琥珀糖が固まらない…失敗?時短乾燥のさせ方やほこりを防ぐ方法も紹介!

琥珀糖が固まらないという経験はありませんか?失敗しているのでしょうか?今回は、琥珀糖の乾燥のさせ方や時短する方法に加え、固まらない時の原因と対処法も紹介します。乾燥に適した場所やほこり・カビ・虫で失敗しない方法も紹介するので参考にしてみてくださいね。

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目次

  1. 琥珀糖を乾燥させたい…。固まらない時はどうすればいい?
  2. 琥珀糖を乾燥させる方法は?何日で作れる?
  3. 琥珀糖を自然乾燥させる方法
  4. 琥珀糖を乾燥させる目安は3日〜10日
  5. 琥珀糖が固まらない…。失敗の原因と対処法は?
  6. ①砂糖の量が足りていない
  7. ②砂糖を入れるタイミングが早い
  8. ③水分を飛ばしきれていない
  9. ④着色料を入れた後の混ぜ方が足りない
  10. ⑤室温・湿度が高い
  11. 琥珀糖を早く乾燥させる時短方法は?
  12. ①フードドライヤー・食品乾燥機を使う
  13. ②グラニュー糖をまぶして乾燥させる
  14. ③冷蔵庫で冷やして乾燥させる
  15. 琥珀糖を乾燥させるのに適した場所は?ほこり・カビを防ぐ方法ある?
  16. 琥珀糖の乾燥は風通しの良いところで行おう
  17. 琥珀糖のほこり・カビ・虫対策方法
  18. 琥珀糖を上手に乾燥させよう

琥珀糖を乾燥させたい…。固まらない時はどうすればいい?

寒天と砂糖で作る琥珀糖は「食べられる宝石」とも呼ばれるほど見た目が美しいことから、家庭でも作る人が増えています。琥珀糖を作る工程では乾燥させる必要がありますが、乾燥せずに固まらないことがあります。ここでは、琥珀糖が固まらない時の対処法や原因、早く乾かすための方法などについて説明します。

琥珀糖を乾燥させる方法は?何日で作れる?

琥珀糖は砂糖と寒天を煮詰めた寒天液を乾燥させて作りますが、どのようにして乾燥させるのでしょうか。琥珀糖を乾燥させる方法と乾燥にかかる日数の目安についても紹介するので、参考にしてください。

琥珀糖を自然乾燥させる方法

琥珀糖を自然乾燥させる際には、砂糖と寒天を煮詰めた寒天液をバットなどに流し入れて冷蔵庫で冷やし、固まった琥珀糖を切り分けてからクッキングシートなどの上に乗せます。この時、琥珀糖をひっくり返すと乾燥具合が分かりやすくなるうえに、裏返しにした部分も乾燥させることが可能です。

琥珀糖を包丁で切り分けてもよいですが、手で千切るとより宝石のような美しい見た目に仕上がります。琥珀糖は作ってすぐに食べることもできますが、乾燥させると砂糖が浮き出てより見た目が美しくなり食感も変わります。

琥珀糖を乾燥させる目安は3日〜10日

琥珀糖が乾燥するまでにかかる期間は、おおよそ3日から10日程度と言われています。よく晴れた日や空気が乾燥している場所では、短時間で乾かすことが可能です。湿度が高い梅雨や夏の時期や湿気の多い場所などに置くと、乾くまでに時間がかかり、10日ほどの時間を要すこともあります。

また、琥珀糖は水分量が多いお菓子のため、室温や湿度が高い季節に室温に置くとカビが生えることがあるので注意が必要です。

琥珀糖が固まらない…。失敗の原因と対処法は?

琥珀糖を説明した乾燥方法でなかなか固まらない場合は、他に固まらない原因があります。ここからは、琥珀糖が固まらない失敗の原因と、その対処法について解説します。

①砂糖の量が足りていない

琥珀糖が固まらない原因のひとつに、砂糖の量が足りていない点が挙げられます。琥珀糖が固まるのは、大量の砂糖を使うことで結晶化するためです。琥珀糖のカロリーを抑えるために、独断で砂糖の量を減らして作ると固まらない原因に繋がります。

琥珀糖の着色料と砂糖の代わりしてジュースを使うことがありますが、ジュースを使うと砂糖と水分の量が把握しにくくなるため失敗しやすくなります。また、ジュースのほかかき氷のシロップやジャムなどを使って着色する方法もありますが、これらを使うと砂糖の結晶化が遅れるため、入れ過ぎないように注意してください。

琥珀糖を作る際に使う砂糖は基本的にはグラニュー糖を使用しますが、グラニュー糖以外の上白糖などの砂糖でも代用することは可能です。砂糖の中でもグラニュー糖は結晶化が進みやすく、さっぱりとした味わいになるため、琥珀糖に使う砂糖を選ぶ場合はグラニュー糖を使用するのがおすすめです。

②砂糖を入れるタイミングが早い

琥珀糖を作る際に砂糖を入れるタイミングが早いと、琥珀糖が乾燥しない原因となります。寒天には棒寒天、糸寒天、粉寒天の3種類があり、いずれの種類の寒天でも琥珀糖は作ることができます。そのなかでも、透明度がより高くなることから糸寒天を使って作られることが多いです。

琥珀糖を作る際に棒寒天や糸寒天を使う場合には、寒天を1日程度水に浸してふやかしておき、砂糖を加える前に水と寒天を煮詰めて溶かしておくことが重要です。砂糖を入れる前には寒天が水に溶け切ったことを確認してから鍋に投入するようにしてください。

寒天が溶け切らないうちに鍋に砂糖を入れたり、寒天と同じタイミングで砂糖を加えたりすると固まらなくなるので注意しましょう。また、寒天を火にかける時は、中火程度の火加減でよく混ぜながら煮込むときれいに溶かすことができます。

③水分を飛ばしきれていない

寒天液を煮詰める時に十分を水分を飛ばしきれていないと、乾燥しにくくなります。水分が飛ばしききれずに水分量が多いままの状態で乾かそうとしても、砂糖の結晶化が進まず失敗する恐れがあります。

寒天液を煮詰める際には、水分が飛んでヘラなどですくい上げると糸を引くくらいドロドロとしている状態まで行うのが理想です。この時、焦がさない程度の火加減で時間をかけて水分を飛ばしてください。また、砂糖の代わりに水あめを使うと焦げやすくなるうえに糸を引かない原因となるため、初心者は水あめを使って琥珀糖を作るのは控えた方がよいでしょう。

④着色料を入れた後の混ぜ方が足りない

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