例は、以下の通りです。
・嘔吐
・下痢
・腹痛
カビが少し生えた琥珀糖を誤って食べた場合に、カビを原因とする上記のような食中毒の症状が起こる可能性は低いです。しかしカビ毒の多くは、長期に連続して食べた結果として起こる慢性毒性や発がん性の主体となり得ます。カビが生えた食品は、食べずに捨てるのが無難です。