琥珀糖にカビが…原因や防止する乾燥方法は?食べたら食中毒の危険はある?
琥珀糖に気が付いたらカビが生えてしまっていたという経験はありますか?今回は、琥珀糖にカビが生えた原因や食べた時の食中毒の危険性を、〈キッチンペーパー・ドライフルーツメーカー・冷凍庫〉といったカビを防止する乾燥方法とともに紹介します。琥珀糖のカビが生えない・失敗しない作り方も紹介するので参考にしてみてくださいね。
目次
- 琥珀糖にカビが生えてしまった…。どうして?
- 琥珀糖にカビが生えた原因は?乾かし方の問題?
- ①砂糖の量が足りなかった
- ②水分が多すぎた
- ③乾かす場所が悪かった
- ④ラップや密閉容器を使ってしまった
- 琥珀糖のカビは取ったら食べれる?食べたら食中毒になる?
- 琥珀糖のカビで食中毒になる可能性は低いが捨てるのが無難
- 琥珀糖にカビが生えない・防止するポイントや乾燥方法は?期間はどのくらい?
- ①レシピの分量通りに作る
- ②扇風機・エアコン・うちわを使う
- ③キッチンペーパーや食卓用の蚊帳を使う
- ④食品乾燥機・ドライフルーツメーカーを使う
- ⑤冷蔵庫や冷凍庫で乾かす
- 琥珀糖のカビが生えない・失敗しない作り方!
- 材料
- 作り方・手順
- 琥珀糖にカビが生えないように注意しながら乾燥させよう
琥珀糖は食べられる宝石とも呼ばれ、手作りできるのが魅力のお菓子ですが、カビを生やさずに乾燥させるにはどうしたら良いのでしょうか。ここでは琥珀糖の乾燥方法や乾燥させる期間など、琥珀糖を作る際のポイントを紹介します。
(*琥珀糖の乾燥方法について詳しく知りたい方はこちらの記事を読んでみてください。)
①レシピの分量通りに作る
レシピに記載されている材料をしっかりと計量し、砂糖の量や水分量を変更しないようにしましょう。お菓子作りにおいて計量はとても重要で、正しく計量することで失敗のリスクも減ります。琥珀糖を乾燥させるには、自然乾燥で3日~10日ほどを目安にしてください。
②扇風機・エアコン・うちわを使う
清潔な扇風機やエアコンを使用し、琥珀糖に風を当てて乾燥させることで乾燥時間を短縮し、カビの発生を防ぐことができます。多少の労力を必要としますが、琥珀糖を風通しの良い場所に移動させ、定期的にうちわで扇いで乾燥させるのもおすすめです。
乾期であれば1日目である程度乾いて3日ほどで十分乾燥しますが、梅雨など湿気が多い時期は時間が掛かるため、琥珀糖の向きを変えながら全方向から風が当たるようにしましょう。
③キッチンペーパーや食卓用の蚊帳を使う
琥珀糖に埃の付着や虫が混入しないように、乾燥させる際に食卓用の蚊帳を使用するのがおすすめです。食卓用の蚊帳を使用した場合は、自然乾燥と変わらないため乾燥に3日~10日ほど時間が掛かります。
キッチンペーパーで、琥珀糖の表面の水分を拭き取ると乾燥時間を短縮できます。キッチンペーパーで水分を拭き取ってから扇風機やエアコン、その他の方法を併用することでさらに乾燥時間を短くできるので試してみてください。
④食品乾燥機・ドライフルーツメーカーを使う
温度を40度ほどに設定できる食品乾燥機や、ドライフルーツメーカーを使用すると24時間前後で乾燥させることができます。しかし、自然乾燥させた際に見られる結晶模様はあまり出ないため注意してください。
⑤冷蔵庫や冷凍庫で乾かす
琥珀糖は、基本的には冷蔵庫や冷凍庫を使用せずに作れるお菓子ですが、琥珀糖を型に入れたらまずは冷蔵庫や冷凍庫で固めてください。本格的に乾燥させる前に冷蔵庫や冷凍庫に入れることで早く固まるので、結果として乾燥時間を短縮することができます。固まりづらくなるので、冷蔵庫や冷凍庫に入れる際もラップや密閉容器は使用しないでください。
琥珀糖のカビが生えない・失敗しない作り方!
食べられる宝石と呼ばれるお菓子、琥珀糖のカビが生えずに失敗しない作り方はあるのでしょうか。ここでは、琥珀糖のレシピ動画や材料、手順を説明します。
材料
・寒天 5g
・水 200g
・砂糖 300g
・食用色素 適量
作り方・手順
琥珀糖は、以下の手順で作ります。
1、寒天を水に浸けて戻す
2、鍋に戻した寒天と水を入れて火にかける
3、中火で寒天を煮溶かす
4、溶けたら一度こして、鍋に戻す
5、鍋に砂糖を加えて弱火で混ぜながら煮詰める
6、糸が引くくらいに煮詰まったら火からおろす
7、付けたい色の数だけ小分けして、色を付ける
8、好みの型に流して冷蔵庫で固める
9、型から外して、クッキングシートやケーキクーラーの上で乾燥させる
水の代わりにジュースを使用しても作れますが、柑橘系のジュースは寒天が固まりにくくなるため注意してください。柑橘系のジュースで作る場合は、水160gとジュース40gにして水のみで寒天を溶かし、80度ほどに冷めてからジュースを加えてください。
食用色素の代わりにかき氷シロップでも色付けが可能ですが、入れすぎると乾燥に時間が掛かるので少量を入れるようにしましょう。