かまぼこの賞味期限はどれくらい?切れても食べてOK?日持ちする保存方法も解説!

かまぼこの賞味期限の目安を知っていますか?今回は、かまぼこの賞味期限を〈常温・冷蔵・冷凍〉別に比較して紹介します。かまぼこの賞味期限を伸ばす保存方法や、期限切れ・腐った場合の特徴も紹介するので、参考にしてみてくださいね。

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目次

  1. かまぼこの賞味期限は長い?短い?
  2. かまぼこの賞味期限の目安は?
  3. ①冷蔵庫で保存した場合
  4. ②常温保存した場合
  5. ③冷凍保存した場合
  6. かまぼこは賞味期限切れでも食べられる?
  7. 賞味期限の定義
  8. 品質に問題なければ食べられる
  9. かまぼこの賞味期限が切れたらどうなる?腐る?
  10. ①匂い
  11. ②見た目
  12. ③味
  13. かまぼこの賞味期限を伸ばす保存方法は?
  14. ①冷蔵庫で保存する方法
  15. ②冷凍保存する方法
  16. 冷凍かまぼこの解凍方法
  17. かまぼこの賞味期限に注意しよう

商品によっては1週間程度しか日持ちしないかまぼこですが、賞味期限切れのまま放置しておくとどのように変化するのでしょうか?ここからは、賞味期限切れのかまぼこを放置した場合の変化について解説します。

①匂い

賞味期限切れのかまぼこは、放っておくと他の食品と同様に腐ります。完全に腐ったかまぼこには、以下のような特徴が表れます。

・鼻をつく異臭がする
・酸っぱい匂いがする


匂いを嗅いでみて、少しでも上記のような異常がある場合は食べるのを控えて、すぐに処分しましょう。また、開封済みのかまぼこは未開封のものに比べて腐るのが早いため、賞味期限を過ぎていなくても上記のような匂いがする場合があります。賞味期限にかかわらず、匂いに異変を感じた場合は食べずに廃棄したほうが安全です。

②見た目

かまぼこは腐ると、見た目にも変化が起こります。以下のような変化には注意しましょう。

・表面から糸を引く
・粘り気が出てくる
・カビが生える
・包装が膨れ上がる
・色が変わった


腐ったかまぼこは、雑菌などが繁殖するため表面から糸を引いたり、粘り気が出たりといった見た目の変化を起こします。また、カビが生えている場合は、目に見えない部分にもカビが広がっている場合もあります。さらに、雑菌などが繁殖するとガスを発生する場合もあり、未開封にもかかわらず包装が膨れ上がる場合があるのも特徴です。

なお、見た目に変化が表れている場合は、匂いや味も変化しているケースがほとんどです。見た目だけで分からない場合は匂いなども確かめてみると良いでしょう。

③味

かまぼこは匂いや見た目には変化がなくても腐っている場合があります。その際には以下のような味の変化が現れることがあるでしょう。

・酸っぱい
・苦い
・舌がしびれる


腐ったかまぼこを食べた場合には、酸味や苦み・舌のしびれを感じるので、飲み込まずにすぐに吐き出すようにしましょう。腐ったかまぼこには食中毒の原因である菌が増殖していることもあり、飲み込んでしまうと下痢や腹痛・嘔吐などの症状を引き起こす場合があります。

万が一飲み込んでしまった場合はしばらく様子を見て、ひどい症状が現れた場合は病院の受診も検討しましょう。

かまぼこの賞味期限を伸ばす保存方法は?

お正月料理の定番でもあるかまぼこは、結局使い切れずに冷蔵庫の中で腐らせた経験がある方もいるでしょう。ここでは、余りがちなかまぼこの賞味期限を伸ばす保存方法をいくつか紹介します。

①冷蔵庫で保存する方法

かまぼこは水分を多く含んでいて乾燥に弱いので、以下のように保存して日持ちさせましょう。

1.ラップでかまぼこ全体を密閉するように包む
2.ラップで包んだかまぼこをジップロックやタッパーなどの密閉容器に入れる
3.冷蔵庫のチルド室で保存する


冷蔵庫のチルド室は、冷蔵庫を開け閉めしても温度が下がりにくいので、かまぼこの保存場所としておすすめです。 なお、かまぼこには板がついている場合が多いですが、この板には余分な水分を吸収してかまぼこを腐りにくくする働きがあります。板から外してしまうと日持ちが短くなるため、外さずに保存するようにしましょう。

②冷凍保存する方法

かまぼこを冷凍保存する場合は、以下の手順で行います。

1.かまぼこの板を外す
2.薄く切る
3.空気に触れないようにラップで包む
4.ジップロックやタッパーなどの密閉容器に入れる
5.冷凍庫に入れる


かまぼこは冷凍保存したほうが日持ちがするので、しばらく使いそうにない場合はラップでしっかり包んだうえで密閉容器に入れて保存しましょう。なお、冷凍する場合は板から外して薄く切ってから冷凍するのがおすすめです。

水分の多いかまぼこは、冷凍保存すると水分が凍りますが、水分は凍る際に容積が大きくなります。解凍した時には容積が元に戻るため、かまぼこの中には小さな穴が多数空いたような状態になってしまいます。これを「す」が入ると言い、「す」が入るとすかすかしたような食感になるのが特徴です。

「す」が入っても食べられないわけではありませんが、食感が変わるのが嫌な場合は、冷凍する前にかまぼこを薄く切っておくと「す」が入りにくくなります。なお、「す」が入ったかまぼこは、空洞が多い分味が浸透しやすいといったメリットもあります。みそ汁やおでんの具に使用すれば、味が染みて美味しく食べることができるでしょう。

冷凍かまぼこの解凍方法

冷凍かまぼこの品質を下げないように解凍するには、食べる分だを冷凍庫から出して冷蔵庫に移し、時間をかけて少しずつ解凍するのがポイントです。量にもよりますが、一晩程度で解凍することができるでしょう。かまぼこは常温で解凍すると腐りやすくなることから、解凍方法には注意が必要です。

なお、煮物や汁物に使う場合は、凍ったまま鍋に入れても構いません。ほか、急に解凍する必要が出た場合などは、電子レンジの解凍機能を使用して解凍することも出来ますが、電子レンジは解凍のスピードが速く質が低下しやすくなります。冷凍のかまぼこを使用する場合は、できるだけ計画的に解凍しておくことが大切です。

(*かまぼこの冷凍保存について詳しく知りたい方はこちらの記事を読んでみてください。)

かまぼこは冷凍保存できる?日持ち期間は?お弁当向けの解凍方法やリメイクレシピも紹介!

かまぼこの賞味期限に注意しよう

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